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男子はいくつになってもスパソが好き説(Part1)

要約:fripSideありがとう

(この記事は約3分で読めますが、オチとかは無いです)
書いてるうちにいつか続きを書きたくなったのでPart1というタイトルにしたけど、2の予定はしばらくないです。
自己紹介的な昔話です。

子供の頃から家にはエレクトーンがあった。

EL−87(たしか)があって、シンセのパッドやベルの音色がすごく綺麗だった。
(コズミックなんちゃら?みたいな名前)

あとあと知ったことだがELシリーズのシンセサウンドはFM音源が内部に搭載されているので、DX7と同じ仕組みで動いていたらしい。
(細かいパラメータの調整はできないが)

その後我が家にはELS−01C(STAGEA)が来た。
子供ながらにも革命的な楽器だった。
フルカラーのタッチパネル搭載や、ネット接続で直接データの購入ができた。

でもそれ以上に音色がとにかく生々しかった。
生々しいとは言うものの当時の自分は生バンドを聴くこともほとんどなかったので、
それっぽいドラムの音や、それっぽいベースギターの音が嬉しかった。

あえてベースギターと呼ぶのは、当時の自分はベースギターが低音を担当する楽器ということしか知らず、アイコンの絵でしかベースを知らなかったからだ。

とは言えど実際の楽器がどんな見た目のものかなんて気にしていなくて、
かっこいい音がする音色(フィンガーベース3とか)みたいな感じで捉えていた。

まぁとにかくそんなにいろんな音が鳴らせるSTAGEAなら
できるんじゃないかと思った曲があった。

MICKEY MOUSE MARCH (EUROBEAT VERSION FULL Version) · DOMINO


昔の話なので少し時系列の記憶があいまいだが、
この曲をはじめて聴いたときはまだSTAGEAは発売されていなかったはず。
EL−87にこういうサウンド(当時は名も知らぬSuperSaw)は入っていなかったので、そういうもんだろうと納得するほかなかった。

STAGEAに入っているかと期待して探したが、どこにもなかった。
直感的にシンセブラスが一番近そうな気はしていたが見当たらず、
その他のポップリードなどを探しても遠ざかるばかりだった。

STAGEAにはこの世の全ての楽器の音が入っていると思っていたから
STAGEAでもこういう曲が弾けないことがショックだった。

もちろん今となっては音の作り方も知っているのでエレクトーンだろうがなんだろうがノコギリ派さえあれば作れるのだが。
当時はモノとポリの違いもリードトラックで音を選ぶかどうかの違いぐらいの認識しかないのでしょうがない。

当時個人的に流行っていた音楽はトランスだった。
エレクトーンで再現できないこともあり、憧れも強かった。

また当時は着うたなんて無かったり、出てきたあとでも買ってもらうほど関心もなかった。
それよりも着メロの和音数がどんどん進化していくことに興奮していた。
最初は16和音でさえ感動していたが、64和音になり128和音になり、、。

その頃からトランス音楽の着メロがネットに溢れ出した。
エレクトーンで演奏できない音楽が無料の個人サイトでダウンロードできた。
おそらく今ならアウトなのだろうが、当時はそもそもトランスがどんな音楽なのかもわからないし、作曲者が着メロ作成者なのか別に原曲があるかの判断もつかなかった。

ただ高音質の着メロが無料でたくさんダウンロードできる個人サイトがあることで、原曲を知らないトランスミュージックをぞんぶんに楽しめた。
なによりも、着メロの設定画面(選曲画面)で再生することで自動で綺麗にループするので一日中聴いていられたのだ。
これがデカかった。

思いっきり話は逸れるが、中学生の頃はPSPで音楽を聴いていた。
mp3プレイヤーとしての機能もたくさん活用していたが、
ある時期からはねとらじを聴くことにも使い始めた。

これまたグレーな話にはなってしまうが、当時は垂れ流しラジオというものが流行って(?)いた。
もちろん誰がやっているかは知らないし、どういう仕組みかもわからない。
ただアニメゲームの垂れ流し放送や、洋楽などの垂れ流しなど、それを聴いていなければ確実に今の自分はないだろうというほど、さまざまな放送局?があった。

この話すると無限に逸れるので、やっぱり無し。
今度、今まで使ってきた音楽プレイヤーとかTSUTAYAの話とかをまとめてしよう。

話は戻る。

じゃあそんなトランスやユーロビートで使われている音色がSuperSaw(以下スパソ)という音色だということがわかったのはいつかというと、
『とある科学の超電磁砲』というアニメのテーマ曲をfripSideというアーティストが担当していたときだった。

もちろんユーロビートのスパソとトランスのスパソは違うけども、それでも大まかな括りで同じような音色のもとに辿り着けたのは大きかった。

早速YouTubeでライブ映像などを探して使ってる楽器を調べた。
そこからVIRUSを知って、音の名前を知って、Rolandに辿り着いて。
この辺りの話は詳細を話す必要は多分なくて、興味持った人は同じことをすれば、同じように答えにたどり着くんだよねきっと。

で、ここまで書いてて気づいたことがいくつかあって、
本当はもっと早く気づくことができたんじゃないか?ということ。

ただその時はエレクトーンを弾いていたけどシンセサイザーというものは認知していなくて、シンセっていうのも音色の名前としか考えていなかったんだよね。
小室氏や浅倉氏をもっと早く知っていれば、高校時代にドラムをやらずにシンセをやっていたかもしれない。

エレクトーンって一人で完結しちゃう楽器だから。
その中で疑問を持たずにいると、ずっと違和感に気づけない気がする。
この音色の楽器はどんな形なんだろう?という興味がわかなかったので、
そういうもんだと納得して中3までエレクトーンを弾いていた。

でもシンセサイザーという楽器を知った今、
エレクトーンしか触ったことのない人には作れない
スパソという音をエレクトーンで作れるというのは
大きなアドバンテージになるかもしれないね。

最新世代のSTAGEAのプリセットサウンド知らんけど!
まぁMONTAGEに入ってるんだからあってもおかしくないっすよね。。

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