イタリア語学習ノート第20回:近過去きほんのき
ちゃお😊
今回のトップ画はチンクエテッレから。この地域、もうこの季節はだんだんと小汗をかく日も増えてきます。
さて、いよいよ過去形に入っていきます。
過去形、と一口にいっても色々ありますが、落ち着いて一つずつ理解していきましょう。
まずは近過去から。
近過去ってどんな時に使うの?
「○○した」というのがそれにあたり、単発であったり期間内完結のできごとを表現します。
日本語でも○○した、○○していた、など過去形の中でも微妙な言い方の違いで意味あいがかわってきますが、まずはそれと同じような感覚でとらえていいと思います。
詳しくは、後日半過去に入ってからそのしくみを比較しながら図で説明しますね。
近過去と、過去分詞の作り方
近過去の作り方は
avereもしくはessere +過去分詞
です。
過去分詞の作り方は規則的なものであれば、動詞不定詞の語尾別に
となります。ご覧のとおり、注意すべきはere動詞ですね。
avereとessereの選び方
では過去分詞の前に置くavereとessereのどちらをとるのか?という使い分けですが、現段階ではessereをとる動詞を覚え、そのほかは基本的にavere だと思っていていいと思います。(文法が先に進む場合はこの限りではありませんが、それはまた段階ごとに進めていきましょう。)
・移動を表すもの
andare,venire(venuto),partire,salire,uscire,stareなど
・存在の有無や発生を表すもの
nascere(nato),passare,morire(morto),succedere(successo)など
・再帰動詞
学習したての再帰動詞もessereをとります。
例:Mi sono alzato alle sette.7時に起きました。
※上の動詞のうち、()で書いたものははイレギュラーな過去分詞形になります。
essereをとる場合は語尾が変化する
essereをとる動詞の場合、主語によって過去分子形の語尾がo/a/i/eに変化します。
例:Maria è andata a Firenze.マリアはフィレンツェに行きました。/Sono passati circa 2 anni.およそ2年が経った。
例では行くandareを使いましたが、たとえば「昨日何をしていましたか?」「ミラノに行きました。」という場合、もう帰ってきているのであれば
Sono stato a Milano.ミラノにいました。
というのが一般的です。
このようにイタリア語らしくて日本語とはちょっとちがった表現の仕方が少しずつみられるのも語学学習の面白いところですね😊
さて、近過去が使えるようになったので、日記が書けるようになりました。1日3行でもいいので、毎日何かイタリア語で書いてみましょう♪
【イタリア語】近過去・半過去 使い分け①近過去
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