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生き物と向き合う仕事

こんにちは!Asamal(あさまる)です^ ^

今回は投稿第2弾ということで
#生き物と向き合う仕事  をレビューしていきます!

この本は#田園調布動物病院 の院長#田向健一 獣医師よって
描かれた本で、#エキゾチックアニマル の診療を得意とする田向院長が
獣医師の目線で“生き物”について独特な視点で語られているので、
普段は中々聞けない裏話なんかも綴ってくれてます。

この本を読むと
・臨床現場の実情が知れる
・“命”について深く考えるきっかけになる

僕自身も元々工場勤務で毎日無機質なものを相手にしてきた経験から
いざ動物業界という“命”と隣り合わせの現場にキャリアチェンジをした際に、
この本は自分にとって『勇気』をくれた一冊です。

その中でも僕に響いた3つのセンテンスを紹介していきます!

1)生き物と関わる仕事をしたい若い人たちへ
2)ズーノーシスとは?
3)命を食べるということ

1)生き物と関わる仕事をしたい若い人たちへ

著者ははじめ、「自分の将来を考えるときに、広大な生命科学の分野の中で
自分の興味ある分野を見つけるきっかけになれば嬉しい。」と本文で述べている。

生き物とは、命とは、生きるとは、病気とは、死ぬとはを
6年間の獣医学部生活とその後の獣医人生で学んだ生き物についての知識や考え方を
惜しげもなく紹介してくれている。

ざっくりとしか決まっていなかった僕の“動物に関わる仕事“という考えが
バチっと定まったことを覚えている。

2)ズーノーシスとは?

#ズーノーシス  とは人畜共通伝染病、または人獣共通感染症のことで、
厚生労働省では解りやすいように『動物由来感染症』と言われている。
つまり“人と動物に共通して感染する感染症“のことである。

動物から人、人から動物と感染経路はさまざまである。
豆知識として、人間のインフルエンザはイタチ科のフェレットに感染する。
著者の田向院長はマスクをして辛そうな飼い主さんが
咳や発熱をしたフェレットを連れてきたら
概ねインフルエンザだろうと予測を立てられるらしい。。

近年、さまざまなエキゾチックアニマルが海外から輸入されているが
十分な検疫もなく、そのままペットとして販売されているのが現状。

僕の場合、エキゾチックアニマルをメインとした#動物カフェ を
近い将来開業するためズーノーシスに関する知識や予防はマストである。

3)命を食べるということ

ここの内容は少し熱く、厚く語らせて頂きたい。

みなさんは焼肉はお好きですか?
多分、嫌いという人は少ないかなっていうのが僕の肌感覚で
「月に最低1回は焼肉を食べないと貧血で倒れる〜」と思い込んでいる
お肉大好き人間はこの僕です。。

スーパーに行けば精肉コーナーには牛、豚、鶏と
お肉がズラッと陳列されている光景が当たり前にあります。

ふと、僕らの日常生活の中で、自分たちが食べるために
“動物の命を奪う“という事実からすっかり切り離されてしまっていると感じます。

本書で挙げられている家畜ブタの実情を紹介することにする。

>>トラックによって運ばれた何十匹ものブタは、はじめ広い空間に入れられる。
その先がだんだん狭くなっていて、最後には一列になる。

彼らはビービーと鳴きながらその列を進み、ゴールでは電気ショックで気を失う。
その後、放血されるという流れである。

人間で例えると、ディズニーランドの入園ゲートに並んで
「おっしゃ!パークイン最高!!」とか言ってる間に
眉間を電気ショックで撃ち抜かれているようなものである。。

話を戻すと、いつも食べているお肉には、そう言った現実が
“見えないところで行われている“ということを知っておくべきだ!と思うのは
おせっかいだろうか。

とか言いながら、事業家仲間と昼間から焼肉に行き
「昼間っから焼肉とか幸せ過ぎる〜」と背徳感に浸っていたのはつい先日の僕だ。

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以上が本書のレビューになります。
最後まで読んでくださりありがとうございます!!

ここでは紹介していない本の魅力がまだまだ沢山ありますので、
動物が好きな方や生き物に関わる仕事に就きたい!と考えている方は
『生き物と向き合う仕事』ぜひ読んでみてください(^ ^)

Asamalでした^ ^
またねっ!!

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