ポーリン中学校の校舎が完成!!
2019年12月、ポーリン中学校の校舎が完成しました。
小学校を卒業しても、中学校が遠すぎてやめてしまう子どもが多く、いまある小学校の一部屋を借りて昨年から授業を始めた。しかし、新学期に生徒が増えると教室が足りず、これ以上受け入れできない。
昨年夏の視察で初めてこの中学校を訪問したとき、先生たちから悲鳴とともに校舎建設を望んでいる声を聞きました。
学校が遠い・・・
教室がない・・・
そのような理由で学ぶことを諦めさせたくない。
そう考えて校舎の寄贈を決めた学校です。無事に新学期にも間に合い、新しい教室で授業が始まりました。積み立てしていた予算では物価上昇のために必要最低限の 3 教室になりましたが、カンボジアの子ども達に小学校卒業後も進学して勉強を続ける道を開けたことはとても嬉しいです。建築費は約 450 万円。皆様からのご支援をしっかり形にして届けることが出来ました。本当にありがとうございました。
しかし、ASAPは建ててからが支援活動の本領を発揮します。これから建物(ハード)と学ぶ環境(ソフト)の両面からしっかりと子どもたちのために運営されているかを、現地訪問を重ね、見届けてまいります。
当団体会報「カンボジア通信vol.25」より
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