黒いフリルの日傘

　　　　　　涼しい。

長袖のワンピース1枚
今日は
フレアーが
風にさらわれる。

　　　　　秋めいた
　　風は気持ちがいいな…

しかし気をつけないと
メンタルは落ちるのがこの時期。

いつも落ちてるけどもどもどーも
どーも……あーもんどぺこ…

先週は
何をしていたのかも
分からないぐらい
心身共にパンク。

久しぶりに昨日は
金魚のフンのヒヨコ日。

当たり前のように

「やっと予定がないね〜」

だいぶ前に、
録画していたおいた

ミステリーと言う勿れ
を

　　直接床に置かれたテレビ。

何もなくなった床へ
座布団2つ
無造作に毛布を投げて
転がって見だした。

ヒヨコはiPadと共にながら見。

　　　　　二人で考察して
　　　　　楽しかった。

こんな物語を書ける作者と
整くんにメロメだ。

やっぱり疲れたな…

忙しすぎて優しさも消え
おブスな心になっていた。

その反面
ヒヨコは
柔和な雰囲気になっている…

　　　　　可愛いなぁ…

って！

ちょっと待て！

普通に忘れていた。

担任からショートメールがきてた。

　　来週いつ訪問可能か？と。

　　　　

　　　いや、くんな。

と
返信するわけにはいかん…

そもそも
毎週来られても
正直、変わらない。

せめて月1回で
なんとか許してくれないか？

　　　時々、訪問を断る私。

「安否確認なんで〜」

ってつい言っちゃう先生。

あー
まーねーー。

その安否確認で
うちのワンコが吠えまくって
何も話しが聞こえないじゃん。

いつも。

ガラガラになった部屋は

　　　音の響きが武道館。

　　　　　知らんけど。

好きに冷蔵庫をあけるヒヨコ。

好きに部屋をウロウロするヒヨコ、

思い切り、ワンコと遊ぶヒヨコ。

　　　　　　そして

祖母に時々ラインをしているヒヨコ。

二人で連携しながらの生活が
始まった。

引っ越し前日の仕事中、
ロンリーオババな私に

大好きなヤングピンクが言う。

「ミトみたいな奴、
何ていうか知ってる？！」

「マザコンって言うんだよ〜笑
ミトよりヒヨコちゃんの方が、
よっぽどしっかりしてるわ！心配ないわ！ぺこ〜〜」

この人見知りの頑張り屋から
励ましではないような

言葉に

どんだけ励まされ、
尊敬し
笑わせてもらってきたか…

唐突に引っ越しされた祝いに
何か貢ぐか…

職場にこんな奴がいる
これは強い。

バグった私のパソコンは青。
今朝アバターは終わった。

ピンクのひとこと。拍手！

こんな当たり前の事
すっかり抜けてた。

　　　

　　　インストールし直す。

画面は昭和から令和に戻った。

ふぅ。
良かった。

秋がきた。

　　可愛いフリルの黒い日傘。

　　1度しか使えなかった酷暑。

再起動を繰り返して
生きている。

ウサギのクリームで
少しでも
手を綺麗にしよう。

　　　　　冬の前から。