好きなことを仕事にするのは絶対ムリと思う人は読んでください
こんにちは、
魂の女性成長支援・浅野塾の浅野ヨシオです。
5月に引退を表明したプロフィギュアスケーターの宇野昌磨さんが、今後やってみたい仕事について質問を受けた際に、「ゲームを中心にやれたらいいなと思います」と答えたそうですね。
彼はスケート以外に今でも毎日8時間くらいゲームをするらしいです。
最後に「冗談です」とつけ加えたみたいですが、ゲーム界は彼を放っておかないかもしれませんね。
さて今日は、意外な盲点のお話をします。
「好きなこと」は、自分の強みになりうるものであるというお話です。
「好きなこと」は、何よりも強いモチベーションの源泉です。
好きなことに打ち込むとき、私たちは時間を忘れ、情熱を感じ、最も創造的になれます。
このような状態を心理学では「フロー」と呼ぶそうですね。
フローの状態は、仕事に活かせば非常に高い価値があります。
そこで、
「好きなことを仕事にするなんて考えは、夢物語よ!」という反発の声がありそうですが、本当にそうでしょうか?
もちろん好きなことが何でも仕事になるとは限りません。
料理が好きな人が誰でもシェフになれるわけではないし、歌を歌うのが好きだから誰でも歌手になれるわけでもありません。
ただ、「好き」には深い意味や価値があります。
たとえば、料理好きな人の中には、
・人に喜んでもらえるのがうれしいので好き
・さまざまなものを組み合わせて作品のようになるから好き
・作っている姿がかっこいいから好き
など、それぞれの好きの本質が潜んでいます。
好きの本質が同じであれば、必ずしもシェフにならなくてもいいかもしれません。
その「好き」を活かして他の職業やビジネスを見つけることができます。
例えば、料理が好きな理由が「人に喜んでもらえるのがうれしい」ということであれば、食に関するイベントの企画やケータリングサービス、または料理教室を開くことも一つの道ですよね。
「さまざまなものを組み合わせて作品のようになるから好き」というのであれば、フードスタイリストや食品開発の分野で活躍することも考えられます。
「作っている姿がかっこいいから好き」というのであれば、料理のパフォーマンスを重視したオンラインクッキングクラスの講師として、自分のスキルを披露しながら教えるなんて仕事も魅力的に感じるのではないでしょうか。
もしかしたら好きの本質が一致したなら「料理」を軸にしなくても良いのかもしれませんよね。
このように、好きなことの本質を理解し、それを広げて考えることで、多くの可能性が見えてきます。
好きなことを仕事にするためには、その本質を見つめ直し、自分に合った形でそれを活かす方法を探すことが重要です。
このように好きの本質を考えると、幅が広がり、ニーズ(需要)に答えられるものが見つかる可能性が高まります。
ただ・・・
ここでお話は終わりではありません。
好きなことを仕事にできる人にはいくつかの条件があります。
まず、自分が何を好きで、なぜそれが好きなのかを明確に理解していることです。
自分の「好き」の本質を知り、それをどう活かせるかを考えられることが前提です。
次に、続ける力があること。
好きなことに対する情熱を持ち続け、それを継続的に行う力が必要です。
好きなことを仕事にしても壁にぶつかることは多々あるはずです。
それでもめげずに、好きなことを深く追求する姿勢が不可欠です。
さらに、学習意欲が高いことも条件のひとつです。
好きなことに関する知識やスキルを積極的に学び続ける姿勢が求められます。
新しいことを学び、それを実践することを楽しめるかどうかが大切です。
そして、柔軟性があること。
変化の早い時代ですからね。
好きなことを中心にしながらも、変化や新しい挑戦に対して柔軟に対応できる力が求められます。
このように、好きなことを仕事にするためには、さまざまな資質が重要です。
ただ、それでも「好き」は強みになることは間違いありません。
他人には真似できない独自の価値を生み出す可能性を秘めています。
これは、競争が激しい市場において、自分を際立たせる要因になり得ます。
「好きなことを仕事にするなんて考えは、夢物語だ」と決めつけてしまうのはもったいないです。
「好きなこと=趣味にするもの」という思い込みを捨てない限り、可能性を見出すことは難しいでしょう。
なんだかんだいって豊かな時代に育った私たちの環境では、「生きるために働く」という気持ちが働くモチベーションにつながる人は少ないでしょう。
何か他のモチベーションを持つ必要があります。
その選択肢の一つとして、「ワクワクして楽しい」という感覚があります。
ワクワクして楽しいことをしていると、苦労も苦労とは思わないはずです。
好きなことをしているときは、ワクワクして楽しいですよね。
最近の働き方の多様化は、「好きなこと」を仕事にする大きなチャンスを与えてくれています。
リモートワークやフリーランスとしてのキャリアなど、自分の強みを活かせるさまざまな働き方があります。かなり好条件がそろっています。
私が思うに、好きなことを仕事にまで発展できない隠れた理由の一つに、自分の感覚を信じられないことがあるのではないでしょうか。
「仕事にするほど好きじゃない」と言う人もいますが、本当の問題は努力するのが嫌だとか、突き詰める勇気が湧かないことかもしれません。
浅野塾で指導していると、「好きなことを仕事にする」というよりも、好きじゃないことややりたくないことを削っていくと、好きなことだけが残るという感じです。
特に、「スキルや実績がない」「自信がない」と思う人が、好きなことまで取り上げたら何が起こるのでしょうか…。
理解に苦しむのです。
ぜひ、好きなことは、自分の強みになりうるものであるというお話を記憶の片隅にでも残しておいてくださいね。
ではまた。
浅野
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