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家電の買い物は、店員さんに相談したい派。

家電を買うのは苦手だ。
基本的に、高い買い物になるから間違いたくないという意識が働く。
となると事前の情報収集が大切になる。
昔は店まで行ってカタログを見比べたり、店員さんに相談したりした。

今はネット社会だから、情報を集めるのは昔よりラクなはず。
そのとおり私も自宅のPCの前に座り、お茶を飲みながら調べる。

今回は掃除機が欲しい。

うちで使っている掃除機は15年位前のものだ。
まだ動く。

しかしコンセントを何度も抜き差ししたりするのが面倒くさい。
家具や柱に引っかかって、ひっくり返ってしまうのを直すのが面倒くさい。
気のせいか吸い込みが弱くなってきている気がする。

なにより使わない時に保管するための「体勢」を安定させるのがとても難しい。
これがとにかく厄介で、掃除機を使いたくない原因NO.1である。

結果として我が家の掃除機の出番はものすごく少ない。
他のもの代替して、なんとかかんとかしのいでいる。

こんなに不満点を抱えながらも使い続けてきた。
なぜなら壊れないからである。
壊れないのに買い替えるという発想がなかった。

しかし、夏ごろに家電量販店をぶらついているときに、スティック掃除機の販売員さんに呼び止められたのだ。

スティック掃除機にはもともと興味があった。
どんなものなのかあまり知らなかったので、販売員さんから1時間ほどかけて色々教えてもらった。

店員さんがたくさん説明してくれた中で一番記憶にあるのはコレだ。
「もし10年以上前の掃除機をお使いでしたら、今のスティック掃除機のほうがよく吸います」

え・・・。
うちの15年前だよ。

これを聞いて「よし!スティック掃除機を買おう」と、こっそり心に決めて帰宅したのだ。

このほど機が熟したと感じたので、ふたたび家電量販店を訪れた。
数日前から一応ネットの情報を調べた。
どうやら私には日立のものがよさそうだ…とアタリをつけた。

実際に店頭で日立をいじらせてもらう。
悪くはない。
しかし本当にこれでいいのか、決め手に欠ける。

思わず黙って考え込んでしまった私に、店員さんが「他のメーカーも試してみてはどうか」と言う。

大賛成!
それでこそ店に来たかいがあるというもの。

さっそくあれこれ説明を受けながらいじってみる。
掃除をする時と同じように動かしてみる。
片手で持って移動する。
実際にゴミを吸わせてもらう。

軽いけど吸い込みがイマイチなもの。
吸うけど重いもの。
重さと吸い込みはまぁまぁだが、手入れが面倒なもの。

いろいろある。
やっぱり実際に試してみないと分からない。

なかでも本体と吸い込み口の中間のスティック部分が妙に長いものがあって、それは持ち手の位置が高くなるということを意味する。
これが私の身長には合わず、とても使いづらい。
スペックだけを見比べていても、おそらく気づかなかっただろう。

やっぱり店頭で実際にいじってみるのが一番だとあらためて思った。

思い返すと私の家電の買い物は、たいていこのパターンだった。
事前にネットで調べても、店で見るとどうも納得しきれない。
悪くはないが決め手にかけることがほとんどだ。

そして店員さんをつかまえて、せっせと説明を聞く。
あれこれ質問する。

事前に下調べしただけあって、こういう機能が欲しいとか、こういう機能は要らないとかはハッキリしている。
それを店員さんに告げると「それならコレかコレがオススメです」と案内される。

ネットで調べてアタリをつけていったものと、オススメされたもの2種類の、合わせて3種類くらいで、説明を受けながら比較していくとだいたい納得いく買い物ができる。

今回の掃除機も、結果的にこのパターンになった。

ところで実は今、もうひとつ大きな買い物が必要になってしまった。
今度は、プリンターだ。
残念ながら、壊れた。
買った直後からあちこちに不満があったので、修理に出す気はまったくない。
これはもう買い替え一択である。

掃除機を買いに行ったときに、プリンターの下見も一応してきた。
しかしどれもこれも気に入らない。
思うようなものが置いていないのだ。

私の条件がそろった機種などこの世に存在しないのか。
それとも見た店がプリンターの取り扱いが少ないのか。

たぶん後者だと思う。
いや、思いたい。

実は壊れたプリンターを買う時は、面倒くさくて下調べを何もせず、店頭でパッと選んでしまった。
店員さんに相談することもしなかった。

やっぱり下調べやプロの意見を聞くのは大事なのかもしれない。

面倒だけど下調べはある程度しよう。
年賀状作成に向けて、急がねば。


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あさのしずく
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