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歌が導くだろう

2024年7月7日。七夕。
人生初のTHE BACK HORNのライブに行った。
実は2年前に友人のシゲを誘って行く予定だったのだけど
直前にコロナに罹ってしまって行けなくなってしまって
そのリベンジだった。

その時のやりとり

この時はとても凹んだのを覚えてる。

そのちょっと前に、コロナについて結構偉そうな事をnoteに書いて、
そんな後で週末の営業をしてがっつり人と会った後にコロナに罹ってしまって完全に自分にこのnoteが自分に返ってきてしまった。

直近で会った人には色々連絡して、何人かはコロナだった、と連絡ももらって、でも誰かからとかわかんないしね、お互いお大事にしようね。
なんて優しいやりとりをもらえて、人の優しさに染みたのも覚えてる。

コロナに罹ったと連絡したら大量の買い出しをしてくれた彼氏や友達
そして手料理をタッパにつめて持ってきてくれた最愛の人 林レイナさん
にもとても感謝した事ももちろん覚えている。

そして、THE BACK HORNのライブに一緒に行く予定だったシゲに
こちらから誘ったのに行けなくなった事をお詫びした。急遽だったけどチケットを無駄にしたく無かったから色んな人に連絡して、僕が経営しているとらんぽりんのスタッフでもある はじこ が行ってくれる事になって、完全に初対面だった2人が、ライブ良かったねと帰りにお酒を飲んで帰ったと連絡が来て2人コミュ力高いなぁと部屋で友達に勧められた「ストレンジャー・シングス 未知の世界」を一気見しつつ咳き込みながら安心したのも覚えてる。

後日セットリストを見たら、自分がTHE BACK HORNを好きになったきっかけの歌「空、星、海の夜」の名前があって、えーーー聴きたかったーとまた凹んだのも覚えてる。

そして、2年して、一緒に行く予定だったシゲに連絡して、リベンジしたい!と行ってきた。対バンは「時速36km」と前から気になってたバンドだったのも相まって行ってみようと思った。
数日前まで、絶対今咳とか熱でるなよ、と当時の事がトラウマになってるんだろうなというのにも気づいた。
当日起きて咳も熱もなくて本当にホッとした。
都知事選の選挙に行って、やってるポッドキャスト番組の収録をして、
そして渋谷に向かった。

会場の渋谷クラブクアトロはデカめの柱があって、それを避けるのが結構至難だったりして、整理番号がかなり最後の方だったので、ぱんぱんの会場で、あーこれは厳しいかなと思ったけど僕よりクアトロ慣れしているシゲがいい場所を案内してくれた。持つべき者はライブ慣れしている友達なのかもしれない。勿論それだけじゃない。

出順は時速36kmの方が先でTHE BACK HORNよりだいぶ後輩で
THE BACK HORNに認めてもらえて対バンできた事の喜びをMCで言っていてほっこりした。中学生で聴いてたバンドと対バンする、ってたしかに凄い事だ。そんな喜びを言ったMCの後に歌った「素晴らしい日々」がとてもとても良かった。

そして、THE BACK HORNのステージ、25周年を超えた貫禄、圧巻のステージだった。自分が学生時代聴いていた頃は可愛らしい顔で黄色い歓声があがってたであろうボーカルの山田将司さんはすっかり渋くなって、ベテラン俳優のような出立ちで、本当に勝手に、お互い老けましたねぇなんて思って見ていた。

そしてまさかの「空、星、海の夜」を歌ってくれた。
びっくりした。もしかしたらレアな事ではないのかもしれないけども、
2001年、23年前の歌を歌ってくれるのが本当にありがたかった。

この歌の最後が「歌が導くだろう」で終わる事で19歳だった自分にとても刺さったのを、やっぱり覚えていた。でも何で刺さったのかは覚えていないかもしれない。それでも、やっぱり、とても好きな歌だった。

ライブを見終えて、シゲと良かったねとお酒が飲めて、2年越しのリベンジができて、嬉しかった。ありがとうね。


2024年7月12日。

久々にLINDBERGのライブへ。

実は1番最初に好きになったバンドは 良く言ってる みみずくず では無く
LINDBERGだった。初めてライブに行ったのも2000年のLINDBERG。
赤坂BLITZだった。
それから2年後LINDBERGは解散。
そして再結成。

ハマってからそこまでライブに行けなかった身としてはライブをやってくれる内は行きたいなと思って最近も行っている。
LINDBERGは歌詞がとにかくストレートで、一時期はちょっと恥ずかしいなと思った時期もあったけど、一周まわって今はわかりやすく響いたりもしている。代表曲に「GAMBAらなくっちゃね」という歌があるけど、頑張れ、頑張ろう、じゃなくて、頑張らなくっちゃね。っていう所がちょうどいいんだろうなという事に気付いたりもした。

あと、皆仲良さそうなんだよなぁ。見ててほっこりする。
というのもステージのわちゃわちゃを見ながら18歳の自分はちょっと羨ましいなんて思って見てた事もやんわり覚えてた。

結局僕の人生には歌がつきものだったのだろうか。
だとしたら、
歌が導くだろうというのが響いたのもちょっとわかった、かも。
強引か。

最後にLINDBERGの好きな応援ソングで終わらせます。
明るいテンションじゃないこういう歌が多いのも好きな要素なんだと思う。

書き終わった後に、noteの最初の方にLINDBERGの事を書いてるのに気づいた。そういう事は覚えてなかったか。


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