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夫婦円満とはどんな関係でしょう。


「夫婦円満」と一言で言いますが、実際には人それぞれ円満の価値観が違いますね。

円満とはどんな関係だと思うかお尋ねし、実際にお答えいただいたたくさんの回答から、夫婦円満とはこんな関係をいうのではないかという3つをピックアップしてみました。

「うちはいっしょにいる時間が短いし円満とはほど遠い」と思っている方、一緒にいる時間が夫婦円満には必要かというとそうでもないようです。

 ラブラブな関係よりも、距離感が大事

いつも一緒にいて、いつも相手の体に触れ、話が尽きない夫婦は、新婚時代でしたらまだしも、月日の流れと共に少なくなっていくものです。

付き合って間もない時期や新婚時代は、相手が何をしているのか知りたくなるし、興味もありました。

でも何年経ってもどこに出かけるのか、誰と電話をしているのか、昼間連絡が取れなかったけれど何をしていたのか、逐一報告しなければならないとなるとどうでしょうか。自分は監視され、束縛されていると負担になるものです。

夫婦として過ごす年月が多くなれば相手への信頼が増し、密な連絡は必要がなくなっていきます。

年月を重ねると新婚時代のようなラブラブ感よりも、一定の距離感があるほうが心地よい関係になるものです。

いつも一緒にいることが夫婦円満ではありません。お互いを信頼し適度な距離感を持つことで、相手の良さを見つけることができます。

 思ったことを口に出せる関係

夫婦として大切なものは会話です。

その会話でも、夫婦対等に話し合えることこそが円満だというご意見をいただきました。

確かにそうですよね。会話をする時に、相手の機嫌を損ねないように言うべきことを言えずに、言葉を選ぶことばかりしていたら本当の自分の気持ちは伝えられません。* 太字相手の機嫌を気にせずに、思ったことを素直に話すことができることが重要なのです。

「うちはいつも話をすると喧嘩になるから夫婦円満ではない」そう思う方もいると思いますが、言いたいことを対等に言うことができ喧嘩ができる事は良い関係といえます。

自分の好きなことを話すことなんて当たり前に感じるかもしれませんが、それができない夫婦もいます。言いたい事を言えずに、相手の話を一方的に聞かされ、ちょっとでも意見しようものなら暴言を言われる。そんな関係の夫婦もいるのです。

円満な夫婦は会話の中で意見の食い違いや、許せないことがあったとしても、そこで一方的に文句を言われるのを耐えるのではなく、喧嘩や話し合いができる関係です


 顔を見て感謝を伝えているかどうか

「おはよう」「ありがとう」「いってらっしゃい」「ただいま」「おかえりなさい」「おつかれさま」何気ない言葉をきちんと相手の顔を見て言っていますか。

いつも挨拶はしているという方も、相手の顔を見て言っていないようです。

家事をしながら、テレビを見ながら、子供と遊びながら、ただの習慣で挨拶をしているので、顔を見る事はしていません。しかし、相手の顔を見て会話をすること、これがとても重要なのです。

嫌いな相手の顔は見たくないものです。いつも顔を見ないでいると心の距離も離れ、会話もなくなっていきます。顔を見て話す事で、夫婦の温度が保たれます。顔を見ないでいるだけで夫婦の暖かさがどんどん冷めていってしまいます。

顔を見て挨拶をすることで、言葉がより心に届きます

夫婦円満かどうかわからない方も、目を見て話をし、感謝の言葉、悪いと思ったら素直に謝る言葉、相手をねぎらう言葉が自然とできているのでしたら円満夫婦といえます。


◆ まとめ

うちはラブラブじゃないから夫婦円満じゃない、そう思っている方も今回の3つのポイントを読むことで「うちって円満なのかも」と思えたでしょうか。

人前でとても仲の良い夫婦を演じながらも、人がいない場所では一切話をしない夫婦もいます。それが仮面夫婦です。

たくさんの仮面夫婦のご相談も受けておりますが、側から見たら本当に仲良しで羨ましいと思えるご夫婦です。でも実際は家に帰ると無言の夫婦に変わります。

夫婦喧嘩をして、そしてまた笑って仲直りをして、喧嘩を繰り返し、大笑いしたりできる関係であれば十分円満だと言えます。

より円満夫婦になりたいと思っている方は、感謝の言葉をどんどん口に出しましょう。言葉は口に出さないと伝わりません。

もちろん相手の顔を見る時には、笑顔を忘れないでください。

あなたの笑顔と、顔を見て話す思いやりの言葉が夫婦円満につながります。


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