アイブロウペンシルで、一席。「ひよっこメイク講座」<14日目>
「13日目」は眉の整えに関する内容でしたが、眉、整えられましたか?
眉まわりがすっきり整うと、お顔の印象も心なしか明るくなったように見えるものですよね。
そもそも眉毛って、気づくといつのまにか伸びてる!と感じることも。
それもそのはず。
眉毛は、1日に約0.2㎜ずつ、のびているそうなんです。
ということは、1ヶ月に6㎜ほど、長くなる計算になります。
伸びる早さには、早い・遅いといった個人差はあるものの、1ヵ月に1,2回くらいは整えていくとよさそうですね。
それでは今日は、ちょっと趣向を変えて、アイブロウペンシルについての補足です。
ちょうどこの講座でも、ベースメイクとポイントメイクの間、ということで、コーヒーブレイク、のような感じでさらっとお読みいただければと思います。
【アイブロウペンシル~なぎなた状~】
アイブロウペンシルには、さまざまな種類がありますよね。
その中でもおもに、芯を繰り出して使うタイプ(芯を削らなくて良い)と、鉛筆タイプ(芯を削る必要性あり)とに分かれます。
このうち、鉛筆タイプで、芯がなぎなた状(刀状)になっているものを、ご覧になったことはありますか?
有名なのは、シュウウエムラのロングセラーアイテム:「ハード フォーミュラ」というペンシルです。
↑カラーバリエーションが豊富なので、ぴったりな色みを選べる楽しさがありますね♪
(余談ですが、私がメイク学校へ行っていた時代は、確か2,100円でした)
さてここでクエスチョンです!
Q:このような、なぎなた状になっているアイブロウペンシルには、他のタイプにはない、3つの魅力があるんです。それは、どのようなとこでしょうか?
↓↓↓
こたえは・・
◎3パターンの質感を出せるところ!
繰り出し式のペンシルは、どこから描いてもほぼ、芯の形や太さは一定ですよね。
ですが、なぎなた状に削れるペンシルだと、なんと3つの質感を表現できるんですよ。
1:削った芯の「角」のところで‘点’が描けるので、ガイドラインをとりやすい
2:削った芯のゆるやかな「線(カーブ)」のところで、眉毛を‘1本1本線で’描ける
しっかり描けるので、メイクのもちもいいんです。
3:削った芯の平らな「面」の部分で、ぼかしながら色をのせることができる
より自然な眉に見えます。
~こんなふうに、1本で「点」「線」「面」、3つの質感を出せるペンシルなんです! 優秀ですよね。
さらにさらに、繰り出しタイプよりも芯が長いので、長持ちする、という点も、いいところ。
もしまだ使われたことがないようでしたら、一度は手にしていただきたいペンシルです。
ご紹介したシュウウエムラのものではなくても、お持ちの鉛筆タイプをカッターで削ったり、あるいは、画材屋さんなどで売っている「エボニーペンシル」(←色はグレー一択になってはしまいますが)を使うことでも、代用ができますよ。
(あ、「かづきれいこ」さんも、長年「エボニー」という名称のアイブロウペンシルを販売されていますね。)
私のメイク学校時代、生徒は皆一律で、プロユースの眉ペンシルを使っていました。
それを各自、なぎなた状に削って使っていました。う~ん、懐かしい~!
「眉、なかなかうまく描けなくて・・」とお困りの方は、眉ペンシルを変えてみることが、1つの解決法になるかもしれませんね。
ということで、今日の講座は以上です。
それではまた次回、お会いしましょう~^^
「ひよっこメイク 講座」※とは?
※2005年に販売した、過去のオンラインメイク講座です。
□ 一度ひととおり、メイクの全容をざっくりと知ってみたい
□ メイクデビューしてもう何十年も経つけど、キレイの引き出しを増やしたいかも
という方におすすめです。
(メイクアップの‘変わらないセオリー’‘自分の中の原点’に立ち戻ってみたいと思い、今回、一部編集・リライトしてお届けしています。)