VCG 環境考察レポ 1/2
初めましての方は初めまして。そうでない方はおはこんばんにちわ。あさか(@asasart09230422)と申します。
この度、とある日の思い付きにてVCG(Vtuber Card Game)の記事を2本ほど書かせていただくことになりました。
許可をくださった楪帆波様(@Yuzuriha_honami)、柊メツキ様(@Hiiragi_Metsuki)、ありがとうございます。
ここで、簡単ではありますが、筆者の経歴等を語らせていただきます。
・第1回VCG公認大会 予選2位 本選4位
・他TCG経験→ポケモンカードゲーム、デュエルマスターズ、バトルスピリッツ、バディファイト、シャドウバース
・ほなたみ
・おえかき
改めて自分を見返しましたが、大したことないっすね……。
本記事は2本で1個の記事という構成になっており、いずれもVCGの環境について本格的に語っていく内容となっております。
そのため、VCGについて何も知らないよという方はこちらの動画(オリジナルTCG「VCG」テストプレイ動画【楪帆波/柊メツキ】)を見たうえで読んでいただければなと思います。
こういった記事を書くのは初めてなので、つたない文章ではありますが最後まで読んでいただけると幸いです。
最悪、興味のある所だけ読んでくれればいいです。
それではどうぞ。
第1弾環境考察
VCG誕生のパック第1弾。その内容は全32種と若干少なめ。しかし、どのカードにも何かしらの効果がついており、中には「これぶっ壊れだろ!」なんてカードもあったりします。
そんな第1弾のカードのTier表を簡単に作ってみました。
このTier表を念頭において、以下の環境考察を読んでいきましょう。
第1弾環境は、狭いカードプールの中、2つのデッキタイプが登場しました。
1つ目はどのカードゲームでもおなじみの「アグロ」デッキです。
このデッキは、小型Vtuberやスパチャ、「楪帆波」でガンガン攻めて、「APG!」で決着をつけるのが特徴。
こういった特徴から、考えることが少なくカードゲーム初心者でも使いやすいデッキタイプだと思います。
また、内に秘める火力はとても強大なため、一度対処を間違えると気づいたら56されていた、なんて方も多かったのではないでしょうか。
筆者は大のアグロ好きなので、本ゲームでもこのタイプをよく使っていました。
2つ目は「メツキミッドレンジ」です。
このデッキは、序・中盤をスパチャや「柊メツキ」などでしのぎ、終盤で「忍び寄るメツキ」を叩きつけてリーサルを狙うのが特徴。
デッキ構築の関係から、除去カードやリソースを稼ぐカードを無理なく採用できるため、どんな状況でも安定して戦うことができます。
こういった特徴から、アグロデッキに対して強く出ることができるため、Tierはこちらの方が上だと筆者は考えています。
後ほど詳しく解説しますが、第1回の公認大会では「メツキミッドレンジ」が優勝していました。
とまぁ、第1弾環境はこんな感じでした。
第1回公認大会 結果解説
さて、ここでは前回の項目を踏まえたうえで、第1回公認大会の結果を見て、優勝者のデッキレシピを考察していこうと思います。
1位「メツキミッドレンジ」
2位「APGアグロ」
3位「APGアグロ」
4位「テンポデッキ」
(引用:VCG情報局)
1位は「メツキミッドレンジ」だったものの、以降はアグロ系のデッキが入賞していました。
というのも、本大会ではアグロ系のデッキでの出場が大多数を占めており、完全なメツキ単に寄せていた人はほとんどいませんでした。それもこれも「楪帆波」のバカ火力のせいです責任取ってください嘘です何でもありません。
また、この結果になった原因の一つとして「相手の攻撃をどこまで受けきれるか」という懸念があったことがあげられると思います。
30枚という小さい枠の中で、受けデッキがどこまで戦えるか。これを検証するには、もっとたくさんの時間と人が必要でした。
そんな考えから、皆さんは戦いやすく勝ちやすいアグロデッキを握ったのではないでしょうか。
まぁ、一人だけテンポデッキ組んでるバカがいますが……。
とはいえ、今回でメツキ単の強さは知れ渡ったと思うので、次回はメツキミッドレンジの数が増える気がします。(血涙)
さて、優勝者のデッキレシピの考察に戻ります。以下が優勝したデッキレシピです。
本デッキには「女王メツキ」が採用されています。これにより、大量のファンを使って召喚したり、同接ゾーンから使用することで盤面を一掃することができます。また、このカードはスタッツがとても高く、第一弾環境での破壊はほぼ不可能でした。
他にも「謎の光」が採用されています。この配信機材を置くことで、「お願いっ♡」が無くても「楪帆波」の5点や「忍び寄るメツキ」のバーンダメージから身を守ることができます。受けないとは言ってない。大会でも、こういった場面が多々あったのではないでしょうか。
また、ドローカードである「妥当な経費」も入っており、とにかく序盤の動きを重視しているように見られます。
実は、筆者は予選でこの対戦相手の方と戦っており一度勝利しています。しかし、本選では攻め切ることができず、相手の鉄壁の布陣に完敗しました。
受けに寄った、非常に構築力に優れたデッキだと筆者は感じました。
さいごに
以上の環境を遊んでみた筆者の感想は、
1 まだカードプールが少なく、強・弱カードがはっきりとしすぎていた。
ex)同級生メツキ、お願いっ♡、楪帆波、柊メツキ、忍び寄るメツキ
2 有能な低コストカードが多く、リソースの補充や盤面のコントロールが思っていたよりも容易だった。
3 1の影響で、デッキタイプによって使われるカードがある程度予測できてしまい、良くも悪くもシンプルなゲームだった。
の、3つ。
しかし、そんな中でも細かいプレイングや顔の詰め方、除去のタイミングなど、試合中に考えさせられることは多かったです。初弾にしては、とても作りこまれたカードゲームだと思いました。
次回は、第2弾環境について語ります。よければこのまま続きを読んでいただけると嬉しいです。
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