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詩劇「メディアマシーン」演出日誌 1 -デウス・エクス・マキナ


神のマシーンは空から降りてくる

やっぱりマネジメント(制作)仕事より、演出とか構成とか考えている方が断然楽しいよね。演技やってるときはそのまた百倍ぐらい楽しいけど。

公演概要

タイトル: 詩劇『メディアマシーン』
作: 岸田理生
公演日程: 2025年7月1日~7月3日(5公演)
会場: Performing Gallery & Cafe 絵空箱

これまでのお話

https://note.com/asakusahanzou/n/n078041b22a67

なんか昨日までの「やらなきゃリスト」はつかれたので、いったんとっぱらって、今日は「デウス・エクス・マキナ」です。


!!!作為的に行われる大団円!?!


これが大団円だ!!

Deus ex machina in Euripides' Medea, performed in 2009 in Syracuse, Italy; the sun god sends a golden chariot to rescue Medea. (Wikipediaより)

以下の記事もおもしろい。

「悪名高いデウス・エクス・マキナとは」ってwww(わかる)

え、これ、あれじゃん。ジャニーズとかがよくやる宙吊りの。


この岸田理生作の「メディアマシーン」は、私はこれまでに2回ほど、バーやカフェで朗読劇として、一人で上演したことがあります。1晩限りで観客も十数名ぐらいのほんとうに内輪の集まりみたいな感じで。で、これまで後半の部分はよくわからなくて、結構手抜きしていた(ぉい)。
この最後のデウス・エクス・マキナの部分も、まあ朗読ですし。特に仕掛けなどもなく、読み調子がグッと盛り上がるくらいだった印象です。

さて、どうする?

で、今回は朗読ではなく、ちゃんとお芝居として、と言っても「詩劇」という象徴的・断片的な詩的テキストなので、たぶん普通のお芝居ではなく、「そういう感じ(どういう感じ?!)」になるわけですが、それでも朗読のときよりは、なんらかいろいろ魅せたいヲキモチが強いわけですよ。

助けて!ChatGPT!


神の声ね。いいね。

というわけで、AIぽい音声を出してくれるアプリを探し、

Voicemakerを使ってみる


そのままだと、抑揚がなさすぎるので、PitchやPausesを細かく調整

できた音声がこれ。いいねぇ。

これをさ、あのシーンで流してさ、カラクリじかけの神が舞い降りてくるわけよ。素敵。
このソフト気に入ったからサブスクするね。

よし、次は


「When the Saints Go Marching In(聖者の行進)」と
<Quo Vadis Domine>我等 何処より 来たりて 何処へ 行くや
だ。どうしようかな。(ワクワク)

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