2024.12 長崎にいってきた
長崎にいってきました。
目的は、長崎原爆資料館と軍艦島の見学です。
図らずも、被団協のノーベル平和賞受賞&ドラマで軍艦島が取り上げられたタイミングだったわけですが、まったく狙っておりません。
さすがのわたしも、ノーベル平和賞やドラマの企画を予言はできないので、たまたま重なったとしか言いようがありません。
でも、すごいよね、わたし。
わたしが航空券を取ったのは、8月。
あの猛暑の頃に、この旅行を企画しました。これからどんどん暑くなるであろう夏にいくのは無理だな、よし冬いこう!というノリで。
コロナ禍に広島に行ったので、いつか長崎にも行っておかねばと思ったんですよね。
今回、そのいつかを叶えにいきました。
高校生の頃に修学旅行で行ったはずなんですが、ほんとは中国への旅行がSARSのせいで九州へ格下げしてしまったため、ほんとは万里の長城を見てたはずなのに……という気持ちしか覚えてないんです。すみません。
ちなみに、イブに企画した理由は、その日が一番、原爆資料館の予想団体客枠が少なかったから。
修学旅行生、なし。
日本の団体客、なし
外国人は、この日を家族と過ごすはず。
結果、イブが1番空いているという理由で、この日に訪ねることを決めました。
15年以上、シフト勤務をしているためか、この日にこれをしなくては!という欲が一切ありません。初詣も誕生日も、その日でなくていい。
実際、行ってみると団体客はいませんでしたが、ちらほら個人客はいましたね。
体感ですが、日本人よりも外国人が多かったように思います。人種問わず、英語も韓国語も中国語もスペイン語も聞こえてきました。
日本だと珍しいのかもしれませんが、ベビーカーを押した家族も何組かいて、これは日本人も見習ったほうがいいのでは?なんて思いました。
実際の展示、感じたことなどは別のnoteに書く予定です。
(そのうち、ここにリンクを貼ります🔗)
広島の展示よりも内容がエグい&誰でも読める場に意見を置いておくのはリスキーなので。
ほんと、今のタイミングで行ってよかったです。
続いて軍艦島。
ここは、韓国の歴史を勉強していたときに徴用工の話が出てきて、それで興味を持ちました。
いろんな会社からツアーが出ており、その中のひとつに参加してきました。ドラマの影響か、午前便も午後便も満席でした。
ちなみに、個人での上陸はできません。ツアーに参加しないと、一般人は島内に入れないようになっています。
船で向かうので嘔吐が心配でしたが、わたしが参加した日は波が比較的穏やかで、まぁまぁでした。座席にそれぞれエチケット袋があったので、吐きそうになったらそこに吐くしかないですね。
夏に波の高い日に向かった友人は、上陸出来ない&周りが吐きまくりだったそうなので、これはもう運ですね……
島内に上陸したら、おじさんがフリップを示しながら説明してくれます。
見学できるのは、島内の中でも安全が確認されてる一部分のみ。それでも、当時の趣を感じるには十分でした。
なんとなく、ラピュタとワンピースのアクアラグナ(大津波)を思い出しました。
コンテンツが現実を参考にしているはずなのに、現実を見てコンテンツを思い起こすなんて……など、ぐるぐる考えながら歩いてましたね。
ちなみに、軍艦島の正式名称は端島(はしま)
端島炭坑は、「明治日本の産業革命遺産 鉄製・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の1つとして2015年 世界文化遺産に登録されています。
そのため、戦後から1960年までの高度経済成長期、ざっくり炭坑の人口が一番多かった時期というのは、世界文化遺産の対象じゃないそうです。ほほーん。
自由が丘とか吉祥寺みたいに、住んでる人が住み心地を作っていったのではなく、三菱が指揮をとって住まいと生活、産業を整えていった機能先行型の土地(島?)の地理や建物の仕組みを知ることが出来てよかったです。
アパートの中にイケてない炭(ボラ)を運ぶためのベルトコンベアを通してたんですって。たぶんそんな造り、日本見渡しても絶対ないですよね。
あと、余談ですが友人が教えてくれた亜紗グループの飲食店がほんとうにどれもおいしくて。
何食べてもハズレがないんですよ、すごくない?
いい冬休みでございました。
世間では感染症が流行ってるみたいなので、マスクをして乗り切りたいと思います。