2021年 マイベストスキンケア・コスメ
もうすぐ2021年が終わってしまいますね。今年もさまざまな変化が自分の中で起きた、濃密な一年でした。その変化のひとつに、今後ずっと向き合い続けるであろう課題、美容に対しての向き合い方があります。今年の5月頃から急に自分の体質や肌質の変化を感じて、今までのズボラケアでは今後苦しむことになりそうだ...と危機感を覚えました。日頃の生活習慣、スキンケアを見直して、メディアや雑誌、お店などで頻繁にチェックするようになり、自分の中では労力も時間もかなりかけた年なので、特にお世話になったスキンケアとコスメを記録として残しておこうと思います。よかったら覗いてみてください〜
※肌質:乾燥性敏感肌(体調がダイレクトに肌に響くタイプです。肌が薄くて赤みが出やすい。目元は気を抜くとひどく乾燥。疲労やストレスでたまに蕁麻疹が出たりしますが、アトピー持ちではありません。)
1. 【to/one】 モイスチャー クレンジングミルク (M)
乾燥が気になる冬の強い味方。ぽってりとしたフォルムが愛らしいこちらのデザインは今年の4月にリニューアルされたものなのですが、以前の半透明で中身の見えるタイプも愛用していました。成分も少し見直されたらしいのですが、素人目での違いはあまりわからず...でも使い心地は変わらず好きな感じです。最近はマスクをしてることが多いので、日焼け止め下地を塗って薄くコンシーラーを重ねる、目元のくすみを隠す、くらいのメイクの日がほとんどで、そういった軽めのメイクにはこのクレンジングミルクを使うことが多いです。落とす力がそんなに強くないのと、お値段もドラッグストアで手頃に購入できるものに比べると少々お高いので、毎日は使っていないかな。香りはオーガニックコスメ特有のボタニカルな匂い。総合的に良い感じですが、ポンプの出が悪い時があり、少し気になってしまいます。これは前のパッケージの時もそうだったので、ボトルのデザインが好きなだけにもどかしい。洗い上がりのしっとりもっちり感、保湿力の高さはとてもお気に入りです。
2. 【キュレル】 皮脂トラブルケア 泡洗顔料
さっぱり洗えるけど油分は落ちすぎず、バランスがちょうど良いなと思いました。肌が突っ張る感じも私はなく、ポンプ式の泡タイプなので泡立てずに使える点も好きです。キュレルさんは水色のラインが入ったデザインでお馴染みの恐らくスタンダードライン、潤浸保湿シリーズが有名かと思うのですが、そのラインからも「潤浸保湿 泡洗顔料」という洗顔料が販売されていて、成分的には「潤浸保湿 泡洗顔料」の方が若干洗浄力は低いみたいなので、洗顔では肌をなるべく労りたいという人はこちらの方がいいかも。私は皮脂の過剰分泌を感じることはないものの、ニキビができやすい肌質なのと、この洗顔料を試し始めた時期がちょうど皮脂や汗が気になる夏だったこともあり、良さがより発揮されたのかもしれないです。今は乾燥が気になる季節なので、もう少し洗いあがりも保湿してくれるタイプと使い分けようかな。大抵のドラッグストアに置いてあるのも嬉しいポイント、キュレルは化粧水や美容液、保湿クリームなんかもよく使ってはいたのですが、洗顔料は初めてだったので記録しておきます。
3. 【ロート製薬】 メラノCC 薬用しみ集中対策 プレミアム美容液
ビタミン系プチプラ美容液のプレミアムバージョンが出た!と今年あちこちで話題になっていた印象です。私も元々「メラノCC 薬用しみ集中対策美容液」を愛用していて、毛穴まわり・くすみ対策としてポイント使いしていました。特に毛穴に関しては、使用した次の日の状態の良さを実感できることが多く、丁寧にスキンケアする時間がない時に時短も兼ねて使うことが多かったので、本当になくなったら困る製品のひとつ。そんな優秀美容液のプレミアムは、低刺激かつ配合成分がより濃密になったみたいで、確かに塗った時の少し肌がピリつく感じは「メラノCC 薬用しみ集中対策美容液」に比べるとプレミアムの方はあまり感じなかった気がします。肌への負担は少なそうなのですが、いろんなサイトで口コミを見ると、刺激が気になることを書いている人が多いように感じたので、敏感肌で肌への負担が怖い方はお試し必須かもしれません。
4. 【VT COSMETICS】 CICA デイリースージングマスク
美容に興味のない友人でも認知しているほど話題となったフェイスマスク。
去年話題になり始めた頃からチェックしていて、どんなもんじゃいと試しに今年のはじめに購入してみたのですが、とても使い心地が良かった…他のCICA成分配合スキンケアも試してみたいと思わせてくれるマスクとなりました。
