好きなことを仕事にして私が失敗した理由とその教訓
こんにちは、
魂の女性成長支援・浅野塾の浅野ヨシオです。
昨日に続き、好きなことを仕事にすることについてもう少し突っ込んだお話をします。
実は私、好きなことを仕事にして失敗した経験があります。
学生時代、バイクが好きでバイク便のアルバイトをしたことがありました。
書類や小さな荷物をオートバイを使って運ぶお仕事なので、趣味と実益を兼ねた素晴らしい仕事だと思ってやってみたんですよ。
確かにあちらこちら行ったことのないところに行けるし、有名芸能人の家に配達することもあり、おもしろいところもありました。
ただ、雨がバンバン降っている日でも、どんなに寒い日でも休めません。
また、お仕事も数珠つなぎにもらえるわけではなく、「待機」と呼ばれるお仕事を待たなければならないときもあります。
しかもベテランを優先して仕事を振られるので、新人の私にはなかなか仕事がまわってこない。
ひどいときは2時間くらい公園で待機しているときもありました。(しかも雨の日)
歩合制だったので荷物を運ばなければお金にならないんです。
ガソリン代もライダー負担で、おまけに屋外なのでコーヒー飲んだりお菓子食べたりするじゃないですか。
時給が高い割にお金が残らないので、数ヶ月で辞めてしまいました。
[教訓1:調査は入念に]
1つ目の教訓は、事前にもっと調べておけばよかったということです。
仕事が少なかったのは、私が選んだバイク便の会社にはそもそも仕事が集まっていなかったんですよね。
たくさん仕事が集まっている会社は走っている運送ライダーの数を見ればすぐにわかります。当時はまったくそんなことを考慮しないで選んでしまいました。
防寒対策や雨具もきちんとしたものを使っていれば不快感・疲労感も全く違ったでしょうね。
ガソリン代が自腹であることも、事前に調査しておけばわかったことです。
明らかに調査不足でした。
[教訓2:収益化の戦略ミス]
2つ目の教訓は、収益化の戦略ミスです。
仕事が集まる曜日と超ヒマな曜日がわりかし決まっていました。
今考えると、仕事が集まる曜日だけシフトに入れてもらい、後はそれまでやっていたアルバイトを続けていればかなり効率的に稼げたと思います。
また、バイク便会社は複数あるので、うまく掛け持ちして効率的に仕事をもらう方法もあったと思います。
大学生の頃の私にはまったくそんなことを考えられなかった・・・。
[教訓3:スキル不足ではお金にならない]
好きなことを仕事にしても、スキルが不足していれば仕事は集まりません。
バイク便のベテランさんは、仕事を受注するとその場で地図を眺めて地図なんて見ないで走り出すんですよね。
抜け道もよく知っていて、そんな短時間でどうしてそこまで行けるのっていうくらい運ぶのが早かったですね。
そりゃ仕事を振る方だって、彼らに仕事をまわしますよね。ベテランになると歩合率も高くなるので、かなりの高給になります。
どんな仕事であろうとも、スキルを磨かなければ稼げないと学びました。
[教訓4:好きなことや情熱だけでは成功しない]
まとめっぽくなりますけど、好きなことや情熱だけで成功するわけではないということを学びました。
事前にきちんと調査・準備を重ね、収益の戦略を練って実践する。
問題のあるところは改善し続け、スキルアップしながら経験を重ねる。
このような収入を高めていくための原理原則は、好きなことを仕事にするときも必要になるということですね。
振り返ってみると、当時の私はもっと気楽に稼げるようになるんじゃないかという思いでバイク便の仕事を選んでいたんですよね。
それだけにその仕事を突き詰める気にならなかった。
失敗した原因は、好きなことを仕事にしたからではなく、安易なマインドセットでその道を選んでしまったことにあったんですよね。
たった数ヶ月でしたが、振り返ってみるといい思い出です。
それでも「好き」とか「やりたい」という気持ちは仕事を選ぶときには大切な要素だと思います。
バイク便の思い出もまったく悪い印象はなく、懐かしいな今ならもっとうまくできるなとちょっとリベンジしてもいいかなくらい思います(やらないけど)
さて今日はこんな記事を書きましたのでシェアします。
私は興味のない仕事を長年続けた経験もあるからこそ、お届けしたいことを書いてます。
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◆好きなことを仕事にするのは難しい?興味ない職業よりいい選択!失敗しないための実践的アドバイスhttps://asanoyoshio.com/blog/2024/07/06/making-passion-work-hard/
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