「親がしんどい」って世界の中心で叫ばせて!!
■今回は読書感想文ではありません。
■親へのモヤモヤを吐き出してます。
~*~*~*~
本屋で、目が吸い付いてしまった。
今、私が悩みまくってることが、この本を読んだら少し解決するかもしれない。
そう思って購入。
すぐに読む。
小1の頃に「親をあてにしたら自分が痛い目をみる」と理解した私。
子どもながらに「自分に出来ることは全部自分でやる。それより少し上のレベルのことも頑張ってみる」をモットーに生きてきた。
おかしな親に付き合うのも毎日のことだから慣れてしまった。
自分が我慢してることにも気づかないまま生きてた。
微妙に不快な思いを感じつつも、その不快さがどういうことなのか、考えることも出来なかった。
自分に子どもが生まれて育てていくうちに、親のおかしさがよく分かるようになった。
それと同時に親に対して怒りがわくようになった。
でも我慢して親と付き合い続けた。
一応親だし。
衣食住で困ったことはないし。
大学まで出させてもらったし。
それでも、おかしな親は相変わらずおかしくて。
いろいろ、いろいろ、いろいろあったから私は、父と兄弟には「実家とはもう関わりたくない」とはっきり宣言した。
母には言えなかった。
一番手強いのが母だからだ。
直接母に言えば大騒ぎになる。
出来れば、静かに時間をかけながらゆっくりとフェードアウトしたい。
今、骨折が原因で介護が必要になった父(病院に入院中)に、老人ホームに入居してもらう話が出ている。
母は朝7時に電話をかけてきて、電話に出たダンナに喋りたおしたらしい。
「お父さんを(入院中の病院から)老人ホームに入居させるのに、少しでも良いところに入れてやりたい。そのためにはお金が足りない。ついては、これまでに娘に渡したお金が1000万以上ある。それはお父さんが一生懸命働いて得たお金だから、お父さんのために使いたい。半分でも3分の1でもいいから返してくれ」
なんだそれ。
そんな大金もらってない。
ボケたか?(…と本気で思った)
てゆーか、あげたものを返せって正気?
父の方は骨折をして身体が不自由になっているが、アタマはしっかりしている。
父に連絡して、母のことは説得してもらった。
何を思って朝の7時からとてつもない電話をかけてきたのか。
そして1000万以上とは?
たしかに少しまとまった額をもらったことはある。
しかしそれは1000万どころか500万にも程遠い。
今は父が説得したから、母も静かになった。
でも母が1000万も私のところにあると思い込んでいるのは事実だ。
将来的には同じような話が蒸し返されることになる。
(母との長い付き合いで、このことは確信している)
1000万の内訳が知りたい。
父にまた連絡した。
「母にはお金の話はもうしないと約束させた。内訳は気にしなくてよい」
違う!!
気にしなくて…じゃなくて。
知る権利があるだろ。
細かく記録してあるノートが実家にあり、母はそれを見て返せと言ってきたのだ。
母もまたボケてはいないし、計算は得意な人なので足し算は間違っていないと思う。
・・・考えた。
無理やり考えた。
それで1000万以上になる考え方を見つけ出した。
まずは以前にもらった少しまとまった額のお金。
そこに上乗せされるのは。
入院した時の見舞金。
子どもが生まれた時のお祝い金。
子どもへの祝い金もろもろ。(誕生・入学・進級・五月人形)
いわゆる嫁入り道具。(家具や家電、布団など)
一人暮らしをするときに買ってもらった家電。
成人式の着物代。
大学4年間の費用。
塾代。
習い事の費用。
子どもの頃に買ってもらった楽器。
どうだ。ここまで合わせれば、大台に乗るだろう。
…そう。
子育てするのにはお金がかかる。
なんだかんだ言っても、お金をかけてもらったのだ。
しかしそれを「返せ」とはどういうことか。
バカらしすぎる。
でも母はそういう人間だ。
昔から私は何かというと、母から「恥をかかされた」と怒られてきた。
私自身が子どもを持ってからも「あんたには散々恥をかかされたわねぇ」と言われて、改めて二の句が継げなくなったことがある。
ちなみにその会話はカフェでしていたから、隣の席のおばさま方が耳をダンボにしてこちらの話を聞き始めてしまい、とても恥ずかしかった…。
子どもに恥をかかされるってどういうことなのか。
まずそこから理解できない。
が、仮に恥をかかされたとして。
それは自分の子育てが間違っていたからではないのか。
母には反省の欠片もない。
返せと言われたところで、もらった祝い金はしかるべきタイミングで使った。
「少しまとまった額」以外は、手元にない。
それを返したところで、その先はどうするのか。
高級老人ホームにはお金がかかる。
渡した「少しまとまった額」がなくなったらどうするのか。
また「返せ」と言ってくるのが目に見えるようだ。
1000万以上あったんだから、残りを出せ。
そういう論理だ。
そしてそれは無理な話だ。
ないものはない。
しかし母はそうは見ないだろう。
私の後ろにはダンナがいる。
しかも母はダンナを高給取りと勘違いしている。
母は子どもの物は自分の物と勘違いしている人間だ。
私の家に、自分専用の食器を勝手に置いたりする。(年に1~2回の訪問なのに!)
私のアクセサリーをダンナからのプレゼントだと確認したうえで、自分にも貸せと言ってくる。
以前にも「お金が足りなくなったら、少しくらい出してよね」と言われたことがある。
その時は即座に断った。
うちのお金は一銭も出さない、と。
親世代のことは親世代で解決すべき問題なのだ。
子供世代に押しつけてはいけない。
だいたいお金が足りないのは「少しでも良いところ(=高級)」に入れようとするからだ。
支払えないのなら、それは分不相応なのだ。
他人の金で父に贅沢させようと思う母。
大嫌いだ。
切れるものなら、縁を切りたいくらい。
ちなみにそういう経済状況で、母自身の将来設計はどうなっているのか。
ものすごく不安だ。
おそろしい。
今度、私とダンナで、父に面会しに行くことにした。
父の突然の骨折からの老人ホーム入居騒ぎで、実家のお金や両親の人生設計などの話がまったく出来ていなかったことに気づかされた。
怒りとか、あきれとか、いろんな感情がわく。
もともと心配性なので、今後のいろんなパターンを妄想してしまう。
そして眠れない夜を過ごしている。
朝起きると、憂鬱で仕方ない。
もうこれ、うつ病一歩手前までいってるよね。
実は以前にも両親が原因で心療内科にかかったことがある。
あんまりこの状態が続くようなら、また行こうと思ってる。
母から連絡がくると吐き気がしたりお腹を壊したりするようになった。
父にそう言ったら、ここ2~3日は父から連絡がくるようになった。
父とはこれまたソリが合わないところもあるが、母ほどぶっとんだことは言わない人間だ。
会話が出来るだけでマシ・・・と思ってしまう悲しさよ。
(会話とか…当たり前すぎでしょ)
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noteを書く気力もないほどぐったりしてた私が、急に書きたい気持ちになった。
そして作文的にはちょっと変なところもいっぱいあるけど、一気にここまで書けた。
もしかしたら本を読んだことで、何かが少し変わったのかもしれない。
気持ちの良い話ではないのにここまで読んでくれた方、ありがとうございました。