結婚する前のこと。その1。
さて、少し旦那さんの事故のことからは離れて
本来の日々の暮らしについて書きたいと思います。
といっても大した生活ではないですが(笑)
主人と出会ったのは、私が31歳の時でした。
もはや「結婚」という文字、言葉が、私の中ではタブーになりつつありました。
というのも、私には21歳から約10年付き合った3歳年上の彼氏がいて、彼が30歳、つまり私が27歳の時には結婚しよう(ほぼ私からの強制🤣)という口約束をしていたわけですね。
半同棲状態で、だいたい毎日一緒にいて、二人とも働いていましたが、家事はほとんど私がやって。
でも私が27歳になったとき、私の父が亡くなり、私も体調を崩していたので仕事をやめてしばらく実家(秋田)に帰っていました。
その間、当時の彼は私の飼っていた猫の世話をして、部屋のメンテナンス(とは言っても空気の入れ替えぐらい)をしてくれて、あとは何をしていたかよくわかりません(笑)
1日1回は連絡をとっていたような気もするけど、まだLINEもないし、どーやって連絡とっていたのかなぁ…(笑)←
で、帰ったら、プロポーズされっかな?約束してたもんね❗くらいに考えてたんですが、何日待てど暮らせど、それまでの生活が変わることはなく、もちろんプロポーズのプの字も発音もありませんでした。
え、ゼクシィ買って、机の上に置いておくべきだった?
ちなみにその頃のゼクシィ(今もそうなのかな?)持った感じ3キロ位あって、電話帳かよ?って感じで、頑張れば人も殺せるんじゃないか?という重量感で。
あれを駅前の本屋から買って10分程度の坂道を上ったり下がったりして自宅に帰るのは、想像だけでもしんどいものでした…😱
そうこうするうちに私は28歳になり、なんか「27歳で結婚しようね」っていう呪文から解き放たれ、全てがどーでも良くなったんですよね。正直、父に「結婚するよ」と報告して、花嫁衣装くらい見せたかったなという思いもあって、それが叶わなくなった今、もうどうでもいいか、みたいな。
父はある日突然食道がんで余命3ヶ月と言われて、だいたい本当にそれぐらいで亡くなりました。その事は彼氏も全て知っていたわけで、ドラマなら「じゃあ今すぐ結婚しよう✨お父さんにご挨拶に行くよ❗」みたいな感じで病院に着いてくる、みたいなのを想像してた部分もありました。
でも、彼はそんな事は言ってくれなかったし、私もそうして欲しいとは言えなかった。
それは私自身の、両親や家族との関係もあると思います。それはいつ書けるかわからないけど。まぁ、なんか面倒な親子です。
で、彼も私が27歳じゃなくなったことにホッとしてる感じがしたんですよね。約束の期間は終わった…みたいな❗
その頃から私たちは男女の関係もなくなり、共同生活者(但し会計別)みたいな感じになりました。家で食事する食費は私持ち、外食は彼のおごりか割り勘、部屋は別々に借りていたので家賃光熱費は別。
私は帰省していた間、無職になっていたので新しく職探しをして、金銭的にはカツカツでした。本当ならちゃんと一緒に暮らして生活費も割り勘にしたい、と思っていたけれど、そんな理由で結婚していいのかな?いや、そもそも求められてないし‼️っていうかこのままじゃ結婚しても子供とかできないし…モニョモニョ…😆そうして私の中では「結婚」はタブーになっていったのです。
そして、そこから2年くらいなんかよくわからん関係が続き、ハッキリ言うと、いま話題の「不倫」も経験したし、付き合う気のない夜の遊びも致しました。暗黒の2年間です。
恐ろしいことに、彼氏にはまったくバレませんでした。それだけ私には興味がなかったってことかも知れませんけど🤣🤣🤣
その頃出会った男性、誰一人として「付き合おう」とか言ってくれなかったな…😢いま思うとなかなかシビアですな、世の中って。
で、そーゆーのにも飽きて、今度はお酒に流れるわけですね。一人でバーに行っちゃうとか、社会人の飲み会サークルに行ってみるとか。それも出会いを求めてるといえばそうなんだけど、私はそれより『酒飲みたい‼️』でした🤣だから、女子力に気合い入れなくていいから、楽✨✨まわりの女の子がモテてるのを見て、見合いババアのように忠告したり、相談にのったり、若い男子に説教したりアドバイスしたり。
もはや教祖です👼
人ってこうやって新興宗教作っていくんだな、みたいな。
その信者に、今の旦那さんがいたわけですよね。説教聞いてた若い男の子👦(笑)
まさか彼と私が結婚することになるとは思わず。もちろん、出会いの瞬間にビビビっともこなければ、鐘も鳴らんという。
続く。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?