狼狽売りを防ぐ投資本3選
投資本は的確な名言が集まっているので、定期的に読み返すと「狼狽売り」や「高値買い」を防ぐことに繋がります。
私は本棚に40冊ほどコレクションして、定期的に読み返しています。
その中でも、読みやすくお気に入りな投資本をメモしておきます。
「投資で一番大切な20の教え」
一言にすると「払ったお金でなにを得たか」、つまり払った金額以上に価値のある株を買えと言っています。
一番大切なことが20もあるという滅茶苦茶な本ですが、読んでいて納得感しかありません。
オークツリー・キャピタル・マネジメントの創業者ハワードマークス氏の著書で、ウォーレン・バフェット氏が株主総会で株主へ配ったことでも有名です。
内容は王道中の王道で、割安な「バリュー投資」を一貫するというものです。ただ、私も妻にも勧めましたが、英語を翻訳しているため読みにくい表現があります。それでも読み進めていく価値がある本です。
私の本には18か所も付箋が張ってありました。特に、P.53「価格と価値の関係性に目を向ける」、P.132「振り子を意識する」、P.244「ディフェンシブに投資する」は何度も読んでいます。
「せめて25歳で知りたかった投資の授業」
本当に25歳の時に知りたかった本です。私が実際に読んだのは20代後半の時でした。
筆者は漫画「ドラゴン桜」で有名な三田紀房さんです。本書の中では投資漫画「インベスターZ」の挿絵が随所にあり、非常に読みやすいです。実際に投資初心者の妻にも渡したところ、二日ほどで読み終わっていました。
途中で本を閉じることなくスラスラ読める点は、投資1年目の方にこそおすすめです。
特に「好きな株を買う」「歴史は、何度でもくりかえす」「何もしないのも、投資」など、印象深いポイントが多いです。なにより目次を読むだけでもこれは大事な内容だと読者に伝わるのではないでしょうか。
「貯金40万円が株式投資で4億円」
著名な個人投資家かぶ1000さんの著書を勝手ながら紹介させていただきます。
4億円以上を運用している凄腕投資家ながら、最近まで投資している銘柄を公開されていました。企業が保有している資産に対して株価が割安な、いわゆる「バリュー株」投資の著書になります。
この本の良いところは、「バリュー株」という分かりやすい投資方が丁寧に解説されている点です。2022年6月から投資ブログの更新を終了されているので、具体的な投資銘柄への考えが学べるこの本は貴重です。
個人的に、第2章「かぶ1000流バリュー株投資の基本」と第3章「ネットネット株に注目!」は個別株に投資するなら必須と言える知識だと思います。明快かつ適格に書いてある点が好きです。
実際、私もネットネット株に該当する「中央紙器工業」に投資していて、投資の考え方を学ぶことができました。こちらも投資初心者の妻に渡し、読み終わっていました。
以上、参考になれば嬉しいです。こんな投資本もおすすめだよという情報があれば教えてください!
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