ASAMAYA MARCHE 開催への想い
ASAMAYA MARCHEは「楽しい」の集まり
ASAMAYA MARCHE オフィシャルライターの久保田まゆ香です。
今回から、9月23日(土)に長野県小諸市で開催される "農"と"自然"を感じるマルシェ 「ASAMAYA MARCHE」について、開催までの道のりや出店者さんたちの想いなどお伝えしていきます。
さて、まずはASAMAYA MARCHEを始めたきっかけについて
主宰の武藤千春さんにお聞きしました!
このマルシェは、千春さんが始めた『ASAMAYA』というブランドのスタートがきっかけだそうです。
オンライン通販を始めてみたものの、「1人でやっても寂しいな……せっかくやるなら面白い仲間がたくさんいるからみんなで集まったらより、面白くなりそう!!そんなワクワクするようなことをしたい。じゃあマルシェみたいなことをしてみようかな? やってみたい! 面白そう!」と思ったところがマルシェを始めるきっかけになったそうです。
昨年の5月に初めて開催した際には、25店舗が集結。
その時は、8割が小諸の方だったとか。
出店者の皆さんが緩やかに楽しくすごし、横の繋がりもでき、お客様も蓋をあけてみると小諸市外から訪ねて下さる方も多く、都内を始め、長野県内、群馬、埼玉、神奈川とか遠方からも来てくださったと聞きました。
それを聞いたとき、すごくこのマルシェの可能性を感じたと話す千春さん。そこからもう少しスケールアップしてやってみたのが、昨年10月に開催したマルシェでした。
スケールアップするのに、より協力の体制が必要だなと考え、実行委員会を結成。今では、10人の小諸で活動しているプレイヤーの方々と一緒に作り上げていく体制を整えました。ただ、イベントのプロは一人もいないと聞いて驚きました。
マルシェを運営したことも無いなか、手探りだけど「なんか面白そう!」という想いが先行し、集まった実行委員の皆さん。
実行委員会を中心に小諸市、商工会議所と地域の団体などに力を借りるなど、本当に地域の人たちの力が集まり作り上げているマルシェになっています。
さらに驚くのは、マルシェで知り合った出店者同士でコラボ商品が生まれたりとここを通じて、たくさんの繋がりが生まれていることです。
そこから「ASAMAYA」でも商品が増え、『繋がり』ができたからこその広がりが目に見えて増えていました。
その先の「繋がり」を
来たくださる方に向けて楽しいを作るのはもちろんですが、やはり出店者自身が1番楽しめること。その先に繋げて輪を広げていくのがある意味このマルシェの醍醐味です。
主宰する千春さんは、
「このマルシェでは、農ライフはオモシロいということを特に伝えたい。そして、仲間がどんどん増えて、新たなことが生まれる場。ここに来たらなんだかすごく楽しそうだし、来年は私もここで出店してみたいなと思っていただけたら本当にうれしい。」
と想いをこめています。
出店者同士のパーソナルな部分や、関わっている人自身が「楽しい」を体現し、伝えていける空間を創れるのは素敵だなと思います。
ただ商品を売るだけでは、魅力も伝わらないし、参加することでおもしろい化学反応が生まれるかも?とワクワクするお話しも。
どうしたら楽しい空間を創れるのか試行錯誤しながら、楽しい雰囲気のなかで、繋がりを作る場としてマルシェ。
皆さんの心意気を強く感じました。
地域をつくるのは「人」
話を聞いて、地域を作るのは人だと改めて感じました。
どんなにいいものがその場所にあっても、人が繋がっていかないと、やはり長くは続かないと思います。
まずは、小諸に集い、楽しいことができる輪がこのマルシェをきっかけにさらに広がっていけばいいなと思います。
■第3回 ASAMAYA MARCHE
昨年より小諸で開催している
農と自然を感じるマルシェ
「ASAMAYA MARCHE」
第3回となる今年は、
9月23日(土・秋分の日) に開催いたします。
取材・執筆/
ASAMAYA MARCHE オフィシャルライター
久保田まゆ香