#8 クアラルンプールからマラッカまで高速バスで移動。バスターミナルへの行き方と乗り方(2024 マレーシア旅 Season 2)
こんにちは、あさまるです。
今回の旅の目的地、クアラルンプールからマラッカまで高速バスで移動したお話をしたいと思います。
マレーシアの都市間を高速バスで移動するのは私も初めて。
高速バスターミナルへの行き方と乗り方を備忘を兼ねて書いていきたいと思います。
クアラルンプールのバスターミナル、Terminal Bersepadu Selatan (TBS)
まずはじめに、クアラルンプールから遠方の各都市を結ぶバスターミナルは「Terminal Bersepadu Selatan(通称 TBS)」と呼ばれるバスターミナルになります。
東京でいうバスタ新宿、名古屋でいう名鉄バスセンター、大阪でいうOCAT(大阪シティエアターミナル)に相当する存在ですね。
LRT(RapidKL) や KLIA ekspress (KL transit)の「Bandar Tasik Selatan」駅に隣接しており、駅とバスターミナル間を多くの人が行き来しています。
「Bandar Tasik Selatan」駅へは、クアラルンプール中心部からは電車で15分ほど移動が必要で、やや郊外感もありますが、KL Sentralからも電車1本でアクセスできます。
私は前回のカフェ訪問後、「ららぽーと ブキッ・ビンタン シティ センター」を通り抜けた先にあるLRT「Hang Tuah」駅から Terminal Bersepadu Selatan (TBS) へ向かうことにしました。
LRT で Bandar Tasik Selatan 駅まで移動する
Hang Tuah駅まで着きました。券売機でトークンを購入して、ホームに入っていきましょう。
駅へ行くには茶色い路線「Putra Heights」行きの電車
この Hang Tuah 駅は、オレンジ色の「LRTアンパン線」と茶色の「LRTスリペタリン線」という2路線の電車が発着している駅で、駅の発車時刻案内と行き先をもとに、乗る電車を確かめる必要があります。
Bandar Tasik Selatan 駅へ行けるのは、茶色い路線「Putra Heights」行きの電車。電車の見た目は同じなので、行き先案内の確認が必要ですので注意が必要です。
駅ホームや電車から、街並みを撮影してみる
乗車する電車が来るまで5分ほどあったので、駅の端から撮影。
マレーシアの近郊を走る電車とその街の雰囲気も知りたかったんですよね。
Hang Tuah 駅はららぽーとがある駅なのに、駅近くは昔ながらの低層商業ビルが並ぶ街並みで、郊外感があってほっとしました。
電車に乗ったあとも途中駅でいくつか撮ってみます。
Pudu 駅のホームから見える街並みは、奥の高層ビルと手前の低層ビルの対比があって、思わず撮ってしまいました。
Chan Sow Lin駅。オレンジ色の路線と、茶色の路線はこの先から分かれます。
Bandar Tasik Selatan 駅から隣接するTerminal Bersepadu Selatan (TBS) へ歩く
電車に乗ること15分。Bandar Tasik Selatan 駅に到着しました。
ホームから見上げると、もうお目当てのバスターミナル「Terminal Bersepadu Selatan」が見えていました。
ホームを出た先の高架の通路から、撮ってみます。
Bandar Tasik Selatan 駅は郊外の拠点駅で、クアラルプール国際空港へもKLIA Ekspresで1本で行くことができる便利な駅だったりします。高速バスからクアラルンプール国際空港へ移動するのにも便利そう。
高層コンドミニアムが建設が進んでいて、スケールが日本と違う…と感じずにはいられない。
バスターミナルへは、TBSという案内板があるのと、多くの乗客がバスターミナルへ移動しているので、道なりに進んでいくと自然と着くことができました。
駅改札を出て約3分。Terminal Bersepadu Selatan(TBS)に到着です。
メインロビーに直結しているのはありがたい
バスターミナルのカウンターでバスチケットを発券する
