#1 興味本位で行ってみたかった、福建省厦門への乗り物移動記(2019 中国・アモイ旅)
こんにちは、あさまるです。最近行ってきた旅行はもちろんのこと、過去の旅行記を気ままに、写真も多く入れながらnoteに綴っております。
今回は2019年5月のゴールデンウィーク期間に、中国は福建省アモイ(厦門, Xiamen)へ3泊4日で行ってきた話を複数回に分けて記していきたいと思います。
中国は、4000年の歴史の中で面白い時代も多々ありますし、昨今でITの発展も目まぐるしく興味ある分野が多い方もいらっしゃるかと思います。
一方で、旅行で行くとなるとなかなかハードルが高いのも事実。旅行・観光目的で入国するのも難しい状況です。
2019年に行ってきたのでコロナ禍前のお話となります。
いつも通り写真多めで紹介していけたらと思いますので、行った気分で読んでいただけると嬉しいです。
そもそもなぜ行こうと思ったのか?
コロンス島に行ってみたかった
もともとのきっかけは、コロンス島と呼ばれる島の雰囲気に興味を持ったためでした。このコロンス島はアヘン戦争から港を開港した経緯から、諸外国の領事館が多くあった歴史があります。そのため西洋建築が多くあり中国でありながら西洋の雰囲気が色濃く残る、異国情緒あるれる島なのです。
2017年にはコロンス島がユネスコ世界遺産に登録され、観光地としてもより注目を浴びるようになったのでした。
航空券がお手頃だった
2019年のゴールデンウィーク、当然ながら国内外各地へ行く人たちで混雑している状況ではありました。その中でたまたま Spring Japan の 東京成田~中国寧波線の航空券がお手頃だったのをスカイスキャナーで見つけたのでした。
寧波は上海の南に200kmほど行ったところにあります。そして日本での知名度はいまひとつかもしれませんが、寧波には阪急百貨店が出店してたりします。
位置的には東京に例えると静岡や福島に相当する感覚でしょうか。寧波を少し観て上海、杭州、蘇州に移動して観光するには最適かもしれませんね。
とはいえ、ゴールデンウィークに上海観光に行くことはあったとしても、さすがに寧波に行ってみようと考える人は多くないのでしょう、Spring Japanで往復25,000円で航空券があったので、発券することにしました。
寧波からアモイまではかなり離れているのですが、それでも寧波から乗り換えて行くのが良いであろうと思い、思いきって行くことに決めました。
アモイまでのルートは後ほど説明します。
おもな旅程
寧波から厦門までは距離にして約800km南方にありますが、寧波からは高速鉄道もしくは飛行機でアクセスが可能です。
私は今回、沿線風景も観てみたいこともあったので、往路は高速鉄道(約6時間)、復路は飛行機(約1時間30分)で移動することにしました。
初日:成田から寧波へ
Spring Japan: IJ101便で成田から寧波へ向かいます。
2019年4月のダイヤでは東京成田8:30発、寧波櫟社国際空港には10:50到着。3時間20分のフライトでした。
※2023年のダイヤでは、成田発12:45発となっています。
寧波国際空港到着後は、空港バスを使って地下鉄駅まで約10分の移動。
寧波市自体はそこそこ大きな都市ですが国際線は少ないため、入国手続きも非常にスムーズ。
ものの十数分で入国できた記憶があります。
市内へは地下鉄が通っているため、地下鉄駅へと移動しますが、空港の出口を出たあとに地下鉄の案内がなくて、焦ったのを覚えています。
空港駅があるにもかかわらず、空港出口から空港駅までは専用バスでないと移動できないのでした。
地下鉄で寧波駅へ。
高速鉄道で寧波から厦門へ
寧波から厦門までは約6時間30分。高速鉄道で厦門北駅まで移動。
長時間移動なので2等車(日本でいうグリーン車に相当)にしました。
車内は日本のグリーン車環境と変わらず落ち着いて過ごせました。
寧波からは沿岸部をひたすら南下。温州、福州、泉州といった沿岸都市を通っていきます。
温州付近での沿線風景は、山々のコントラストがとてもきれいでした。
うたた寝していたら、厦門北駅へ到着。厦門自体は島になっているのですが、厦門北駅は大陸側に位置する駅。地下鉄で45分ほどかけて、厦門中心部である終点「鎮海路(Zhenhai Road)」駅まで移動します。
Suicaみたいな交通カードがあるとのことだったので、購入。
今回は終点の鎮海路駅近くのホテルに宿泊。地上に上がりしばらく歩くと中華城という大型ショッピングモールが。
中華城の地下には、フードコートがありこちらで腹ごしらえ。
厦門は海に近いため海鮮系が多く、食を楽しめる街でした。
石焼きビビンバをいただきました。美味しかった。
初日は朝から夜まで1日中移動で終わりましたが、翌日からは厦門の街とメインであるコロンス島を散策していきます。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。