読書自分用メモ(ドラフト1回目)『話し方の戦略 「結果を出せる人」が身につけている一生ものの思考と技術』
政治家や起業家など話すことがより求められる人に対して、スピーチトレーナーとして活躍され、
また、伝え方トレーニングサービスとして伝えることに課題感を持っている人のトレーニングも行っている
千葉 佳織さんの今までの膨大な経験・知識を網羅的にまとめた一冊。
本の概要としては
①話す目的を明確にする
②対象者を分析する
③話し言葉の意識を持つの3つの原則をもとに、
「言葉」(文章のこと)と
「音声・動作」の戦略を書かれています。
Before/Afterも掲載されており、自分にあてはめるとブラッシュアップポイントも把握しやすいと思います。
以下は特に引っかかったメモ(読書1回目)2024/04/29
目的に関連することを厚く話す。
(P124 ・128)
厚く=話す比率のコントロール
例)
挨拶:1
A事業:5
B事業:2
C事業:1
総まとめ:1
暗いだけにならない自己開示のコツとは?
強みは伝えたいだけど、自慢と思われにくいコツは?
弱みは「決意」と「成果」をセットで話す。
(P166・168)
例)
指原さん
弱み:センターになれなかった。自分に自信がなかった
決意:指原莉乃をやり通そうと決めた
成果:1位になることができた
豊田さん
弱み:時代の潮流にもトヨタの本流にも逆行し、歓迎されなかった
決意:なんとか前に進んでいった
成果:株主に安心してもらえるトヨタになった
強みは運と感謝とセットで話す
(P166・168)
例)
千葉さん
強み:弁論の全国大会で優勝した
運:話し方学習に偶然出会い、学べただけ
指原さん
強み:総選挙の1位を3回とった
感謝:厚い絆のあるファンが無理を重ねてくれた
時系列順に場面を変化させることで、物事の変遷がよりクリアに伝わり、エピソードの重みが増す
例)菅前首相の追悼の辞より
(略)当たり前の情報であっても、把握していることと、話せることは別
・たんなる自分の思いつきではない
(メモ)思いつきに見られないために、話せることを増すことが必要
数字情報は、過去実績・社会背景・未来宣言の3つに分類でき、過去実績から未来宣言につなげられるとGOOD
P202
◎過去実績
・kaeka トレーニング提供5000人、創業5年目、1.2億のアーリーステージ資金調達、従業員数前年比3倍
◎社会背景
・国立国語研究所の調査によると日本人の平日の話す時間は6.1時間
◎未来宣言
全体的に、第2部 言葉の戦略の箇所が多かった。