ドラクエモンスターズのすゝめ #DQM3

※本記事は「(1stシーズン)謎解きクラスタによる謎以外の Advent Calendar 2023 」12日目の記事です。 #謎なしAdvent2023

ドラゴンクエストモンスターズ3

https://www.dragonquest.jp/monsters3/

ドラクエモンスターズ、22年ぶりのナンバリング新作が出ました。
ひさしぶりにガッツリと家庭用ゲームをプレイしています。
ようやくモンスター図鑑をコンプリートしました!!!

アドベントカレンダーに何を書こうかと思ったんですが
最近はもう空き時間があればこれを作業プレイしていたため
このソフトの紹介でもしようかと思います。

未経験の方へ

この先の章では、ある程度シリーズ作品をプレイされたことのある方に向けた文章を記しているので、ここで未経験の方向けにこのゲームがどのようなものかをざっと紹介します。興味があればプレイしてみてください。

ドラゴンクエストシリーズのモンスターを使役して、鍛えた技で勝ちまくり仲間を増やして次の街へ物語を進めていくゲームです。まあ、ざっくり言うとポケモンです。
初代ポケモンが大ヒットした当時、似たようなゲームがたくさん出たのですがその中でも独自の人気を確立したものの一つがこのシリーズとなります。ドラクエならではの「みんなが知っている」モンスターや特技の豊富さ、そして「配合」システムにより、モンスターを掛け合わせて新しいモンスターを作り出していくという強みにより、このシリーズならではの楽しさを味合わせてくれます。ニンテンドースイッチで無料体験版があり、序盤を遊べるので、興味があればプレイしてみてください。

また、DQMは本編のスピンオフのようなストーリーになっていることがあるのですが、今回の主役はあのDQ4ピサロです。彼を主軸にして、DQ4のifストーリーを体験することができます。DQ4好きな人にもおすすめです。

プレイした感想(シリーズ経験者向け)

さて、ここからは経験者向けに具体的な今作の感想を。
つらつらと書いていたら悪いところが多くなってしまいましたが
そもそもDQMはシリーズとして確立されており、一定の水準は確保されているうえでの不満点なので全体としては面白かったと思います。このシリーズが好きでプレイしている人が、ひさしぶりに遊べる新作としては充分だったかなと個人的には感じました。

良かったところ

配合が簡単になりました。まず性別の廃止。これがめちゃくちゃでかいです。あれは♂で、こっちは♀で…。と考えなくてよくなりました。加えて+値や新生配合、3枠・4枠モンスターも廃止されており、複雑さが無くなった分、カスタマイズ性も失われているという声もあります。
そして位階の簡略化。いわゆる通常配合において、過去作だとそれぞれのモンスターに特有の位階があり、それを計算して…。とやっていたと思いますが、今作はシンプルになりました。系統とランクによって通常配合は決まります。例えば、スライムファングなら「スライム系×魔獣系」「どちらかはDランク」この2つの条件さえ満たせば作成できます。

セーブがめちゃ強いです。シンボルエンカウント式で、その場にいるシンボルまでセーブされるため、スカウトしたいモンスターを見つけたら直前でセーブして、スカウト成功するまでロードして挑戦し続けることができます。(オートセーブをOFFにしておけば)

スイッチの性能でモンスターが動くのがけっこう可愛いです。いっかくうさぎなど、かなり愛らしいと思いました。ただし、過去作に居たセクシーな女性型モンスターはほぼリストラされ、残されたのはメイデンドール系と今作で初登場のリーズレットくらいしかいない状態になっています。なぜ…。

モンスターランクによってステータス上限値に差があまりなくなりました。スライムだって鍛えれば(ステータスとしては)魔王に並べるレベルになれます。ただし、新生配合が無いため特性は変えられず、耐性については高ランクモンスターのほうが強いため、やはり高ランクモンスターは強くて使いやすい傾向にあります。

賛否両論なところ

モンスター総数が526。前作(DQMJ3P)から250体減っています。ただし、この中にはさまざまなコラボモンスターやご当地モンスターも含まれているため、一概に減った=悪とも言えないかもしれません…。
今作では今のところコラボモンスターはマックデリバリーの3体のみなので、自分の地域がマックデリバリーに対応してさえいれば、理論上コンプリートは可能という仕様になっています。

前作までの「めぐりあいの扉」(すでに仲間にしたモンスターが出てくる)が有料のDLC(モグダンジョン)になりました。図鑑をコンプリートしたいなら、このDLCがあるとないとでは苦労がかなり変わってきます。(たまご限定モンスターが複数体必要になったりするため)

本編がけっこう長くてストーリーがしっかり筋が通っています。ワールドマップもダンジョンも結構広いので、なかなかボリュームがあると思います。その反面、クリア後の追加要素は少なく、こういった育成ものにありがちな「クリア後が本編」という感じはあまりないです。

肉を投げても「いかり」状態になります。また、スカウト失敗するたびにスカウト率にマイナス補正が入ります。
過去作では安い肉を投げて「いかり」を回避しつつ何度もスカウト試すという方法がありましたが、今作ではそううまくはいかない仕様です。ただ、肉系のアイテムはドロップでもショップでも手に入りやすくなっています。また、肉をたくさんあげて倒すと「起き上がり」が起こりやすくなった実感があります。

悪かったところ

※アプデでいくらか改善されたようです

たまご限定モンスターが多いです。たまごはマップにランダムに発生するのですが、発生した時点で中身が決定されるため、別マップから移ってくる前にセーブしておき、中身をチェックして望みの物でなかったらリセット、という作業をひたすら繰り返す必要が出てきます。また、たまご限定スキルというのもあり、対人用にスキルを集めたい場合にも同様の苦行が必要になります…。

UIが全体的に使いづらいです。スキルや生息場所など、頻繁に見たい項目を確認するためにわざわざZL/ZRを押さなければならないのがストレスに感じました。

「あくまのしょ」が無くなりました。また、Lサイズでもスキルは3つまでになりました。そのため、貴重なスキルをどこかに保管しておくようなことがしづらくなり、スキルの取捨選択が難しくなりました。

モグダンジョン以外の2つのDLCはかなり微妙です。ちょっと嬉しい程度の利益しか得られないので、どれか1つ買おうと思っているならモグダンジョンを強くオススメします。

四季、天候という要素がありますが、四季によって行ける場所が変わるため、気になる場所があっても四季が異なり行けないというストレス要因になります。(クリア後に四季は変更可能になる、天候は変更不可)

エリアボスを倒さないとスカウト率にマイナス補正がかかった状態になっています。新しいエリアに行って新しいモンスターに出会ってもスカウトできない、これは残念でした…。

最後に

これが、マックデリバリー限定モンスターを集めるために頼みまくったハッピーセットです!!!
ちょうど欲しいもののタイミングで助かった

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