特別展「古代エジプト」を見てきた。
久しぶりに大都会・東京まで行ってきた。
行き先は六本木の、森アーツセンター。
いわゆる六本木ヒルズってところ。（よく知らんけどね）
特別展で古代エジプトのさまざまな遺物を見られる。
そして併設のカフェでエジプト料理を味わえる。
特別展もカフェも５２階だから、めちゃくちゃ見晴らしがいい！
エレベーターは高性能でふわっとするイヤな感じがほとんどないし、高いところが苦手な人も行って損はない。
ただ「ここは５２階なんかじゃない！」って思い込めばいいだけ。
地震がぁとか強風がぁとか、そういうのはとりあえず忘れよう。
さて。
通勤通学時間帯の電車に乗るのはできるだけ避けたいので、朝はゆっくり出発。
おかげで現地に着いたのはまもなくランチタイムという時間。
そのため、エレベーターで５２階にあがったあと、とりあえずカフェに入った。
１２時より前のせいか、窓際の席が空いていて、案内してもらえた。
ちなみに注文はＱＲコードから。
メニューは特別展仕様で、お食事はエジプト料理が３種類。
私とダンナは「エジプトフードプレート」で、息子は「バミヤ＆ライス（オクラと牛肉の煮込み）」を注文。
いずれもエジプト料理らしくスパイスがきいてる。
でもスパイスがきつくて食べにくいというほどではなく、日本人が食べやすいようにアレンジされてるのかもしれないなぁ。
生まれて初めてのエジプト料理なので、そのあたりは分からない。
分量的にはぺろっと食べられる感じなので、小食の人でもチャレンジできると思う。
カフェはガラス張りで、とても眺めがよかった。
海も東京タワーもスカイツリーも、すぐそのあたりに見える。
どなたかご存じでしょうか。
コンクリート色ばかりが目立ちがちな都会で、東京タワーの赤は、特に美しかった。
さてランチのあとは、本命のはず（！？）の「古代エジプト」展。
家族全員、古代エジプトについては造詣が深くないので、音声ガイドを借りることにした。
ふだんはケチって息子にだけ音声ガイドを借りるのだけど、やっぱり音声ガイドがあるといろいろな説明を受けられてありがたい。
今回はエジプト料理や音声ガイドも堪能して、かなりの大名旅行だ！わっほい♪
会場内は動画撮影は禁止だけど、写真はＯＫだったので、装飾品の写真を少し。
左の写真の一番外側の並べ方。
貴重な色石を使いたい・・・となると、こうなるよね。
分かりみが深いってこういうことか！
木製の櫛が出土するって、どういうことなんだ。
今の櫛とまったく変わらない。
これで貴人の髪をとかしてたんだろうか。
会場ではもちろん、ひとつずつにちゃんと説明書きがあった。
このハエのネックレスは・・・！！！
ごめんなさい、間違えた。
ハエのペンダント、でした。
ファラオ（王）が褒章としてハエ形の金の首飾りを授与したそう。
ハエは粘り強さの象徴だって。
・・・ホントに？ホントにそうなの？
スケッチだって、スケッチ。
こういうのを元に、レリーフだの壁画だの、作ったんだろうな。
出土した完成品を見るよりも、この下絵段階のものを見るほうが、より「普通の誰か」が生きてたんだな…と感じられて、感慨深い。
この古代エジプト展の目玉は、やっぱりミイラなんだろうか。
ミイラは何体か置いてあって、しっかり見てきた。
古代エジプトの呪文を唱えてる音声が繰り返し流れるなかで。
ちなみに呪文は当時の音声の研究をして、その音で再現してるらしい。
でもミイラの写真は撮らなかった。
亡くなった人の写真を撮るのはやっぱり憚られる気がして。
すごく細かく丁寧に絵が描いてあったから、じっくり見せてもらったけど。
皆さん同じように思うのか、ミイラの写真を撮ってる人は見かけなかったな。
というわけで、古代エジプト展の感想でした。
4/6までやってるそうなので、興味ある方はぜひ。
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