
大人可愛い フレッシュメイク「ひよっこメイク講座」<15日目>
さて今日から、TPO別メイク編に入ります。
5パターンのメイクアップを紹介していくのですが、初日の今日は、「フレッシュメイク」です。
●フレッシュメイクで目指すもの
─ナチュラルで若々しく、温かみのある表情。
●メイクポイント
─柔らかさ、温かさを前面に出すこと。
可愛らしいイメージが好きな方、または、穏やかな印象を持たれたい、という方に特におすすめです。
それではさっそく作り方をみていきましょう!
✨ベースメイク
化粧下地、ファンデーションで自然な明るさ、透明感のあるお肌作りを。
シェーディングは、色を入れすぎないようにしましょう。
輪郭の補正や、ノーズといった必要最小限だけを修正して、ナチュラルに。
✨アイメイク
色:パステル系などの淡い色調で
形:目幅を縦に広げるようなイメージ
質感:ソフトマット
目元に丸さと高さを出し、黒目を大きくぱっちりと見せていきましょう。
黒目部分に引くアイライナーをやや太めに入れると効果的ですよ。
やさしく、柔和な目元になります。
マスカラも、目の中央付近に多めにつけましょう。
✨アイブロウ
色:自然な血色カラーをプラスして、明るく
形:なだらかな曲線
質感:ややパウダリー
眉の仕上げに、ピンクやオレンジなどの、ニュアンスカラー(※「12日目」 ご参照)をふわっとのせてみましょう。
こうすると、ビシッと整った『眉』というより、ふんわり自然な『まゆ』という感じで、ほどよくお顔に「抜け感」(遊び)が出ます。
またの仕上がりも、よりソフトになります。
✨リップ
色:濃すぎず薄すぎない、主張しすぎないカラー
形:自然なカーブ、自然なふくらみをもった形
質感:ややツヤありで
グロスをべったりと塗ると、唇が下がったように見え、悪目立ちしてしまいます。
ツヤを足したいときは、唇の中央2/3ほどまで、がおすすめです。
✨チーク
色:あたたかみのある色。アイシャドウの色やリップの色、とバランスがとれるような色
形:丸く、広めに
質感:パウダリーに
チークは、頬の中央あたりから、丸く、円を広げていくような感じで入れましょう。
つけるときのコツは、中心部分を基点として、時計回りに半円を描き、その後、反時計回りに半円を描くようにしていくと、丸みのあるチークになります。
✨ハイライト
仕上げにハイライト(※)を入れて、メイク効果を引き出していきましょう。
※ハイライト
メイクにおいて、顔の骨格の高い部分(額・鼻先・眉弓筋・目の下・あご先等)に、明るい色のパウダーをのせて、光があたっているように見せることをいいます。顔を立体的に見せる効果があります。
色:白すぎないものをセレクト
質感:ギラギラ、ラメラメはNG。ほんのり微ツヤがベターです。
大人可愛いフレッシュメイク、完成です!
目、眉、リップ、チークにおける、色と、形の丸みの統一感・・この全体が整って、イメージが確かなものになります。
ぜひトライしてみてくださいね。
「ひよっこメイク 講座」※とは?
※2005年に販売した、過去のオンラインメイク講座です。
□ 一度ひととおり、メイクの全容をざっくりと知ってみたい
□ メイクデビューしてもう何十年も経つけど、キレイの引き出しを増やしたいかも
という方におすすめです。
(メイクアップの‘変わらないセオリー’‘自分の中の原点’に立ち戻ってみたいと思い、今回、一部編集・リライトしてお届けしています。)