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イタリア語学習ノート第12回:会話のちょっとしたコツと従属動詞

ちゃお♬

在イタリア日本国大使館の情報によるとイタリア全土の学校および大学では3月15日まで閉校とのことです。

語学留学中の方の中にはリモートレッスンが続いているかもしれませんが、現地の人と現地語でのレッスンが通話となるとかなりレベルがあがる感じがしますよね💡もちろんそれこそが上達を助けるのですが、びっくりして一瞬固まってしまう人もいるかもしれません。

イタリア人は直接のコミュニケーションであればジェスチャーや指示代名詞などがかなり助けてくれるし察してもらえることも多いことも理由のひとつ。それが制限されるとあせってしまうかもしれないけれど、わからないときはわからない(Non ho capito)と言って大丈夫です。

お気づきの方も多いと思いますが現地の方のイタリア語ってとっても速く感じるし、実際に速いです。

私はイタリア語をほぼゼロから現地で覚えたので(日本の学校でも触ったはずが実際のところほとんどゼロでした😅)、友人から指摘を受けるほど、母語よりもイタリア語モードの方が早口です。笑(それでもゆっくりですが)

会話の練習や実践の時なども、相手の速さにのまれずに、自分が思うよりもう一段階ゆっくり話すことがコツの一つかと思います。よく使うフレーズは口が回りやすくなりますし、速くはなすのはその後でも充分。

他にも上達のコツや独特の言い回しなど、今後このイタリア語ノートに少しずつメモしていけたらと思います。

さて、ここからは従属動詞を見ていきましょう。

従属動詞の使い方

従属動詞とは、potere(できる)、volere(したい、ほしい)、dovere(しなければならない)という3つの動詞です。使用ルールは

従属動詞(活用語)+動詞の不定詞(辞書に載っている形)

です。

たとえば

Posso mangiare? 食べてもいい?

Vuoi venire con me?一緒に来たい?

Devi mangiare.食べなきゃダメ。

というように。

次にそれぞれの現在形の活用を見ていきましょう。

Potere

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potereを使うときはシンプルに「できる」とき。同じ使い方で似た意味もつ同時にsapereがあります。単体では知る、という意味ですが、直後に動詞の不定詞をつけることで「〜する力がある=できる」という意味をもちます。

たとえば

Sai suonare piano forte?(ピアノの弾き方知ってる?=弾ける?)

Puoi suonare piano forte?(ピアノ弾ける?=弾いてくれる?)

So guidare.(車を運転できます=その力や免許がある)

Ora non posso guidare.(今運転できません=なんらかの事情で運転できない)

というように。

volere

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現在形の活用は上の表の通りですが、日常でこの一人称voglioを使うとちょっと強か感じさせる時があります。現在形を使う場合は"今この時のこと・習慣・もしくは少し先の100パーセント起きること"を表現するからです。

実際使うときには今後勉強する条件法Vorrei(できたらしたい) を使うか、Ho voglia di 同士不定詞 を使うと表現が柔らかくなります。

逆にVoglio sentirti!!(あなたの声が聞きたい!)などというとちょっとかわいいわがままになったりする場合もあります♬

dovere

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こちらも自分以外の人称に使うと少し意味強まる場合があるので、特にオフィシャルな場では現在形の使い方に少し注意が必要です。

場合によっては似た意味の表現として使えるのがavere bisogno di+動詞の不定詞(する必要がある)  です。

少しずつ使って、慣れて行きましょう♬より多い実践がより早い上達につながります。

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山田 麻美
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