不妊治療の保険適用は大賛成
こんにちは。Sunnyです。
菅総理の肝いりの政策が不妊治療の保険適用というニュースを見ました。私はまだ不妊治療のの当事者ではありませんが、姉の不妊・不育治療を近くで見ていてたくさん思うことがありました。
不妊・不育治療は本当に大変
つい先日、私の姉が足掛け4年ほどの不妊・不育治療の末に男児を出産しました。
妊娠・出産ってほんとに神秘的で奇跡のような出来事ですね!
私の周りには姉夫婦のみならず不妊・不育治療をしている人がたくさんいます。このご時世では珍しくないかもしれません。
治療をしている人は日を追うごとに追い込まれて病んでいくんです…見ていて本当に辛いものがありました。
精神的にも、体にも大きな負担がかかって大変なのに、さらに大変なのは不妊・不育治療には莫大なお金がかかるということです。
姉夫婦の治療には総額で500万円ほどかかったそうです。
どんなに子どもが欲しいと望んでいても、お金がないと治療の継続ができないんです。お金がないから子どもを諦めないといけないというのは切なすぎますよね。
不妊・不育治療で友人から言われたこと
私は当時、姉夫婦が不妊・不育治療を頑張っていることを私の友人に話すことが何度かありました。
治療に莫大なお金がかかっていると伝えたところこんなことを言っていた人がいました。
『不妊治療ってそんなにお金かかるんだね。子どもってタダでできる人も多いのに、大変だね。かわいそう。』
私はめっちゃビックリしましたが、こういう発言をする人に悪気がないことは分かってます。治療の必要のない人は、そうですよね!セックスすればタダで赤ちゃんができますよね!
でも、私は不妊・不育というのは一種の病気だと思っています。今、治療にされてて不快な思いをする人がいたらすみません。
なぜ不妊の原因は医療行為として治療しないの?
姉は妊娠すると血が固まってしまいがちという症状が妊娠の継続を難しくしていました。もちろん原因はその1つだけではありません。
姉はそれらの症状を抑えるために、妊娠中も大量の薬を飲んだり注射を打っていました。
妊娠したら…という枕詞がなければ保険きくような症状じゃないのそれ?と思います。
不妊・不育治療にお金がかけないといけない人にかわいそう!大変ね!と思う人は、例えばガンにかかった人にも同じことを言うんでしょうか。
『ガンにならなかったら治療費なんてかからなかったのに、かわいそうだね!』と
たぶん言わないですよね。病気の治療は当然のことです。お金をかけてみんな治したいんです。
保険適用になれば周りの意識も変わるかも!
不妊・不育治療は今のところ自由診療です。子どもができないのは病気ではないとされています。
であれば、当事者でもない限り不妊・不育の原因は女性の高年齢にあると思ってしまうかもしれませんよね。
でも、現実は全く違います。
私は不妊・不育治療の保険適用は大賛成です!!
子どもを望む夫婦がきちん治療を受けられる日本になって欲しいと心から思います!