音声 SNS「Clubhouse」について、３日ほどやってみての所感

先に言うときますが…
※招待枠は無いです！持ってません！クレクレすんなよ！絶対すんなよ！！💢

1月28日のこと、奇跡的な偶然が重なり、今年に入って俄かに騒がれ始めている「Clubhouse」に入れて頂いた。実際使ってみて思うのは、大まかに言うとZoomの音声のみ版＆ラジオ放送的な要素有り的ソーシャルネットワークかな、という印象。画像や動画などiPhoneの容量リソース食いまくる要素が無く音声とアプリの動作くらいしかパケット使わないからか、アプリの動作自体は軽くバックグラウンド再生出来る。あとユーザーが若者が多い。だからなのかも知れないが、まだ今は閉鎖的。私みたいなアラフィフは少ないほうかな、なので、自分の仲良し同士でつるむことが多い若い人ばかりだからというのもあるせいからか人脈で広がる幅が狭い。だから話の内容が何となく青くさいのかｗ
現在は Clubhouseに登録出来るのは Clubhouseユーザーからの招待を受けたiPhoneユーザーのみ。しかも、招待する側と招待される側が互いに自分のスマホの電話帳に電話番号が登録されてるということが条件。それに当てはまらない人は出来ないし、Androidユーザーは煽りを食らっているが、 ClubhouseがAndroidアプリ開発出来るエンジニアを現在募集中なので、Android版もそのうちリリースされるかと思う。
その招待枠のことだが、２枠は少な過ぎる、さすがに…まあ良いように見るならばヘンな奴があまり増えないように〜ということなんだろうな…という視点で見れば評価するが、でも今のメンツ見てると、私自身も含め業務内容的に「不要不急」の枠に入る業界の若者（未婚・既婚問わず）が過半数という印象。とにかく、流行に飛び付きやすくてある意味閉鎖的な状態で招待し合ってるだろう著名人や芸能人の数が多い。特に意識高い系お笑い芸人や流行にはいち早く乗りたいアイドル。まあ著名人同士の話をタダで聴けるってことくらいしか今のメリットは無いかな、という印象。実のある話を出来るか＆聴けるかは、自分がフォローしている人達の手にかかっているなという気がする。人が増えればそれだけチャンネルが増えるということだからだ。

現在iPhoneユーザーのみでAndroidユーザーは今後開放する（現在Android系エンジニアを募集してるらしい）のでそしたらもっと一気に広がると思う。Androidユーザーはビジネスマンに多い印象。あと日本語版が出来たらさらに一気に行くと思う。但しそれは、かつてのmixiみたいに飽きられ廃れていく可能性、そして、Facebookみたいに中高年の人間ばかりのレッドオーシャンになる可能性、それらはそれなりに高い。
ただ、もしかしたらの話、音だけの繋がりというのは繋がりがより緊密に深掘りされ細分化コア化へとレアな価値観を求めて加速されていくという図らずも意外に良い方向へ行く可能性も同時にあると思う。そういった意味では、既存SNSとは差別化しやすいと思うし、ソーシャルという点から既存から少し外れた感じもしないでもない。いずれにせよ、やんわりとゆるく繋がっておくけど話し合いをするとなると途端に凝縮した濃密さのある「わかる人にしかわからない」的な部分、そして、「とりあえず話をするけど、終わったらすぐに散会する」みたいな、やたら「絆」に縛られないイメージとも言うべきか。
ちなみに、録音禁止、iPhoneにある機能であるスクリーン録画は禁止されている。一度「警告」画面がバーンと出るらしい。それでもやってたらアカウント停止（アカBAN）、あと、招待の権利の売買が発覚したらBAN、ネットの他の場所で内容を書いたら辿り着かれてBAN、トーク内で誹謗中傷や勧誘行為などネガティブなことをしたらBAN、…概ね、意外にもしっかりしている。

SNSというのは、大体は内輪ウケの要素が高く友達の数が多い程その内輪ウケの範囲は広がるけれども、Clubhouseのような音声のみのSNSは内輪ウケが更に加速して細分化した情報の取捨選択が更に進むと思う。その分、情報の海に呑み込まれてしまい、却って何を選べば良いのかわからなくなったりすることも増えてしまう。ラジオ放送を聴く感覚で聴けるので、何か他ごとをやっていると頭に入らなくなる時もあるので、目まぐるしい雑多な情報の波に晒されてもそう溺れることはないが反面何も記憶に残らないということも。話を聞く・聞かないの選別は個人自身に委ねられてるものだからだ。
なので入りたいのに入れないと焦る必要は無い気がする。

あと、私は招待２枠を紹介してくれた人にあげたのでもう無いｗ
招待枠２つの内訳は、私をClubhouseに招待してくれた人の為に使い、そしてもう一つの枠は10年前にFacebookに誘ってくれた人を招待、その2人で終了。
よく「選ばれる・選ばれないがわかってガッカリする」とかいうこともあるけれど、それは個人の中の優先順位によるものなのだから、そこまで真剣に考える程ではないと思う。
1月25日？までは、アプリに電話帳を同期することで、互いの電話帳に電話番号がある人でも招待出来たらしいがその仕組みは現在停止中になったので、今はこちらでフォロワー増やして頑張るほかないのよ。
急激なユーザー数の伸びにサーバーが間に合わない場合が発生するので原則としてユーザー登録を招待制としてるのかも知れない。でも全体公開になる日もそう遠くないと思う。Android版がリリースされる時が鍵だと思う。

参考文献

“音声版Twitter”のClubhouse、記者が体験　ディープな話や本音が聞けた(ITmedia NEWS)
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdcebbce7664ab311c126b7b670e05c90b13fa8b

Clubhouseの使い方完全ガイド 次世代音声SNSと話題の完全招待制 iOSアプリの始め方を徹底解説（随時更新）
https://noripon.blog/2021/01/26/next-generation-voice-sns-clubhouse/

他は情報が遅い気が…