見出し画像

アイデミーの新規サービス「modeloy」のロゴが生まれるまでのお話

こんにちは、株式会社アイデミー デザイナーの浅本です。

今回はアイデミーの新規事業である、機械学習モデルの運用プラットフォーム「modeloy」についてどのようにしてサービス名が決まり、どのようにしてロゴをデザインしたのか、というお話をさせていただきます。

なお、「modeloy」に関する詳細はサービス紹介ページをご覧ください。

1. サービス名が決まるまで

画像1

今回はサービス名を考えるところからスタート。
「機械学習モデルをすぐに(簡単に)デプロイできるクラウドプラットフォーム」であるというところから名称を考えました。

最初の3つはサービス名に加えてこんなフォントが合いそうかなーということで仮ロゴのようなものも作っていましたが、途中からはブランド名の決定を急ぐために仮ロゴを作るのはやめました。
(仮ロゴがあっても意思決定のしやすさはあまり変わらないように感じたので、今後機会があれば仮ロゴを作ることはなさそうです笑)

2月17日夕方
社長:「Amli(あむりー)」がいいかも、でも読みづらいかもな。

↓ 追加で案出し

2月18日昼頃
社長:「miqs(みくす)」は好きだけど、もう少し案が欲しいかな。

↓ 追加で案出し

2月18日夕方
社長:「modeloy(モデロイ)」がいい感じ!
聞くだけで機械学習のデプロイっぽい雰囲気を感じるし、読みやすい!


↓ 「miqs」 vs 「modeloy」で多数決

「modeloy」で決定!!

といった感じでサービス名が決まりました。
上記の画像でも小さく見えるとは思いますが、modeloyは「機械学習モデルをデプロイする」から生まれた造語です。

2. ロゴデザインが決まるまで - ラフ編 -

画像2

まずはシンボルをどのような形にするかを検討しました。
・コンテナ
・シナプス(AIといったときにイメージする方が多いアレです!)
・脳のイメージ(こちらもAIというところから)
・ディープラーニング(よく表現される多層構造から)
・クラウドストレージ(雲)
・デプロイ(ロケット?)

こういったキーワードを洗い出し、
それぞれ「イメージを描く」→「抽象化する」を繰り返しました。
・左端はクラウドストレージにデプロイするようなイメージ
・左から2番目は別の見た目のデプロイをイメージ
・左から3番目はディープラーニングの多層構造をイメージ

ラフは一旦この辺りまでにして、デザインへと移ります。

3. ロゴデザインが決まるまで - カラーリング編 -

アートボード 3

Aidemy Businessの社内研修、人材育成というフェーズから一段進んだ「機械学習モデルの実運用」というフェーズであることからAidemy Businessのメインカラーであるブルーを深化させ、パープル寄りのカラーとしました。

また、パープルという色は「開発に関わるもの」といった印象もあると考え、この色をメインカラーとして決めました。

4. ロゴデザインが決まるまで - デザイン編 -

ラフ編で作成した「ラフ」とカラーリング編で作成した「色」を用いて
ロゴ案を作成しました。

以下のデザインパターンを
社長、そして新規事業チームに確認してもらい、選んでもらいました。

画像6

【A1】クラウドストレージにデプロイする様子をイメージしたもの(1)

画像7

【A2】クラウドストレージにデプロイする様子をイメージしたもの(2)

画像4

【B1】 ディープラーニングの多層構造をイメージしたもの(1)

画像5

【B2】 ディープラーニングの多層構造をイメージしたもの(2)

結果、選ばれたものは「A1」の案でした。
理由として、以下のようなコメントがありました。
・A2よりもA1で使われているフォントのほうが力強くて安心できるからGood。
・B1は好きなんだけど、 modeloyがmelodyっぽい字面というのもあり、音声系のサービスと誤解されそう。
・A1は正方形に近くて使いやすそうだと思う。
・A1はサービスのイメージがすぐにつくのもあり、お気に入り。

5. ロゴデザインが決まるまで - ブラッシュアップ編 -

まず、ブラッシュアップ前のロゴデザインはこちらです。
文字間隔やラインが整っていないなどブラッシュアップしたい部分が盛りだくさんでした。

画像6

シンボルの調整をしたり、文字間隔を調整したり、ラインを引いて文字の高さを合わせたり…といったブラッシュアップを行い、最終的なロゴは以下になります。

画像9

よく見てみないとわからない部分もあるとは思いますが、
ブラッシュアップ前と後では、やはり印象が大きく変わりました。

6. 最後に

アイデミーに入社をして、はじめてロゴを作成する機会ではありましたが、
チーム内で意見をもらいつつ、ロゴを作っていく流れはとても楽しく、やりがいがありました。またブラッシュアップのフェーズでは、デザインチームに武藤さんが入社されたこともあり、デザインチーム内での意見をもらうことができましたので、より良いデザインにすることができ、とても嬉しく思います。

アイデミーの新規サービス「modeloy」のロゴが生まれるまでのお話は以上になります!

---

modeloyについてご興味を持たれた方はぜひ一度サービス紹介ページをご覧ください。

また、アイデミーでは現在様々な職種で仲間を募集しています。
少しでも興味がある方は一度以下のページをご覧ください!


いいなと思ったら応援しよう!