企業研修旅行with馬のススメ
「馬」を使った研修旅行が楽しくて組織力もあがります。
企業の研修旅行や経営者研修で、「リードや餌を使わずに馬を目的地まで動かす」「お手入れと乗馬をしてみる」というワークを15年やってきているのですが、テーマは安心な場所づくり。
人を動かす時に、大きく2種類の方法があります。
1.恐怖や不安、脅しの力を使う
2.安心できる場をつくり、こうなったらいいよね、という相手にとっても良い将来像を見せる
で、結構1を使ってる人や会社、広告多いですよね。
会社をダメにする経営者の3つの特徴、という広告とか、
あなたに万が一があったら娘さんどうなりますか?という保険の営業、〇〇がこうなったらこんな悪いことが起きますよという脅すコミュニケーションなどなど。
こう言うコミュニケーションは、一時的に絶大な効果を出すかもしれませんが、あまり世の中の仕組みをわかっていないやり方なのでそう言う人や組織が集まるようになります。
なので長続きしないし、不安をあおるやり方なのでクリエイティビティも発揮されない。
目的と手段が逆になっているので、周りには不幸自慢や人を下げて自分を保つコミュニケーションをとる人が増えます。結果、今までの枠を超えられない。
逆に2のやり方は、時間はかかりますが、本質を見抜ける人や、クリエイティブな人、不安を煽るやり方に疑問を持った人が集まるので、飛躍的に発展したり改革が進んだりします。
これを短時間で体験でき、気づきや行動変容に繋げられるのが、「馬を動かす」研修なのです。
写真1枚目→餌がある時は餌に集まる馬たち
写真2枚目→餌がなくなると、安心安全な、柵の中のさらに柵の中に集まっていく馬たち
写真3と写真4→自分が安心安全な存在となり、理想的なビジョンを見せたあとは、こうなります。(自ら動いてくれる)
可愛いくて愛おしい❤️
1のコミュニケーションが軽度〜重度まで習慣化してしまっている組織や人の気づきになり、単純にみんなで楽しむことで、主催者側がコントロールすることがなくても自然に雰囲気が良くなる。
2のコミュニケーションが習慣化されている組織や人は、これで良かったんだ!と自信がつきます。
2のコミュニケーションの中に強烈な1が入ってくると一気にコミュニティ自体がおかしくなるので、クリエイティブで飛躍している組織や人にも、馬とのコミュニケーションによって自信もってもらいたい。
あとは、シェアオフィスや牧場で、安心できるコミュニティを目指しているのも、思いつきではなくかなり戦略的に設計しています。
本当にクリエイティブな組織や人が集まっていて、gift精神の循環も起こっているので、やっぱり1か2かは大事だと思います。
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