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あなたは友人のことを知っていますか?~インタビューを経験して~

ここで私が問いたいのは、友人や大切な人の「情報ではなく、本質的な部分」です。

話がつきない友人、共通点が多く感性が近いと感じる相手に対して「気が合う」、「好き」と口にすることはよくあります。

しかし、その友人が特定の話題にどんな価値観を持ち、過去にどんな選択をし、どんな思いで今を生きているのかまで知っているでしょうか?

好きな食べ物や趣味、仕事の内容といった表面的な情報ではなく、何を大切にしているのか、どんなことに心を動かされるのか、その人が重ねてきた人生や、その奥に秘められた「本質」を知ることの大切さを、強く実感する出来事がありました。

インタビューを行う経験をして、備忘録をかねて感じたことを残していきます。

【インタビューをすることになった背景】
現在私は、「書く+α」のスキルが身につく『Marble(マーブル)スクール』に所属しています。

3ヶ月半続いた講座が間もなく終業し、卒業制作を「インタビュー、編集・メディア運営、広報」から選択し、取り組みます。

私は、インタビューを選択しました。理由は、インタビューをしたい人がいる!という安直な考えです。

【インタビュー対象者選定の背景】
京都府の東山五条でハーブティーとシーシャカフェを経営する友人です。

以前、Xのスペースで「スモールビジネス」について対談していたのをたまたま聞いていました。

そこで、友人の経歴、過去に苦労していた話、カフェの経営に至るまでの話、価値観などを初めて聞きました。

「あれ?友人だと思ってたけど、彼のこと何も知らんやん!!」
「知っていたのは表面上の情報だったんや」

と少しショックを受けました。そこで、友人のことをもっと知りたいという気持ちが芽生えました。

【インタビューするまでの流れ】
企画内容を記載した取材依頼書を作成して、友人にインタビューする背景を説明して快諾してもらえたので、インタビュー日程を設定。

インタビュー実施数日前に、詳細な質問事項を作成し提出。

インタビュー直前まで友人のSNSでの発信内容をチェックし、少しでも情報を頭に入れて臨む。

【インタビューを終えて】
・友人の名前を普段と違う〇〇さんと呼ぶのが違和感でしかない!
・緊張して何を聞きたいのか分からない!
・事前のシュミュレーションと違う!
・インタビューがテーマから脱線して、どう軌道修正したらいいか分からない!
・インタビュー時間が気になる!

いろんなことを考えてしまい、インタビューに集中することができなく友人に申し訳なくなってしまった。

インタビュー後にお礼と謝罪を友人にメッセージを送ったが、「楽しかったです!いい記事にしてくださいね!」と言われ感謝がとまらなかった。

【インタビューを終えて得たもの、伝えたいこと】
テーマを事前準備することで日常では話さないような価値観、過去の選択、何を思ってカフェを経営しているのか、本質的な部分を知れて友人のことがより好きになりました。

インタビューを通じて、表面的な趣味や価値観の情報だけでなく、人生経験や心の奥底にある本質的な部分を理解することで、もう一歩踏み込んだ関係性を築くきっかけになると感じました。

友人や大切な人と日常の会話や共通の話題で盛り上がるのもよいですが、たまにはテーマを設定し、じっくりと話を聞くことで「なぜ好きなのか」、「なぜ気が合うのか」と感じる理由が言語化できるかもしれません。

私の今後の目標は、頑張っている友人たちを中心に、インタビューを通じて関係性を深め、記事として表現してみようと思います。

そして、インタビューライターのスキルを磨いていきたいと思います!!

インタビュー記事は12月下旬に公開予定なので見てくださいね!

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