ファイターズが運営する噂のカフェに行ってきました
「北海道の活気を取り戻す」場所になるようにと思いを込めて2018年10月19日に新千歳空港3階のグルメフロアに満を持してオープンしたのが、
球界初となる球団直営カフェレストラン「FIGHTERS DINING ROSTER~DELI&ROAST~」(ファイターズダイニングロスター/デリアンドロースト)
ショップカードやナフキン等のペーパーアイテムからも伝わるお洒落な雰囲気と美味しそうな写真に誘われてなんだか行ってみたくなるアイテムばかり!!
そんなお洒落さ溢れ出すこのお店では、道産食材をふんだんに使用したデリカッセンスタイルを採用しており、あらかじめ調理されたものを盛り付けるという手法なので回転率を上げるポイントにも繋がっていて、私が行った平日の12時頃でもすぐに着席することが出来ました。
すぐにと言っても、普通のレストランのように着席後に店員さんがメニューを聞き取りにきて数分後に料理が運ばれてくる流れではないのです。
入店後の流れとしては以下のような感じです。
①店先にあるリザーブ(予約)札を座りたい席に置いて席をキープ
②好きなメニューを注文
③順番にデリの準備をしてくれるので、プレートに盛り付けられるまでの間は上の写真のような美味しそうな食材を見ながらレジへ
④コールドデリの中から数品気になるメニューをチョイス
⑤お会計
ラインナップは店名の通り、”デリ2品又は3品”と”ロースト”の組み合わせ+パンかライスが選べてお値段も1000円~という通常メニューに加え、
ファン心理を忘れないファイターズならではの限定メニューでは、2013年から取り組んでいる「応援大使」に絡めた選手とのタイアップメニューとなっており、これをオーダーすると特別に水彩画のような可愛いコースターがついてくるシステムなのです。
メニュー表はこんな感じで、
今は、中島卓也選手会長×比布町(2018年応援大使)とキャプテン中田翔選手×平取町(2018年応援大使)のプレートとデザートが限定発売中
こちらが中島選手プレート(2000円税込)※オリジナルコースター付き
・比布町かっぱの健卵ウフマヨサラダ(右下)
・知床産鶏肉と北海道産野菜のロースト~スープカレーソース(その上)
・北海道彩り野菜とフルーツサラダ チアシード入り(パンの左上)
・比布町かっぱの健卵ミニプリン(中央)
+5品程のコールドデリから1品/今回はローストビーフのシーザーサラダ(上)
・ライスorパン
その他に、右奥に見えるのが比布町の名産でもあるいちごを使ったイチゴミル9(660円税込)※オリジナルコースター付き
そして、こちらが中田選手プレート(2000円税込)※オリジナルコースター付き
・びらとり和牛カルビ(左上)
・希少部位ローストビーフとロメインレタス&ケールスーパーフードシーザーサラダ(左下)
・秋鮭のマリネとじゃかいもとかぼちゃのサラダ(右上)
+コールドデリから1品/今回は根室産サンマと北海道産根野菜のエスカベッシュ(下)
・ライスorパン
こちらも見た目通りボリューム満点!!!平取はお肉が有名ですが、応援大使でもある中田選手って感じのガツンとしたプレートでした。
気になる味やノベルティーは?
私は迷わず中島選手のプレートをチョイス^^
選手とのタイアッププレートを頼むと上の写真のようなオリジナルコースターが付いてくるのですが、特に手前の可愛い方は高いプレートについてくるあたりツボを押さえてくるファイターズさん。手強いwww
その他、左上は中島選手のイチゴミル9に、右上は中田選手のプレートにそれぞれついてきます。(ここにはありませんが、中田選手のデザートにはまた別のコースターがついてきます。)
味付けはというと、甘みも酸味もスパイシーな辛みも程よい量で盛り付けられているので、とてもバランスの良いメニューでした!
お値段が2000円なので少し高い気もするけれど、卵やお肉でたんぱく質豊富でありながら良質な脂質も取れるし、フルーツで酸化しない体もキープ出来るゆる低糖質で心も体も満たされる大満足プレートです☆☆☆
ちなみにパンかライスを選べますが、中島選手のプレートはフルーツや卵などどちらかというと洋風なのでパンにして正解でした^^
パンも、少し硬めの田舎パンみたいな感じで噛み応えがあって満腹中枢もゆっくり満たされる感じ。
そういえばメニューの中にプリンがありますが、中島選手が高校時代の監督から付けられたあだ名はプリンスに一歩足りないという意味で「プリン」でしたね(笑)まさかとは思うけど裏テーマがあったら凄いw
デザートメニューのイチゴミル9は、私の想像していた(ちょっと苦手な)もったりとした甘くて重たいドリンクかと思いきや、どちらかというとさっぱりとしたフレッシュジュースっぽい感じで、シャリシャリ感がありとっても美味しかったです!
