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旅のレポート|スペインのちいさな街々を巡る_アンダルシア編

バスク編に引き続き、アンダルシア編👒

▼アンダルシア地方
アンダルシアといえばグラナダ、コルドバ、セビリアが人気の観光地。そのどれも本当におすすめなので、初めてのスペイン旅行ではまず訪れてほしい魅力的な場所です。
実は今回はその三都市には行かず、マラガを拠点に日帰りや1泊でいろいろと出かけてきたのでそれらの街について書いています。
(コルドバには5月のパティオ祭りで訪れていて、別で記事にしてあります📝)

◉マラガ Malaga
海のあるアンダルシアの都市ということで2月以降の生活拠点としても興味があり、知り合いにおすすめしていただいたこともあり、下見も兼ねて行ったのですが、個人的には観光地としても住む場所としてもあまり刺さりませんでした。
マラガは他に紹介している街とは異なり大都市で街の規模感もかなり大きく、観光産業だけではないので街でビジネスマンを見かけることもしばしば。海には豪華クルーズ船が何隻も停まっていて、発展したリゾート地という印象でした。
アルカサバは見応えがありましたし、アンダルシアの街をめぐる拠点としてはおすすめです。

🍽EL Meson de Cervantes:滞在中にリピートしたお店。気の利いた調理法で作られた美味しい料理、量もちょうどよく、サービスも心地よかったです。さらには客層も落ち着いて食事することを好む40〜50代以上の方がほとんどで、食事の時間を楽しめました。(おそらく奥の席がそのような空気感で、空間の分けれた手前のスペースはもう少しカジュアルな雰囲気だったかもしれません)
19時の開店と同時に奥の席はほぼ埋まるので予約がおすすめです。

イカ墨の前菜


◉トレモリーノス Torremolinos
朝はゆっくり寝たいだけ寝て、なにもせずのんびり過ごすことにした日に行きました。マラガから電車で20分と気軽に行けるビーチのある街です。
少し田舎っぽさも残るビーチリゾート。もっと寂れた感じかと思っていたのですが、結構人が訪れていて街は賑わっていました。なにがあるわけではないのですが、海でぼーっとするにはちょうどよかったです。海外では意外とない魚の塩焼きを食べました。

📍Casa de los Navajas
1920〜30年代に裕福な家庭の別荘地として選ばれていたこの地に残る当時の歴史的建造物だそうです。トレモリーノスに訪れたら、ぜひ立ち寄って建物の内外の素晴らしい装飾とバルコニーからの海を望む景色を見てほしいです。無料ですし。
📄参考:https://turismotorremolinos.es/es/descubre/lugares-de-interes/casa-los-navajas/

🚃:マラガから電車(Renfe Cercania)で約20分

◉ネルハ Nerja
フリヒリアナに行くときのバスの乗換え地点だったので、せっかくならと散策した街なのですが、結構良かったです。わたしは海が好きで日本でも海外でも海のある街を選びがちなのですが、今回のヨーロッパ滞在では、純粋に海のきれいさでいうと、いまのところネルハが一番です。岩場が多いのですが、その合間がどこも小さなビーチになっていて、ちょっとしたプライベート感があり、海に入って楽しむならここが良いと思いました。

Balcony of Europeというネーミングセンスの素晴らしい展望台があり、ここから海を眺めるのも気持ちよくておすすめです。この名前はスペイン王アルフォンソ12世の言葉に由来するものだそう。

🚎:マラガからバス(Alsa)で1時間ほど。
📄参考ページ(フリヒリアナへの行き方の参考記事と同じです):https://emispain.com/malaga-frigiliana/

◉フリヒリアナ Frigiliana
白い村で有名な街。フリヒリアナのほかにはミハスが有名ですが、観光地化が進んでいるという記事をいくつか見たので、フリヒリアナに行ってみることにしました。街並みは期待したほどではなく、行き方も少々複雑で、バスの乗り換えが必要だったり、本数も少なかったり結構手間も時間も必要だったので、わざわざここに来るならコルドバで十分かなぁという感じもしました。個人的にはお店の看板がタイル細工なのがとてもかわいくて好きでした。高低差がかなりあるので、歩いて見て回るのには脚力が必要になります🚶🚶

🚎:マラガからの場合、マラガ→ネルハ/ネルハ→フリヒリアナとバスを乗り継いで行きます。
こちらの記事がわかりやすくてとても助かりました!
📄参考ページ:https://emispain.com/malaga-frigiliana/
ネルハ‐フリヒリアナバス時刻表

◉マルベージャ Marbella
今回のアンダルシア旅ではダントツのお気に入りです。アンダルシアらしい明るい街並みと海が共存していて、とても好みな街でした。旧市街はどの道を歩いていても絵になり、飽きないです。

通りを眺めながらゆっくり過ごせるカフェも


市内バスで30分ほど行くとセレブが集まるとされるヨットハーバーや高級ブティックのあるプエルトバヌースのマリーナがあります。一面に広がる海とヨットハーバーを両側に見ながら散歩ができてとても気持ち良いので、時間があれば行ってみてもよいと思います。

🥐Churreria Generalife:朝ごはんに立ち寄ったカフェ(チュロス屋)
スペインでは珍しいことに、朝から入店のための列ができていて、人気店なのがわかります(回転が早いのですぐ入れます)。朝ごはんに良いポイントは、サンドイッチの種類が豊富でパンの種類も好みのものから選ぶことができて、安いのに味のクオリティが高いこと。ほかに頼んだどこのカフェにもあるようなものも全ておいしくて、大満足でした。

今回はこんな感じです。
アンダルシアはワーホリの後半でもまた訪れる機会がありそうなので、そのときにはまた更新できたら良いなと思っています。




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