「ひよっこメイク講座」<4日目>メイクは錯覚~ベースメイクのその前に~
28日間講座の、4日目です。これまで、ご自分のお顔を知る、ということを進めてきましたよね。
どんなことに、気づきましたか^^?
たとえば、自分ではそうは思っていなかったのに、無表情で鏡を見たとき、けっこう厚めな唇だったことに、ちょっとショック・・(←これ、私のことです笑!)
でも、お友達から「いいじゃない!ぷるんとしていて、いいな~」
なんて言われて、「そっか、それって、わたしの魅力なのかも・・!そこを上手に活かせばいいのかなぁ・・?」とか、
「いつも年齢よりも年上に見られるのが、どうしてなのか分からなかったけど、友達と比べてみたら、骨格の「ゴツゴツ感」がけっこうあったみたい。それに、目とか口も大きくてはっきりした顔だから、その分大人っぽく見えてたんだなぁ。。」
などと、発見があったかもしれませんね。
お顔のもともと持つ表情を見抜けるようになると、そこから、なりたいイメージに近づけるために、パーツの印象を足したり引いたりしながら仕上げられるようになる=メイクアップの肝を、楽しむことができるようになりますよ。
メイクをする前に、意識をしてほしいことって?
さて今日は、ベースメイクをする前に、意識をしてほしいことをお伝えしますね。
メイクをするときの「順番」に着目すると、2つに分けられますよね。
1つは、ポイントメイクを引き立たせるための、その土台となる「ベースメイク」。
ファンデーションや、コンシーラー、フェイスパウダーなどを使い、顔の「土台」を作っていきます。
「きょう、ちょっとメイク、濃く(厚く)ない?」
「きょうのメイク、薄いね。」
そのような、メイクの‘厚い’’薄い’に関係しているのが、ほぼこのベースメイク、です。
そしてもう1つは、ベースメイクの後にするメイクで、より、なりたいイメージに近づける「ポイントメイク」。
目元や、眉、リップ、チークといったおのおののパーツに、色や質感を加えていきます。
では、この「ベースメイク」と「ポイントメイク」、どちらがメイク全体の仕上がりを左右するものだと思いますか?
・・・・・
それは、「ベースメイク」なんです。このベースメイクで、全体の仕上がりの70%が決まってしまう、と言われているんです。
大切なところなんですね。
「あっ きょうはなんだかメイクのノリがいいな~^^」
と思ったときのことを、イメージしてみてください。
そのときって、ベースメイクが肌に吸いつくかのように自然についていて、まるであなたのもともとの「肌」のように見えているときではなかったでしょうか。
施されているメイクは、誰かから借りてきた、ウソもの(借り物)ではなくて、本当にあなたのもともとの肌そのものが美しく見えている・・
そのような<錯覚が起こるメイク>である、と言い換えることもできます。
そんな<錯覚が起こるメイク>をしていくぞ!という気持ちで、これから先の講座を読んでいっていただけたらうれしいです。そのノウハウは、これからの講座の中で徐々に明かされていきますので、どうぞお楽しみに!
今日の問いかけ:ファンデーションは、なぜ必要?
ベースメイクに欠かせないファンデーション。
なぜ必要だと思いますか? 何のために?
不正解はないですので、ご自由に想像してみてくださいね^^
「ひよっこメイク 講座」※とは?
※2005年に販売した、過去のオンラインメイク講座です。
□ 一度ひととおり、メイクの全容をざっくりと知ってみたい
□ メイクデビューしてもう何十年も経つけど、キレイの引き出しを増やしたいかも
という方におすすめです。
(メイクアップの‘変わらないセオリー’‘自分の中の原点’に立ち戻ってみたいと思い、今回、一部編集・リライトしてお届けしています。)