課長に勝った日
こんにちは。Sunnyです。
寒い日が続いていますね。コロナも心配だし、インフルエンザも心配、普通の風邪も心配な季節ですねー。
私はインフルエンザにかかったことありません!小さな自慢です✨
しかし、おたふく風邪には2回かかりました😭
たくさんお水を飲んで、体調崩さないようにしてくださいね!
課長の評価
課長と話をしたくないばっかりに、事務職だった私はミスをなくして課長と話さないという力業を身につけました。
しかし、ミスがなくて当然、ミスがでたら減点!という評価方法の事務職においてどんなに頑張っていても課長の私の評価が上がることはありませんでした。
さらに、ミスではないけれどお客さまとのちょっとした窓口でのトラブルを嗅ぎ付けてはネチネチ言われる始末…
イライラしました!!
だって課長という立場ってだけで事務のことをなんでも知っているわけではないし!なんなら事務の知識は3年目だった私の方が上だったし!ネチネチ言われる筋合いはない!!
銀行の窓口には無理難題を言ってくるお客さまもチラホラいます。クレーマー体質で週一くらいのペースで銀行に通う人もいます。
さらに私が銀行に入った頃にインターネットでの手続きが少しずつ出来るようになってきて、お客さま自身が誤った手続きをしてしまって対応を求められることもありました。
その度にグチグチネチネチと言われるんです!
説明をしようにも課長自身が正しい知識がないものだから、めんどくさいことしやがってくらいにしか思われない…
ほんとに…どんなに嫌いでも上司からは嫌われない方がいいですね…
そんな報われない日々でも私が課長を負かす日が来たんです。
キャッシュカード切断未遂事件
キャッシュカードを失くしてしまった経験はある方も多いと思います。
銀行に来るお客さまにはキャッシュカードや通帳を信じられないくらいの頻度でなくしてしまって再発行される方がいます。
私もたくさんのお客さまの対応をしてきましたが、月1とか2週間に1回とかかなりのハイペースでなくす方も結構いました!
ここで問題なのは本当になくしてしまっていればいいんですが、なくしたと思っていたカードは本当はちゃんとお財布のなかにあって、何枚もキャッシュカードが手元にあり、どれが現在使えるカードなのかわからなくなってしまうことです。
銀行にはいつ再発行したかの履歴が残っているので窓口で問い合わせをするとどれが有効なカードなのかがわかります。
そして起きたキャッシュカード切断未遂事件。
私ははじめて応対するお客さまだったのですが、キャッシュカードが使えないとひとしきりATMで騒いでいてわたしの窓口に来ました。
履歴をみると何度もキャッシュカードの再発行履歴があり、再発行したばかりなのに使えないということでした。
有効なキャッシュカードは1枚のみなので、何枚も手元にあったとしても新しく発行されたカードを1回でも使うと旧カードは無効になります。
その方は何度も発行しすぎてどれが有効カードかわからなくなり、自分の手元にあるカードが使えないと思い込んでしまったんですね。
私は履歴と照らし合わせ、その方が使えないといっているカードが最新で有効なカードであると判断しました。
特に大きな問題はなく、『もう一度ATMで試していただけますか?』とお願いして終わろうとしていたのに、課長が後ろから声をかけてきたんです。
そのお客さまは多少理解に時間がかかるタイプでただ声が大きかったんです。
店中に響き渡る大きな声を出していたのでクレームと勘違いされてしまったようです。
ロビー担当から大まかな話しは聞いて私のところへ来たようで概要は把握していました。
そしてなんと、何を思ったのかお客さまの話を鵜呑みにし『キャッシュカードは再発行するように』と言ってきたんです。
課長はキャッシュカードを手に取り、右手にはハサミ…
キャッシュカードを切ろうとしたんです!
わたしはビックリして、このカードは有効なカードです!と言い張るも、課長はもう切る気満々…
私はカードが切られないように、課長が手にもっているカードに手を置き阻止しました!!
そして、カード再発行の履歴をみせこのカードは有効ですと伝えました。
課長は納得しないようすでしたが、もう一度ATMで試してくださいと強めにいうと渋々お客さまとATMへ
帰ってきた課長は決まり悪そうに『使えました…』とだけ言ってデスクに戻っていきました。
その事件以来課長の小言は途端に少なくなり私は快適な職場をゲットしたわけです。
自分を助けてくれるのは自分の知識だけ
仕事だと究極はここになるのかなと思いました。
雰囲気や上司のいうことだからとそちらに従っていると結局、やりにくさだけが積もっていくような気がします。
一つ一つの仕事に対して自身をもってこれが正しいと言えれば、嫌いな先輩も上司もぶっ飛ばせます❗
私はこのキャッシュカード切断未遂事件が起きたときに、しっかり知識を身に付けておいて本当によかったと心から思いました。
会社や上司は基本守ってくれないと考えておいた方がトラブルが起きたときの傷も少ないかなと思います。
基礎を固める大事さを私は今でも身に染みて感じています。