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OSGBから3DTileへの変換!GISBoxによるGISデータスライス処理の手順
3D地理空間データの管理や視覚化において、OSGB形式から3DTiles形式への変換は非常に重要なプロセスです。特に、傾斜モデル(オブリークモデル)のスライス手順は、モデルデータの効率的な処理とブラウジング体験の向上に欠かせません。本記事では、傾斜モデルのスライス手順をステップバイステップで解説します。
1.スライスタスクの新規作成
左側の「スライス」オプションで「新規」ボタンをクリックし、新しいスライスタスク設定を開きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1732523347-yIUqYh4bsRZN3mn60u7Mjv9V.png?width=1200)
「傾斜モデルスライス」を選択し、スライスタスクの設定を開始します。
![](https://assets.st-note.com/img/1732523351-jrzvASFs72niUOR8thlB1YuQ.png?width=1200)
2.スライスタスクの設定
1)ファイルの追加
OSGBファイルフォルダを追加した後、「基本パラメーター」でスライス出力フォルダを設定します。「空間参照」や「ゼロ点座標」は、フォルダ内の「metadata.xml」ファイルに基づいて自動的に生成されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1732523363-Q3grDpuqsdYBjPUSXZAb7Lvf.png?width=1200)
2)ストレージタイプ
「ストレージタイプ」では、デフォルトで「3DTiles1.1の保存」が有効になります。これを有効にすると、OSGBファイルフォルダ内のモデルファイルはglb形式で出力されます。無効にすると、b3dm形式で出力されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1732523370-4yXOpQrNLwh5uTsef6HMZbkz.png?width=1200)
3.同時にサービスとして公開
「同時にサービスとして公開」を有効にすると、スライスが完了した後、「配信」の「モデルサービス」に対応するタイプの「サービス」が自動的に追加されます。例えば、OSGBファイルのスライスタスクでは、「モデルサービス」内に「サービス」が自動的に追加されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1732523374-yQgv97OHdb1YNrDlLmBfhqX2.png?width=1200)
4.ファイルの確認
スライスタスクが処理完了したら、右側の「フォルダ」ボタンをクリックして、変換された3DTilesファイルを確認できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1732523389-gILKyo1az5QNwPeXd40VB9xn.png?width=1200)
以上の手順を通じて、OSGBファイルを3DTiles形式に変換する際の傾斜モデルのスライスプロセスを完了できます。このプロセスを正確に実行することで、3Dデータの管理がより効率的になり、ブラウザやアプリケーション上でのモデル表示がスムーズに行えるようになります。ぜひこれらの手順を活用して、3Dモデルデータの活用をさらに促進してください。