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ブックカフェとネコ。

「断捨離」という言葉が生まれたのはいつだったろうか。
すっかり世間に定着して、一般名詞のようになっている。
私も片づけをするときは「断捨離する」と、普通に使っている言葉だ。

ところで最近、インスタを見ていたら「捨て活」という言葉を見かけた。
やることは「断捨離」であったり「ときめき残し」であったりと、これまでのものと変わらない。
ただ単に呼び名が変わっただけである。

しかし、今っぽい。
最近は「推し活」「ポイ活」など「〇〇活」が流行りだから、「捨て活」というのも今っぽい感じがして新鮮だ。

そして、これは私だけかもしれないが、「断捨離」や「ときめき残し」よりも「捨て活」のほうが、前のめりな明るさを感じる。

「断捨離」や「ときめき残し」のときは、「捨てる」ことに微妙な罪悪感がつきまとった。
続けてやっているうちに罪悪感も薄れていくのだけど、久しぶりにやろうとすると必ず微妙な罪悪感と戦うことになっていた。

しかし「捨て活」だと、それがない。
明るく元気に「捨てる活動」を進めちゃいましょー!!な感じ。
なんだか主目的が「捨てる」になった感じすらする。

本当は「片付け」や「整理整頓」、最終的には「暮らしやすさ」が目的のはず。
主目的が「捨てる」になってしまうのは、ちょっと違う。

ただ我が家の現状のように、捨てるものが山ほど存在しているタイミングでは、むしろちょうどよい。

昨年から、ブックカフェのような家づくりをしたいと願っている私。
でも今はそのずっと手前で立ち止まっている。
だいぶ断捨離したつもりでも、家の中のあちこちに「聖地」ができていて、空間を圧迫している。

「インテリア」的な目標は変わらずに「ブックカフェ」を目指すとして、物量的な目標は「ネコを室内飼いしている家」くらいにしたい。

これは、ネコ動画を見ていて気がついた。
ネコを飼っているお宅は、たいてい床にモノを置かないし、きちんと整理されている。
考えてみれば当然のことだよね。

ネコが暮らしても困らない物量になるまで「捨て活」を続けてみたい。

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あさのしずく
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