#11 香港のトラム写真記。ただ乗っているだけでも景色の移ろいが楽しかった話(2023年香港旅)
こんにちは、あさまるです。
香港観光で香港島へいった際は是非乗ってほしい乗り物があります。「香港トラム」です。
香港の町並みにも溶け込んでいて、100年以上にわたって運営されている香港トラム。今日はそんな香港トラムについて皆さんに写真多めで紹介できればと思います。
香港トラムのなにが面白いか
私が香港トラムに乗ってて楽しいな、移動で積極的に使えるなと思ってハマった理由はいくつかあります。
停留所の間隔が狭く、アクセスしやすい
Wikipediaによると、約250m単位で停留所が設けられているとのこと。一般的な路線バスよりも密じゃないかと思ったほどです。実際、1停留所間を徒歩で移動しても3~4分くらいだったりします。
1駅乗り過ごしたとしても、まあ歩きで戻ればいいやと思えるノリでいけます。
言い方を変えると、「適当に降りて街歩きしても、別の場所に移動したくなったら、トラムの停留所がそこにあるから乗れば良い。」という感覚で常にいれるのです。これがとても使いやすい。移動の安心感が半端ないです。
トラムの停留所から少し大通りを歩き、小さな横道にそれるとこんな景色があったりします。
景色が楽しめる
景色がじっくり楽しめるところもポイントです。
都市部で人口密度も高いため、徒歩移動だとどうしても人の流れを意識して歩き続ける必要があります。ですが、トラムに乗ってしまえば街の雰囲気、景色をじっくり味わえます。
香港トラムで使われている車両は、2階建て車両、自動車やバスよりも圧倒的に車高が高いのです。
2階席で香港の街並みを見るのは、非日常な体験です。
都市なのに、エリアごとに出店しているお店や雰囲気がちょっとずつ違ったりします。この変化を楽しめるのが面白い。
一般的な都市であれば、地下鉄もしくはバスになるでしょう。
ただ、地下鉄では景色を楽しむことができませんし、バスはどういったルートで走るのか、観光客が想像して乗るのにはなかなか知識と勇気が必要です。
ずっと都市部。
香港トラムは、香港島の北部主要な大通りに沿って走っています。ある一定のエリアを越えると、雰囲気ががらっと変わるといったこともなく、不安になる要素も少ないです。これは他の都市にはない、すごいことだと思います。
また、起点から終点まで、「地下鉄港島線(Island Line)が並行して走っているので、香港内の別のエリアへ移動したくなったら、乗り換えられます。
そして、トラムが走っているところは大通りであるため、夜も明るく人通りがあります。安心して街ぶらできるんですよね。
運賃が安い、高頻度で運行されている
香港トラムは、全線通しで1回一律3香港ドル(約60円)となっています。とても安いです。また、運行頻度も高く、少なくとも10分以上待つことはありませんでした。なんなら2~3本が連続して来ることもあったり。
この「気軽に乗れる感」が良いですね。
いきあたりばったりの旅にはもってこいです。
ラッピングトレインが面白い
香港トラムの車両は、ほとんどの車両に広告ラッピングがされています。
なので広告を目にすることがとても多いです。
「香港の都心部で広告を出したい企業さんってどんな企業なんだろうか?」
と思うと、香港に住まれている方や、この都市部に住まれている方々の興味や嗜好が垣間見えて面白いです。
私が行ったときには、スマートフォンケースブランド「Casetify」のラッピングトラムを高い頻度で見かけました。
Casetifyは香港のブランドだからかわかりませんが、実際に街中を歩いていて、利用されている方もよく見かけましたね。
トラムからのフォト
それではここからは、私が実際に香港トラムに乗ってみて、様々なエリアをトラムの中から撮ったりしたものを紹介させてください。
香港といえば夜のビルや街灯で昼とはまた違った景色が楽しめますので、その一部始終をご覧いただければと思います。
湾仔~西環のあたりになります。
中環の金融街を抜けていきます。
いかがでしたでしょうか。
香港トラム、特に目的がなくとも、香港島の主要エリアを通っているので、雰囲気を見るのも楽しいですし、ピークトラムで山頂に登る際でも、スターフェリーへ乗る際でも、なんらかのついでに乗ってみるのがおすすめです。
ぜひ機会あれば利用してみてください。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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