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モンキーターンの5枚役判別の破壊力について

コンバトラー!!0101です。

皆様は今話題のモンキーターンの5枚役による設定判別をご存じでしょうか?


元はスロマガの有料情報だったので、この件に関しては言及しないでおこうと思っていたのですが、あまりにも無料で情報が出回りすぎているので今更自重しても仕方ないと思いこの設定差がどれだけヤバいのかを解説したいと思います。


モンキーターンの5枚役は設定1で1/40〜設定6で1/23と特大の設定差が存在します。

では実際にこの数値がどれくらい参考になるのかについて触れている人がいなかったので今回はどれくらい役に立つのかについて解説して行きます。

また、モンキーターン以外にも

・番長4で通常時2000回転回して直撃が二回あった
・ヴァルヴレイヴで3回連続rbだった
・ジャグラーで1000回転回してrbを10回引いた

などといった状況の時にどれくらい高設定に期待できるのかを、明確に数値かできるので知っておいて絶対に損しないです。

具体的にどのようにして高設定の確率を数値かするのかというと二項分布という計算を使用します。

これは1/nで起きる事象をx回試行した際にy回起きる確率を計算できる公式です。

ややこしい話になってブラウザバックしようとしたそこのあなた!!
ちょっと待ってください!!

情報化社会というものは便利なもので、この数値を明確に視覚化してくれるサイトが存在します。

皆さまご存じ期待値発信者界隈のレジェンドだくお先生による二項分布ツールを使えば一発で解決します。👇

https://slotjin.com/help-tool/binomdist/



例えば前述したモンキーターン5を500回転回して5枚役を22回引いたとします。

そして本来の出現率の部分を設定1と設定6の数値に当てはめた結果がこちら


設定1


設定6

設定1で22回以上引ける確率はたった0,86%なのに対して、設定6であれば約50%以上の確率で22回5枚役を引ける計算になります。

起きうる確率は60倍もの差で、この時点で1or6という条件であれば6が濃厚となります。

たったの500gで設定を断言できてしまうほどこの5枚役の差は大きくとんでもない設定差といえます。


別の例として番長4で通常時2000回転に対して直撃2回という出来事に対してどれくらいポジティブに捉えていいのかについても上のツールを使えば一発で解決します。

番長4の直撃確率は以下の通りですのでこれを参考に数値を入れて行きます。

ちょんぼりすた様より


設定1


設定6

設定1で約4%、設定6で約25%とおおよそ6倍ほどの設定差となりました。
6倍と考えるとめちゃくちゃ設定差がありそうですが、実際のホールではこの数値に加えて高設定の比率も考えて立ち回る必要があります。
仮に6台中設定6が1台で残りが全部設定1と仮定すると、他の一切の情報を排除しこの数値のみを参考にするのであればこれだけ良挙動だったとしても現時点でこの番長4が設定6である可能性は約50%となります。

思ったより信用ならない数値なんですよね、、、


このように実際の数値を出してみるといかにモンキーターン5の5枚役判別がぶっ壊れなのか理解していただけると思います。

1or6の配分であれば500gも回せば設定がどっちかなんて95%わかってしまうので「もう少し粘ってみよう」なんて都合のいい考えかはせず素早く判断できるようになりましょう!!

また、二項分布はモンキーターンに限らずありとあらゆる設定狙いで役に立つのでだくお先生に感謝してブックマークしておくようにしましょう。


あとがき

本機に限らずレア役ではない共通役って機械割を調整するのにめちゃくちゃ都合がいいんですよね。モンキーターンに限らずスマスロ北斗・幼女戦記・ジャグラーシリーズ・麻雀4など、、、
レア役・AT当選率・特化ゾーンに設定差をつけると機械割の調整が難しく、特に有利区間切断で強烈に出球性能が上がる昨今は上記の数値を少し弄るだけで有利区間切断確率が変わることによって出球性能が大きく変化します。
そのため最も機械割を調整しやすいのが共通役なんですよね
以前まではSammyが特に好んで設定差を設けていた印象が強いですが、前述した通り有利区間によって機械割のコントロールが難しくなった今は今後他のメーカーも積極的に設定差をつけることになると思います。
共通役に着目していると美味しい思いができるかもしれませんね


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