裏話とカットした部分の話
おかげさまで、こちらのnoteが多くの人に読まれていて大変うれしい。
この類の話は医療用語の解説が入るので、どうしても文字数が多くなってしまう。
でも、出来るだけカットして10000文字を超えないように編集した渾身のnoteなので、まだ読んでない人は読んでみてください…!
ここから裏話。
この、患者さんとの思い出シリーズは、自分で言うのもあれだけど、かなり情報量の多いコンテンツだと思っている。
友人や知人含め、コメントや感想をいただくことが多いのだけど、みんな必死に言葉にしようと努めているのがわかって、本当にありがたい。
おそらく、考えたことのないテーマやいつかは考えないといけないと思いながらも逃げているテーマ、考えるのがつらくこわいテーマが多いからだろうな、と思っている。
でもね
その考えたプロセスは、絶対にその人の人生の養分になると確信してるの。
たとえ、明確な答えとしてあらわれなくても。
実は、このマガジンの裏テーマというか、読んでくれた人にどうなって欲しいかっていうのを、あらかじめ決めている。
それは、思考と感情に地震を起こすこと
うっかり(!)私のnoteを読んでしまった人は、自然災害に遭ったかのごとく思考や感情が揺さぶられると思う。何も準備できていないしね。
でも、災害も事故も病気も、突然やってくる。
そして、大きな決断をせまり、人生のベクトルを思い切り変えてしまう。
このマガジンが、そのいい練習になって欲しいの。
だから、noteを読んだ感想をいきなり言葉にできなくていいし、自分の答えを見つけようとしなくていい。
大きな地震だって、被害や環境にもよるだろうけど、それにどういう意味があったか、もしくは何もなかったかなんて、何年もかけないと自分を納得させられないじゃない?
むしろ、答えなんてでないことのほうが多いじゃない?
それと一緒。
この記事を読んだ、マガジンに触れたという些細な事実を経験値の奥底にしまいこんでおいて、いつの日か大きな危機や決断に対峙した時に、思い出して、できることなら引っ張りだして考えてくれれば、それで十分。
マガジンに登場する患者さんたちも、きっと報われると思う。
そして、ここからは先の記事の中でカットしたエピソード。
グロいのが苦手な人は、読まないほうが身のためかもしれないけれど、医療の裏側というか、社会の底辺というか、そういうものを感じてもらえると嬉しいです。
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