材㈱新人教育まとめ
中小企業で使える支援策まとめ
戦略マップの活用(ストラテジーマップ)
経営に必要な多様な目線を分かりやすくまとめることができる。経営幹部には必要な考え方だが、社長の直感や感性でやっていることが多く後継者や新人に伝えにくい実情がある。戦略マップがあると会社の社風~具体的な戦略、他社との差別ポイントなどを伝えやすくなり、社長の普段の発言や行動も変えるくらいの威力がある。
1に材自体の戦略マップの理解、第2に他社経営者へのヒアリングによる他社理解、さらには提案、ブランド化のベースにも使える。戦略マップを元に、売上より純利、リピート率が重要という事の理解。従業員満足度のほうが顧客満足度より重要度が増すことの理解。お客様は大切だが社員はもっと大事。
ポジショニングマトリクスの事例説明
ポジショニングマトリクスは、数あるマーケティング施策の中で大きな方向性を決めることができるツール。縦軸と横軸の設定~差別化を図るうえで有益。KGIとKPIの設定および具体的な行動までの設計
課題(現状分析)と理想(社長も社員も共通してかなえたい、理想の未来)があると、行動案が出てくる。
課題だけでも理想だけでもダメで、課題と理想、行動が必要。
目的(ゴール)があって目標(純利や顧客数、売上、リピート率など)ががないとよく言う手段の目的化が起こるのでモチベーションに繋がりにくい(内発的モチベーションは自分が社会の役に立っているという目的意識から来るので)
なので、KGI、KPIがあって課題と理想があり、現状を理想に変える行動が必要。戦略マップ作成時、迷ったらこちらを作成し、行ったり来たりしながらまとめるとよい。
(戦略マップで言う「最重要課題」が課題と理想に共通し、整理しやすくなる)採用活動とマーケティングにおけるAIDMAとかAISASについての理解
会計や財務については
「数字は見るな」という本がお勧め。経営で何が大切か、財務目線で話ができるヒントになるし難しくない。決算書をこの本で言う「図形」にはめていくだけで、その会社の財務状況が一目でわかる。
もちろん、債務超過でも今後必要な会社はあるし成長性があれば今どうかはたいして問題ではない。財務とマーケティングは両方分かればベストだが、財務については管理するより伸ばす会社はこの本にある内容理解で十分。経営者はマーケティングとマネジメントに集中すべし
マネジメント
マーケティングができても、チームが解散してばかり(離職率が高い)会社は伸びない(あえて出口管理として起業や卒業を戦略にしている会社はそれでよいが、例外)
マネジメントとしては材は飛鳥時代の宮大工の「人の心を組むマネジメント」を推奨、推進する。
リーダー、役員、マネージャはメンバーがモチベーション上がるかかわりを目指し、注意することがあっても良いが割合を2:8とか1:9とか、問題児でも5:5とかにする。
そして、大事なのがフォロワーシップ。リーダーが思いやりを持ちメンバーのモチベーションが上がるかかわりをするのが前提だが、実際一番責任や不安を抱えるのはリーダーやマネージャなので、新入社員であっても先輩や同僚に思いやりをもつベースが重要。
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