東京ジャーミイ
数年前に雑誌で存在を知り、ずっと行って見たくて温め続けて来た場所。トルコには容易に行けないけれど、代々木上原ならいつでも行ける。痛勤定期(誤字ではない)で行ける。面白く生きるほかに、なすべきことなど何もないのだから、さっさと行った方が良い。と言うわけで行ってきた。
礼拝堂内は想像以上に美しく、静謐な空気が充ち満ちていた。想像以上に美しい物を目の当たりににすると、人は語彙力がお終いになるので、余計な事は言わないで淡々と写真を貼る。
上が一階から撮影。下は二階の女性専用の礼拝堂から。
別の角度からも。
天井絵
ステンドグラス
カリグラフィー
礼拝堂で熱心にお祈りをする人達。殆どが家族・親族と思われるグループ。大人から小さな子供まで、身に染み付いた動きなのだろう。きっと礼拝の所作のひとつひとつに意味があるのだろう。自分達の信じるものに対する、畏敬と感謝に溢れていた。祈りに限らず、何度も繰り返し体に覚えさせた所作というのは、無駄がなく美しい。この礼拝堂建設に携わった職人達、名産品の絨毯や工芸品を作る人達、きっとみな美しい。今回はなんの予備知識もなく訪れてしまったけれど、次回はもう少し予習して行ったら、また違った発見があるかもしれない。