初めて使った日はスーッとする使用感に違和感を感じたりもしましたが、そこから特に肌が荒れることはなかったので、自分の肌質や体質との相性が良かったのかなと思います。さっぱり感がありながらもある程度保湿はしてくれるので、手短にスキンケアを済ませたい朝によく使っています。しっかり高保湿!という感じではないので、乾燥が気になる時や贅沢ケアをしたい時には違うものを使った方がいいのかも。
正直なところ、謳い文句にある「ニキビ跡がなくなる・肌再生効果」といった効果を感じることはなかったのですが、肌の調子が悪くなっていくようなこともなかったので、良好な状態をキープする頼もしいお守りのような存在。
そしてなんといってもこのおもちゃのブロックみたいな質感、シンプルなケースデザインがとてもタイプです。お部屋に置いているだけで気分が上がります。めちゃ大事。
5. スキンケア総括
SNSで話題になっていたものを半信半疑で試してみたらまんまと気に入ることが多かったです。ちょうど自分の需要と合致することが多かった年なのかもしれませんが、今後も流行りバズりにはアンテナを張っていたいと思いました。企業努力の賜物を新鮮な時に感じたい。ヘアケアやボディケアも、コスパ重視なもので済ませがちなので発掘したいな。
そしてベストとして選ぶことができなかった化粧水なのですが、肌質との相性や配合主成分を調べて、バランスが良さそうなもの、自分に合いそうなものをピックアップして試す、使い切ったらまた違うものを試す、時にはサンプルをもらって試す、といった感じで真剣に比較していたのですが、良くも悪くもあまり変化を感じられず…今回は選ぶことができませんでした。ちなみに化粧水は贅沢にばしゃばしゃと使いたい人なので、なるべく大容量で低価格のもの、コスパを重視しています。バランスのいいドンピシャ化粧水を見つけるのは中々大変だ。
あとは、なにもかものやる気を失ってしまうほどの肌トラブルは皮膚科へ駆け込むのが一番。来年は日頃のスキンケアと生活習慣でトラブルを未然に防いで、お世話にならないようにしたいです。お次はベストコスメ達。
6. 【ETVOS】 ミネラルインナートリートメントベース
サンプルをいただき試してみてからずっと気になっていたもの、乾燥に打ち勝つため今年ついに購入しました。
下地は時間経過で後悔することが多く、塗っているのかわからないくらい薄く伸ばしてしまいがちなのですが、このミネラルインナートリートメントベースは、しっかり塗ってマスクをした状態でも崩れや乾燥が夜まで気にならないことが多かったです。肌馴染みの良いベージュ色なので、肌の色ムラを自然にカバーしつつも綺麗な素肌感が出るところがお気に入り。少し独特な香りがしますが、慣れてしまえば私はむしろ好き。石鹸オフでOKというほど低刺激成分なのも嬉しいポイント。SPF31のPA+++で日焼け止めとしての効果もあるので、紫外線は防止していたいけど日焼け止めを塗るほどではないかな、という日に重宝しました。
そういえば、真夏の猛暑日にこのベースを他の日焼け止めと合わせて使ってみても、ヨレは気にならなかったんですよね。程よく保湿してくれるので過剰な皮脂分泌も抑えてくれてたんでしょうか。とにかくもっと早くに試してみればよかった...と思ったコスメのひとつ。
7. 【ETVOS】 ミネラルシアールージュ ブラウニーレッド
リップカラーは温かみのあるブラウン系(ツヤ・セミマット)がタイプなので、近頃はBOBBI BROWNの「クラッシュドリップカラー 36 リッチココア」や、RICAFROSHの「ジューシーリブティント 06ルーブラウン」をよく使っていたのですが、色付きリップをする機会が減り、唇が敏感になってしまったのか、さほど乾燥や唇荒れを気にせずに使えていた色の濃いものや強めのティント系リップを使うと、対策をしても唇が荒れるようになってしまいました、悲しい。そんな時に出逢ってしまったこのミネラルシアールージュ。低刺激処方で美容成分も入っているので、しっかり保湿しながらケアもしてくれてリップクリームいらず。唇の乾燥が気になるこの時期に常備必須アイテムです。
テクスチャは重たすぎずに密着しながらすんなりと伸びてくれて、コーティングされてる感はあるけど塗ってる感が少ない絶妙なつけ心地。保湿のされ方が理想そのもの。加えて見たままのシアー発色、クールでスリムなプロダクトデザイン、コンパクトなサイズ感。。私の好きが詰め込まれてしまったとんでもないルージュ、ベタ褒めせざるを得ません。
8. 【オンリーミネラル】 ミネラルピグメント アイシングベージュ
