え??校庭をタイル敷きに??
2019年8月、トロク小学校とタットム小学校を訪れた時「国から支給された予算をつかって校庭を全部タイル敷きにする」という計画を聞きました。
先生達は「綺麗になるから」ととても嬉しそうなのですが、私達はびっくり!!耳を疑いました。
カンボジアでは体育の授業がまだ行われていないから判らないかもしれないが「雨で濡れたら滑り、子どもが転んで頭でも打ったら大怪我!!将来必ず問題になって後悔する」と、団体設立時から10年以上にわたって2つの学校を見守ってきている私たちとしては猛反対!!!!
それを聞いた校長先生は「そんなことを考えた事がなかった…」と。
ASAPから支援校に渡す「学校運営助成金」は支援者の皆さまから託された大切なお金です。子どもたちにとって本当に必要なことに使ってもらわなければいけません。各支援校の校長先生には出納帳(写真)を付けてもらい「年 2 回の視察訪問」で用途を確認しています。
※当会発行「カンボジア通信Vol.24」(2019.10発行)より一部編集のうえ転載
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