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劇団あサルとピストル【公式note】「せめて明日生きる元気を」通信 Vol.1

明けましておめでとうございます。


本日より、あサルとピストル【公式note】の配信を始めることになりました!

今後お送りする内容は、
公演情報はもちろん、主宰の三浦佑介を始めとした、あサルとピストルの劇団員たちの魅力をあの手この手でお伝えし、読んでいただいたあと、ほんの少し元気になってもらえるような配信にできたらと思っています!

あサルとピストルのあふれ出る魅力を、どうやって読んでくださるみなさんと共有しようかと考えると、正直わくわくが止まりません。

今後の配信を楽しみにしていただければ幸いです!

担当は私、Junchan(じゅんちゃん)です。あサルとピストルの広報などを担当させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします!


さて、この記念すべき、あサルとピストル【公式note】のVol.1号では、

主宰より、あサルとピストルのテーマである「せめて明日生きる元気を」についての寄稿文をお届けします!

これを読んでいただければ、あサルとピストルがどんな思いで作品作りに臨み、どんな思いをみなさんに届けたいのかの一端が見えてくるのではないかと思います!
あサルとピストルをこれまで応援してくださっているみなさまも、これから応援してくださるみなさまも、「せめて明日を生きる元気」を主宰の文からぜひお受け取りくださいませ!
なお、次号の配信は、2025年1月12日(日)を予定しております。




お久しぶりです、主宰の三浦です。

覚えている方は、お久しぶりです、初めましての方は、初めまして、あサルとピストルの主宰・作・演出の三浦と申します。

あたらしく広報制作に入ってくれたJunchanと共にいろいろ書いていくので、どうぞよろしくです。

うちの劇団は、『さよならブルマー A lady in Bloomers』というパッケージ演目で、ブルマーにまつわる15分〜20分の、青春モノ、裁判もの、昼ドラ、と縦横無尽にジャンルを飛び越えた短編集というスタイルでやっています。

「え?ブルマーで芝居?何で?」って思った方もいると思うんです。

最初に言っておきますが、エロではないです。

僕はこのマテリアルそのものが持っている『ある意味のしょうもなさ』と『実用的なスポーツアイテム』と『そもそもの始まりの意味』と『歴史の変遷』に面白さを感じているからなんです。

それを使って、本質的な意味を解体し、再定義し、そして別の存在としてお客さんの心に残していくというイタズラのようなことをやっています。

思えば、僕の作る作品は、縛られてる概念を解体し再定義ということをどんな作品でもやり続けているように思います。

僕自身が、いろんな決めつけで人生が窮屈になった経験が多く、それによって、苦しんでいたからこそ、そこから解放できる視点を模索していました。そこから、世界を広げていくための作品創っていったように思います。

だから、会社、家族、仕事、自分自身、さまざまながんじがらめで動けなくなった方の心が少しでも軽くなったり、人生の見え方が変わったらいいな、という思いで作っているようなところはあります。

『さよならブルマー』の演目は「せめて明日生きる元気を…」をコンセプトに作品を作っています。

いやいや、コンセプトなんだから、もっと前向きでもええんちゃいます?と思う方いるかもですが、この奥ゆかしさが僕は大切だと思うんです。

「観れば絶対元気になれる!」

とか

「涙が止まりません」

とか

僕にはキラキラしすぎていて、言えないんです……。言えた方がいいのかもしれないけど、どうしても恥ずかしくなってしまう。

そもそも、芝居を観て「どんな感情になるか?」なんて、お客さんが決めるもんで、わたしたちから打ち出すモノでもないじゃない?とも思うのです。

そんな奥ゆかしさ含めて、私たちがお届け出来るモノ。と考えていって、せめて、せめても、明日生きる元気をお届けできたらいいなぁ、という、そんなささやくような願いで作ったコンセプトなんです。

これから、メルマガでいろいろなことを語っていきますが。第一回の今日は、『せめて明日生きる元気を…』のコンセプトについてと、なんでブルマー?というところを軽く話しました。


連載していきますので、皆さま、どうぞよろしくお願いします。

三浦でした。


三浦 佑介

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