３０年経っても同じ後悔をしてる。
私には後悔していることがある。
それは、その時々で「年齢に応じた何か」をしっかり楽しまずに、流してきてしまった、ということだ。
たとえば。
髪の毛に真っ赤なリボンを結ばなかったこと。
ツインテールなどの髪型をしなかったこと。
どちらも小さいうちだから出来ることだった。
「もう恥ずかしくて、今さら出来ない！」と気づいたのは高校生くらいだった。
今後は「年齢に応じた何か」をしっかり経験しながら生きていこう、と思ったものだ。
ところが、アラフィフの今、気づくとまた同じようなことで後悔している。
それは、若いうちに若い人用の肌や髪のお手入れをしてこなかったこと。
ほぼノーお手入れ、でここまで来てしまったのだ。
最近、急に肌や髪が気になるようになった。
なにしろアラフィフだ。
あきらかに若い頃との変化を感じる。
お手入れをしたのと、しないのとで、どのような違いがあるかは知らない。
その差を知らないから、ノーお手入れだったことに後悔はしていない。
ただ、ひたすら残念なのは、お手入れ道具がいきなりアラフィフ用でないといけない、ということなのだ。
若い頃からお手入れを始めていれば、２０代向けから３０代向けと段階を踏んでいただろうに。
ドラッグストアや雑貨屋さんでかわいいお手入れグッズを見つけても、もはや私の肌や髪には物足りないのではないか。
若い人だからこそ、なのではないか。
あぁ。若い時に、こういう可愛い雑貨的なグッズを使っておくんだった。
そうすれば今頃は心置きなくアラフィフ用に移行できていただろう。
今の私は、現実的にはアラフィフ用が向いているのはよく分かっているにも関わらず、若い人向けの可愛いやつを使ってみたくて仕方がない。
１～２か月ほど、この件で逡巡した。
可愛いやつ使いたい。
でも使うなら効果を求めたい。
でもお店には可愛いやつがいっぱい並んでる。
いかにも化粧品っぽい匂いのするのが苦手。
いい香りのするのがいい。
可愛いの、いいなぁ。
でもシミとかシワとか気になるし。
ホントに結論の出ない堂々巡り。
その間、どうしていたかというと、迷いすぎて何も買えず、ノーお手入れ状態。
笑っちゃうよねぇ。
ノーお手入れよりは、若い人向けの可愛いやつでも、使ったほうがマシだろう。
そう思って、勇気を出して（？）可愛いのをひとつ買ってみた。
たっぷり塗って眠る。
翌朝、あら良い感じ。
ノーお手入れに比べたら、どんなのでもやらないよりマシだわ。
もちろんこれは保湿的な意味だから、シミとかシワとかの対策にはならないいけど。
とりあえず少しの期間でも可愛いのを使ったという事実で、自分を納得させよう。
ちゃんと納得してからアラフィフ用に移行してもいいだろう。
なにしろこれからの人生で今が一番若いんだし。
シミ・シワ対策が後手に回るが…。
一度にいくつものお手入れをするほどの気力はないので仕方ない。
別件でまた数年後に後悔したりしないように、今やりたいこと・今やるのが向いてそうなこと、などはしっかりやっておこう。
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ちなみに今回買ってみた可愛いやつ。
サイトを丁寧に見てみたら、このモモプリシリーズって、気に入って使ってるシートマスクと同じ会社だったらしい。
あら、びっくり。
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