odin baseを購入した話
中古でodin baseがまずまずのお値段だったので購入してしまいました。まだ届いていませんが、待ちきれないのでひとまず記事を書きます(笑)
odinといえば
odinシリーズはayn社のデビュー作です。
AYNが1年半ほど前に発売したAndroidゲーム機
8Gメモリ・パフォーマンスモードを搭載したproや、安価ながらDimensity900を搭載したliteが人気
6インチと大きなスクリーンながら重量は360gほどの中級クラス
ボタンや十字キー、アナログスティックの評判良し
といった感じのシリーズです。
proが一番人気で、特にクラウドファンディングが開始された頃に購入した方は当時の円高もあり32,000円くらいで最上位が手に入ったはずです。
しかし今では円安の影響もあり、proは128GB版でも40,000円くらい、最上位の256GBでは46,000円程度(プラス関税?)。
人気のある機種なので中古だとむしろ50,000円を超す等、Androidゲーム機としては中々手出ししにくいです。
なぜbaseなのか
そんな中、私がひそかに狙っていたbaseはやや不人気。
proとの値段差も新品価格では7,000円ほどしかない上、liteとの性能差もほとんどないので、新たに買う方はproかliteを選ぶと思います。
しかしながら、中古価格となると、proは前述のとおり50,000円を超えてくる感じなのに対し、baseは30,000円を切る価格で出てきます。
お値段20,000円差はなかなか大きいと思います。
liteは新品で28,000円ほどですが、スピーカー音質が宜しくないとのレビューがあり、個人的に気になるので対象外にしていました。
odinの立ち位置
現在発売されている中華ゲーム機の中でのodinの立ち位置ですが、
6インチのディスプレイサイズは、Linux機・Android機では最大クラス
性能面はAndroid機では中上位くらい
といったところです。
また、同じ6インチディスプレイを持つゲーミングUMPCと比較しても、WIN600やAyaneo Air Plusが500g前後の重さなのに対し、odinは360gしかありません。
7インチは個人的に未踏の領域なので分かっていませんが、少なくとも5インチでは小さく感じ、6インチに不満を感じていない現状なので、odinは自分の状況に結構ハマっているなと思っています。
baseとproの性能の違い
実働で比較している動画なりがほぼ見つからないので何とも言えませんが、メモリ4GBと8GBの違いはエミュレーターにはほぼ関係ないと思っています。
パフォーマンスモードではAntutuベンチマークのGPU性能が結構上がるようなので、PS2などの重め機種を動かしたいときはproの恩恵を受けやすそうです。
個人的にはPS1・サターンを中心に遊びたく、PS2は動けばラッキーくらいの感じなので、Baseで十分というわけでした。
ただT618機でもPS2は結構動くようになってきていますので、それより明らかに性能の高いSnapdragon845を搭載したbaseなら、結局のところPS2もまあまあ遊べるのではとは思います。
一応WIN600との比較
そもそも比較するものでもないのですが、同じ6インチディスプレイを持つWIN600とも簡単に比べておきます。
中古価格ではWIN600が40,000円くらい、odin baseが30,000円弱
重量差130gくらいで結構違う(やはりWIN600はホールドし続けるには重い)
性能差はUMPCとAndroidの違いはあるにせよ、わりと似てる(WIN600のCPUがブーストクロック2.8GHz、odin baseも2.8GHz)
感覚的にもPS2が動く度合いはわりと似てます
こんなことで悩むのは世界に私一人かもしれませんが、主にエミュレーター用途で買おうとしてて、かつ6インチがよくてodinとWIN600どっちを買えばいいか悩む場合は参考にして下さい(笑)
WIN600は当然PCなのでSteam等も利用できますから、価格差や重さに替わるだけの恩恵はあると思います。ただ、ほんとに重いですよ!w
odin baseに期待していること
現在はWIN600のbatoceraでエミュレーターを起動しているのですが、電源ONからの時間が15秒くらいかかります。
ゲーム中のスリープはできず、メニュー画面でのスリープも若干挙動がおかしいです。
odin baseはAndroidなのでそのあたり優秀だと期待しています。
特にレトロゲームのエミュレータは気軽に遊べることが大事だと思っているのですが、Androidはスリープが特に優秀な印象ですので基本はスマホのようにスリープ運用かなと。
以上、おしまい。