目元や頬、唇などマルチに使えるミネラル100%のカラーパウダー。使い勝手の良いカラーばかりなので、色選びにとても悩みました。とにかく繊細な発色とラメ感で、使うたびに魅力が増すスルメコスメ。
石鹸オフできるほどやさしい使用感なので、長時間メイクを落とせなさそうな日や、目元をほのかに煌めかせたい時に使っています。
ちなみに近々購入してしまいそうなほど悩んでいた色が2つありまして、ひとつはきめ細やかなラメ感なのに角度がついた時の光の反射が眩しいくらいに煌めいていた「ダイヤモンドグリッター」。もうひとつはポイント使いで一気に垢抜けできそうな「ジンジャー」です。今サイトにて全色拝見してみましたが、どれも良かったから選べない…本当は全色ベストにしたい…という気持ち。
9. 【excel】 アイプランナー D 04: ダンスホール
単刀直入に言ってしまうと、「ダンスホール」というネーミングに惹かれて特に試したりはせずに購入したアイプランナー。
実際に使ってみると、絶妙な色味におとなしすぎず派手すぎないラメ感が好みでした。目元への入れ方、光の入り方や角度によって印象が変わり、使うたびにいろんな顔をみせてくれるのですっかりお気に入り。
excelは他の単色アイシャドウもよく使うのですが、プチプラコスメの中でもラメの質感が上品な気がして、アイシャドウは気に入って使うことが多いです。excelの思い描くダンスホールはこんな感じなのかなと想像して、またさらにexcelの好感度が上がるのでした。
10. 【excel】 スキニーリッチシャドウ SR06: センシュアルブラウン
雑誌やメディア、SNSで前々から見かけてチェックはしていたものの、グラデーションをつくるタイプのアイシャドウを普段使わないので今まで購入してきませんでした。
ある時ポスターで見かけたモデルさんの絶妙な奥行きとグラデーションのブラウン基調アイメイクに目を惹かれ、ふっとこのパレットを思い出し購入。どうせならと、足を運んだプラザで「ひとつは持っておきたい、人気ナンバーワン!」のポップがついていたカラーを選んでみました。どんな肌色にも馴染みそうなあたたかみのあるブラウンがメインカラーなのですが、入っている4色が似たような色味なので、少し大雑把に重ねて塗っても大人な目元がこれひとつで完成します。このパレットを使う時はブラシでふわっと仕上げることがほとんどですが、チップを使ってグラデーションをしっかりめにつくってもいい感じになってくれそう。付属のチップがプチプラとは思えないほど質感が良く、それもこのアイシャドウが人気の理由のひとつかもしれません。ベースのみの状態で使うと、私の場合は時間経過で粉飛びが気になったので、アイベースやクリームを使って密着度をあげる工夫は必要だなと感じました。
グラデーションをつくるタイプのアイシャドウは、どう塗れば好みの感じになるのか研究しがいがあるのもいいですね。
11. 【ettusais】 アイエディション(ジェルライナー) 02.ピンクブラウン 03.ウォームブラウン
テクスチャが固めのジェルライナーが欲しかった時に試し書きをしてみて、まさにこれです!となったジェルライナー。念入りにクレンジングしないと落ちないので、アイメイクをいつもより強めに仕上げてキープしたい時に使います。
02.ピンクブラウンはピンク・ブラウン系のアイシャドウを馴染ませる時に、03.ウォームブラウンはナチュラル系の締め色に。ピンクブラウンの方がピンクもブラウンも強すぎずにニュアンスを出してくれるので、使用頻度高め。
12. 【ETVOS】 パウダーブラシ (チーク・ハイライト用 全長約12cm)
今年購入したツールの中で一番お気に入りなので記録。ハイライトやチークを入れる時にちょうど良さそうブラシを探していた時にこちらを試させてもらい、パウダーの乗り方や顔に滑らせた時のやわらかさが心地よくて即決購入してしまいました。この使い心地で税込2,200円はお買い得な気がします。デザインや毛色も好み、この形状のまま大きいサイズでも欲しいくらい。
来年はツールも幅広くこだわりを持って探したいな。
13. コスメ総括
視野が広がったのでこれまで以上にメイクを楽しむことができました。
世間ではプチプラ・デパコスと分類されて比較されたりもしてますが、一概に値段が安いから品質が悪いということでもないし、値段が高いからこれを使っておけば間違いなしということでもないし、フラットな視点で、自分にとっての最高なコスメ探しをこれからもしていきたいです。
そんな訳でなんとか記録できました…おぼつかない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。来年も楽しむぞ〜