長野旅行 ①旅館すぎもと
今の会社に転職してから2年。ありがたい事に誰よりも元気だから有給を一日も使ってない。
いやいやいやいや!
有給ってなにも病気や冠婚葬祭、退職の時しか使っちゃいけないものじゃない。日本人は働き過ぎるのだ。定年後元気に遊び回れる保証など誰にも無い。元気だったとしても、若い頃の体力には及ばず、行き先も行動も制限されるのだ。遊べる内に遊べ!有給は無くなる前に使え!
そうだ、旅に出よう
という事で長野行ってきた。
なんで長野なのか。それは美容院で読んだ雑誌に載っていた「旅館すぎもと」に一目惚れしたからだ。雑誌を見て二ヶ月たたぬ内に宿泊していた。思い立ったら即行動。
とにかく素敵だから見てください。
もう入口から良い。良さしかない。
自由に寛げるロビー。
本格的な音響設備に松本の民芸家具。和洋折衷のレトロな空間。何もかもが好み。遠赤外線の足温器があったのも健康オタク的に嬉しい。
図書室もあった。この部屋が一番好き。
中庭にもソファーがあって、足湯ができる。天国か。
客室もレトロで素敵。住みたい。
ベッドが部屋のほとんどを占領するくらい大きくてよく眠れた。
そして期待のお食事。
RPGの様に地下へ続く坂を降りていく。
可愛い灯り
長野の名物盛りだくさんの懐石。体に良さそう。
日本酒デビュー。酒豪一家に生まれたのでお酒は強い。地元の酒蔵で作られた。甘くてフルーティーなお酒。大変美味しゅうございました!!!
名物の馬刺しも。
写真以外も沢山食べましたが、全然もたれない。地元の新鮮な食べものは身体に良いのだ。
温泉は源泉掛け流し。体の芯から温まって、いつも浮腫んでどーしようもない脚が翌日すっきりしていた。メディキュット忘れたのに!
前回の箱根以来、宿選びに重点を置くようにしてから、旅の満足度がかなり高い。沢山観光名所を回って、寝に帰るだけの宿に泊まるよりも、ずっと充実している。宿の設備や環境が良く、日常を忘れさせてくれるのは勿論、働く方々の気配りが素晴らしいからだ。おもてなし・接遇の力を改めて実感する。自分も接客業務なので学びは大きい。
また来たいと思う宿が増えた。
これから泊まる宿は全部そういう場所にしたい。
今年で消える有給はまだ残ってる。
また住みたくなるような場所と出会うために使おう。