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『本好き』は作られるものではない。

note を始めて3週間ほど経ちました。毎日投稿はとっくの昔に諦めたけど、でも生活のなかにnote がいい感じに浸透し始めています。

もともと育児ブログを10年ちょっと続けていたので、書くことそのものは苦ではないはずですが、なにしろネタと時間がない。
子どもが適当に小さいうちのほうが、意外とネットの時間が取れてたようです。

さてnote に少し慣れてきたところで、自己紹介、いってみようと思います!

私は昔から文章を読んだり、書いたりするのが好きでした。
幼稚園の年長の頃には、毎月配布される「絵本購入希望リスト」から自分で選んで、親に買ってもらっていました。

これは毎月のリストに掲載された20冊程度の絵本の中から希望のものを選ぶと、購入できるようになっているものです。

毎月必ず購入していたのはウチだけだったので、あるとき先生に「あなたのお母さん、素敵ね。いつも絵本読んでくれるのね」と言われました。

「自分で読むの」と返事したように記憶しています。だってその頃、誰かに絵本を読んでもらったりしなかったので。
「あら。じゃあ絵本はいつも誰が選ぶの?」「自分で」「え!?いつも自分で選んでたの?」
こんなやりとりがありました。

絵本の購入自体は年中の時もしていたようなのですが、幼くて記憶があいまいです。
ただ、年長になった時に母から「自分で欲しい絵本選んでいいよ」と言われたことは覚えています。
「え?いいの?」と聞くと「アンタなら自分で申込書に書いてあるあらすじも読めるでしょ」と言われました。

つまり、年中の後半にはある程度読めるようになってたらしいです。
実際のところ、親に絵本を読んでもらった記憶がまったくありません。読んでもらってた頃はだいぶ小さかったんでしょうね。

小学生になると毎月買ってもらえるような便利な仕組みはなくなってしまいました。
親から本を買ってもらえるのは長期休みの時に一冊だけ。
夏休みだけは二冊買ってもらえましたが、いわゆる課題図書限定。

ご想像がつくかもしれませんが、うちの親は本なんかまったく読みません。
読み聞かせすら、本人が読めるようになったとたんに止める始末。

なんで本好きな人間に育ったのか。我ながら本当に不思議です。

本好きな子どもに育てたい、と思っている方は一定数いらっしゃると思います。
親が本を読んでいることが大事だとか、家に本がたくさんあることが大事だとか、いろいろ言われますよね。

でも、べつにそれだけじゃありませんよ。

私の親は本なんか読まないし、小学生になってからは年に4冊しか買ってもらってないです。しかも課題図書か、それ系のマジメなもの限定。

それでも勝手に、学級文庫、学校の図書室、児童館の図書室、公立図書館の移動貸出車などありとあらゆるところで読みまくってました。

そんなわけで、「『本好き』は作られるものではない」を唱えて、自己紹介にかえさせていただきたいと思います。

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あさのしずく
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