一方、中田選手プレートは迷いに迷ったチョイスデリをエスカベッシュにして正解でした☆
一緒に行った方とプレートをシェアしたのですが、バルサミコ酢のきいたパンチのある味が全体を引き締めてごはんが進むすすむ(笑)ちなみに、中田選手のプレートはお肉が多いので『ライスが合いますよ』と店員さんのアドバイスがありました。お試しあれ☆
どちらのプレートも1品選べるところがミソで、また来たくなる気持ちにさせてくれます。きっと、その時の仕入れ状況によってメニューも変わるので、何があるかな?というワクワクと、味付けもくどくないので罪悪感もなく楽しめるところも女性的には嬉しかったり♡
初めてでよくわからなかったメモとして200円プラスで珈琲・紅茶・オレンジジュースのいずれかを付けられるんだけど、それを付けずに飲みたかった選手がデザインされているラテアートドリンク(680円)にしても良かったかな、、と(私は結局後からラテアート頼みました)でも、200円でオーダーした珈琲は酸味がなくてストロング系の好みな味だったので結果オーライでしたがw
余裕を持ってデリを選ぶコツ
レジでオーダー後、時間帯によっては後ろにも人が並んでいるので早く選ばなきゃ~というプレッシャーも若干あります(笑)このプレッシャーは、あとから選ぶデリ1品にも影響を及ぼすので、前の方がオーダーして盛り付けてもらっている間にどのメニューにするかを吟味しておいた方が穏やかにオーダーできます!
この写真くらいのタイミングで吟味!!(カウンターでオーダーしてほどなくするとこの景色が見えてきますのでイメトレしておきましょう^^)
そもそも店名にもなっているROSTER(ロスター)というのは公式戦に出場できる選手枠の意味を持っていてお店全体のコンセプトにもなっています。
確かに、監督気分でその日に出場できるデリを選ぶのも自分の体や気分に合わせて戦略を練るような感覚でチョイスしているのかも。余裕を持って勝てるスタメンをぜひ!(笑)
細かい演出にワクワク
選手がデザインされたラテは出来上がりまで少し時間がかかるので、レジでオーダーした後、上の写真にあるような刺しゅう入りボールが札幌ドームでもおなじみヘルメットソフトの容器に入った状態で渡されます。これが番号札になっていてめちゃくちゃ可愛かった!!!!!!!テンションあがる。
そして運ばれてきたラテは、ぽってりしたオリジナルマグにたっぷり入ってきます。マグの色もグレーやグリーンなど店内のイメージカラーにリンクしていて徹底した統一感に感動しました♡
ちなみに、こういう顔がデザインされている飲み物や食べ物はどこから食べるか問題が発生すると思うのですが(鳩サブレ―を頭からいくか尻尾からいくかみたいなやつ)このラテアートは最後まで割ときれいに姿が残っていて色んな意味でホッとできるラテでした♡
カプチーノ・抹茶ラテ・カフェラテの三種から好きな味を選べます。
抹茶にしたらラテアートの色も緑になるのかしら。。
私はスタンダードにカフェラテを選択^^
落ち着く内装デザイン
店内のデザインは、全体的にモノトーン+センターに球場をイメージしたグリーンの扇型のテーブルがありとても目をひきます。
また、入り口付近にはハイチェアタイプの座席があり、空港利用者が下に荷物を置きながらもサクッと座れる配慮がされていたり、各テーブルの足もとにはファイターズのスポンサーでもあるニトリで私的ヒット商品だったアイアンのバスケットが荷物入れに採用されているのを見て密かに「あれ、ニトリだな」ってニヤリとしたり(笑)
選手のユニフォームや主に優勝したシーズンのスタメンがデザインされた2人掛けのテーブル・店内奥にはコンセント完備のカウンター席(この席はディナータイムに一人でちょいのみとかも良さそうでした!!)があり、忙しいサラリーマンやキャリアウーマンたちが充電しながらグルメも楽しみつつ空港ライフを堪能できそうな座席だなと、さまざまな人達が行きかう空港ならではの行動パターンが想定されたレイアウトに拍手喝采でした!
費やした時間と努力がボールパークへの入り口に
あえてモノトーンなロゴもこだわりポイント!
最初に載せたペーパーアイテムから内装デザインまで統一されたテーマカラー【芝のグリーン×白線の白×中和する今っぽいグレー】がすんごくまとまりがあってこの色を見たらロスターを思い出しそうなくらい戦略がしっかりしていて、きっと出来上がるまでの道のりは簡単なものではなかったと思うし、デザインが生み出されるまでの時間も努力も半端なかったんだろうな~と練りに練られた店内をみて思う私なのでした。
「北海道の活気を取り戻す」取り組みの一つとしてスタートしたカフェレストランはまさに先日正式決定した北広島へ移転する新球場のボールパーク計画のスタートラインになっているのかも。次はどこに座って何を食べようか?
皆さんも是非!北海道にお立ち寄りの際にはここのカフェで美味しく楽しい時間を過ごして見てください!!
野球観戦にハマった野球女子が、女性にとっての野球観戦をもっと楽しくアップデートする施策を勝手に考えるチーム、「日本やきう女子機構」通称 #NFB のチームマガジンです。実際に球場に足を運びながら各球団の野球観戦を研究し、もっとこうしたい!を発信していきます。
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