ラヴィット!の放送がないからこれまでの放送を振り返ってみた
番組が開始して1年3か月、今は絶好調だが当時は散々たる評価で
4月は毎日って言っていいほど暗い顔の川島さんのニュースサムネが流れてきた。この枠の4つ前の番組「はなまるマーケット(この時期は8:30-9:55)(17年半)」が終わって、「いっぷく!(1年)」→「ビビット(4年半)」→「グッとラック!(1年半)」と『長寿番組後の番組は短命に終わるジンクス』が続き、最初から空気が良くなかったのでしょうがない。
この流れが続くと思いきや少し流れが変わる、21/4/12monの放送、この日はマスターズの放送が前時間に放送しその流れでラヴィット!が放送された。
いつもより視聴者数が多いので、いわゆるチャンスなのだが誰もスタジオにゴルフが詳しい人がおらず、旨味を捨て、即座にピザランキングに移行する。この当時のオープニングトークは今では考えられないが約5分だったので記憶している人も少ない。このことにより川島さんは吹っ切れたらしい。
この頃の自分のラヴィット!評は、「あぁ…このまま1年打ち切りコースかもなあ…」って思ってました。4月の放送を当時はほぼ見てなかったです。
(※【トーク】麒麟川島 勝てないと思う芸人 & ラヴィット!誕生秘話)
ここで少し追い風が来る、番組開始1か月あたりから、ニューヨークの「たったの10分2品レシピ」で嶋佐がボケまくるのをスタジオで見ていた屋敷が「ボケ全部使われてる!」って嬉しがっていったとスタッフ談。
録画していたので放送を見たところ、ニューヨークが10分でキチンと料理を作る上にボケツッコミを入れないといけなくてとても難しいって言ってました。(21/4/29・5/6・5/13他放送)
さらに流れが変わる、スタジオゲストの芸人率が上がった。初期は1組歩かないかくらいだったが、5月中旬くらいから徐々に増えていった。
千鳥がゲストに来た日(21/5/17)とマヂラブゲスト回(21/5/20)はネットでも評判の良さでバズり、お笑いファンや番組スタッフからのコメントが飛び交った。
ここからオープニングトークも5分→10分→15分→20分・・・とどんどん伸びていき、VTRのお笑い濃度も上がっていった。
もし、川島さんが報道要素を取り入れるのを許可していたら最悪の結果が待っていたかもしれない
月日は流れ8月、この日は初登場の相席スタート(21/8/24)
8時台はケイさんの衣装お披露目タイムがあったりする通常放送だったが、番組キーワード発表(8時58分)で山添が「気づいた時に免許更新」と。
あんまりテレビでタレントがガッツリとスベっているのはない、というか初めて見たので、視聴しているだけで体力が減るくらいだった。ここから山添の調子はみるみる悪くなり、無印の1位を当てる部分で「中村スコーン」と出したり、クイズでケイさんが当ててもらった試食を奪ってVTR中に完食したりした。その際に山添は「商品の隠し味に何が入っているか?」の回答で「爪」や「シェフ歴」と答えたりして悲鳴が上がっていた。
スベりすぎると悲鳴が上がるんだ。と感じた。
ここからさらにお笑い濃度が上がり、オープニングトークは30分を超えるようになり、占いコーナーが消えていった。
Paraviではオリジナルコンテンツが配信されるようになり、ここで生ラッピー登場、支配人川島をタッグを組み、vs盛山の大喜利対決が開催。この時期からうっすら言われていた「大喜利番組」が実現した。
この時期から番組の調子が加速する。水曜日は見取り図の安ウマ、木曜日では爆買いベジータ侍が爆誕。
引っ越すだけなのに散財しまくる嶋佐。椅子に10万平気で使う。住んだらコントや住む住まないジャッジの確定演出などでお笑いファンの視聴数がさらに上がった。
水曜日のダウンタウンとのコラボ(10/13)も行われ、見事な相乗効果により大成功、水曜日からは「朝の大喜利番組」認定され、支配人川島の名裁きも名が渡った。
だが、朝の番組ならではの欠点が生じる。
普通の社会人や学生はリアルタイムで見れないのだ。
水曜日のダウンタウンは配信されていたが、本編を観たいと思ってもラヴィット!は配信されていない
自分はHDDに録画して見ていたのだが、配信がないなんてもったいないなぁと思い、TBSに投書を書いた
投書を書く癖をつけてくれたのは「シンパイ賞」や「勇者ああああ」の打ち切りのおかげで、特に迷うことなく送ることが出来た。
投書を書いた(10/4)日から何週間か経過した10/29の放送
めちゃくちゃ嬉しかった。投書って意味あるんだって。
配信が開始したらさらに人気が上がるのは確信していたので
発表があった時は飛び上がった記憶があります。
12月にはIPPONグランプリで優勝し、IPPON側から「朝の大喜利支配人」との称号。ついに大喜利番組からの箔が付いた。
さらに年末のアメトーーク大賞では年間大賞を受賞
テレビではあまり見せない涙を浮かべる支配人。数十年の記憶が一気に蘇ったのだろうか。
2021年最後の放送は田村アナと爆買いベジータ侍がMCの余裕ぶり。
2時間まるごとニューヨーク不動産と言う暴挙で1年が終わる。
年始(22/1/2)には特番の新年会
ここまで来ると人気も板についてきた。
22/3/29放送で放送1周年。すっかり川島さんの顔色も良くなり、「見て見てこの表情」状態。
4月には、はみ出しラヴィット!の特番
この時期あたりから弥平シェフ(一番左)がコメントやりにいってる説が出だす
そして今に至る(22/7/20)のだが、よく週5日×2hの放送を毎週やっているなと敬意しかない。週が増すことにバラエティギミックが多くなり濃度がガンガン上がる、スタッフが疲弊しているのではと心配するばかりだ。打ち合わせでは川島さんも参加しているとのことなので案出しの点においては逼迫してない気がするが、ちょっと企画の過剰さが時折目立つ。先日のサッカーの件や例の合唱の件など、稀にとんでも案が通ってしまうことがあるので、このままだとどんどんインパクト強めになってしまうのではないかと。
去年度の爆買いスパイラルはうまいこと退避できた。嶋佐=爆買いのイメージもだいぶ拭えてきたし、太田近藤夫妻の熱海の高額物件購入もさらに霞みが掛かっている。
世界陸上でラヴィット!が6日分放送休止とニュースを聞いたときに安心した自分がいた。1つ目は「個人の2h×6日分の時間が確保できること」、2つ目は「MC川島&田村アナの休息時間が生まれること」、3つ目は「企画の徐々に上がっているハードルを一旦リセットできること」。
去年はオリンピック、今年は世界陸上と、うまいことMCが休めているので何もイベントがない年はどうなるんだろうと考えたりしてます。
以下、ざっと名場面
Twitterで自分のツイートを振り返りましたが名場面が大量にありました。
過去回を録画してる方は振り返ってほしいです
これからも毎日、日本一明るい朝番組が見れますように。