バスターミナルに着いたら、まずはカウンターでバスチケットの発券を行う必要があります。
マレーシアの高速バスは、busonlineticket.com や Easybook といったオンラインバス予約サイトで乗車するバスを予約でき、予約が完了するとQRコードが発行されます。
このQRコードをバスターミナルのカウンターで提示して、実際のバスチケット(レシート)を発券します。日本のJRで例えるなら、えきねっと や JRおでかけネットで予約したきっぷを、みどりの窓口で受け取るような要領だとイメージしていただければと思います。そういう意味では、日本の鉄道とマレーシアの高速バスはフローが似ています。
クアラルンプールは首都だけあってカウンターには長蛇の列になっていましたが、カウンターが30レーンほどあるので、比較的スムーズに進んでいました。
発券手数料で1リンギット(35円)でした。
バスチケットを発券し忘れて発車直前に気付いたが時すでに遅し
実は私はこの初めての高速バス乗車で痛恨のミスをしました。
バスターミナルのカウンターで発券が必要であることを完全に見逃して失念しており、発車時刻直前までぶらぶらしていたのでした。
2Fから1Fへ繋がるバスのりばに行くには改札を通る必要があるのですが、QRコードを通しても改札が開かなかったことで事態を把握。乗車券を発券することはできたものの、カウンターの行列は10分ほど並んだことでタイムアップ。乗車券を発券した頃にはすでに乗車予定バスは発車していたのでした。
予約完了時のQRコードでそのまま乗車できると思ってたんですよね…
後続のマラッカ行きのバスを急いで予約し直しましたが、1時間後と2時間後のバスは満席。3時間後のバスとなりました。ここで時間ロスするのは痛い…。
私は新しいバスチケットを発券後、3Fの飲食店でくつろぐことにしました。
バスチケットを改札にかざして、バス乗り場へ行く
Terminal Bersepadu Selatan(TBS)は、フロアごとに目的が分かれており、導線が明確でした。
3F: 飲食店、コンビニエンスストア、土産物屋
2F: 電車との出入口(エントランス)。チケットカウンター
1F: バスのりば、待合室、売店。2Fの改札をくぐらないと入れない
乗り遅れたくないので、30分前に1Fに移動することにしました。
バスの乗り方は、飛行機の搭乗フローと似ています。
バスのりばの案内パネルで、自分の乗るバスの便名と行き先をもとにゲートを確認し、向かいます。
バスが到着したら自動ドアが開いて、スタッフによるチケットの確認があります。
無事マラッカ行きのバスに乗車できました。
マラッカまでは高速バスで約2時間
クアラルンプールのバスターミナル「Terminal Bersepadu Selatan(TBS)」から、マラッカのバスターミナル「Melaka Sentral」までは、約2時間。
交通状況にもよると思いますが、今回私が乗車した便は、133km、1時間45分でした。
道中はあまり本を読んだり少し寝ていたら、あっという間に着いていました。高速道路をひたすら南下していくため速度が一定なのと、渋滞もなくスムーズに行ったからだと思います。
Melaka Sentral からマラッカ中心地へ、F100系統バスで移動
マラッカ側のバスターミナル「Melaka Sentral」は、マラッカの中心部からは車で10分(4km)ほど離れた場所にあります。
どうやって行こうかわからないまま、バスの運転手さんに聞いてみると「F100のバスに乗ると良い」と言われたので、F100系統のバスを探して乗車しました。
ちょっと路線バス選びに迷いましたが、安価かつ速く最寄りホテル近くに行くことができました。
徒歩5分ほど歩いて、今回宿泊する「The Shore Hotel & Residences」に到着です。気づいたらもう夜でした。
今回はクアラルンプールのバスターミナルで高速バスでマラッカへ移動したお話をさせていただきました。
バスターミナルでのフローが最初わからず、乗り遅れて乗車券を無駄にしてしましたが、よい経験学習ができたとポジティブに捉えています。
次回はマラッカ中心部で観光してきた話をしていきます。
また次の記事でお会いしましょう。