安らかに死ぬことを考える
今回のテーマは、安楽死について。
かなり前になりますが、こちらの動画を見たらいろいろ考え込んでしまいました。
がん終末期患者さんの最期って、いつまでこういう痛くて苦しくてつらい
事実ないし、イメージが先行してしまうんだろうと思って。
まだまだ少ないですが、穏やかな最期をむかえられる人はいます。
安楽死という方法をとらなくても。
そういう人は、いわゆる「撮れ高」が少ないためドキュメンタリーにしても視聴率がとれません。
物語として大衆の心をうつような箇所も少ない。
感情の起伏の幅を、デザインすることが難しいからです。
研究の事例としてピックしても、再現性だって担保しにくい。
そういう生き方をしてきたから
ああいうふうに死ねたんでしょうって。
あの人だからできたんでしょうって。
結果、コンテンツとしては世に出ず、関係者だけの知見だけにとどまってしまうんです。
なんてもったいない。
話は変わりますが、腫瘍内科や緩和ケアに詳しい西先生が、以前こんなふうにツイートされています。
ちなみに、安楽死の定義をググると
人または動物に苦痛を与えずに死に至らせることである。
(出典:ウィキペディア)
だそうです。
医療者の感覚でいうと致死薬を投与することですね。
ちなみに安楽死(積極的安楽死・介助自殺)は日本では認められていません。そのため、致死薬を投与するところを日本ではみることができません。
これをふまえて腫瘍内科、緩和ケアの西先生(@tonishi0610 )の見解はこちら。
以下、ツリーに続きます。
最後のツイートがこちら。
私は安楽死には反対だけど、「悪いことは悪いことだから反対」みたいな幼稚な反対はしたくない。十分な議論の結果、国民全体が生死について考えつくして出した結論なら、安楽死が容認されるといった可能性はあるのではないかと考えている。
私も、現時点では安楽死には反対です。
理由を残しておきますね。
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